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キール  作者: タコ中
キール
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体験2 説明

勇輝はKANAME支社前に来た。支社の前には報道陣がたくさんにいた。


「今回体験する感想を!」

「選ばれた感想を!」


などたくさんのキャスターからインタビューを迫られたが、勇輝は無視して、KANAME支社に入った。


すると、

「勇輝じゃねえか!」

と言う声で一人の男が駆け寄ってきた。

「お!沢田じゃねえか!」

勇輝は覚えていた。中学校からの親友であるから。

名前は沢田 利哉(さわだ としや)だ。


「勇輝と高校は別になってなかなか会えなかったけどここで会うとはな。」

「そうだな。」

しばし、二人は談笑していた。

「それにしても、ロビーだけでも広いな。」利哉がうらやましく言った。

「ああ、いいよな。」

勇輝も同じことを思った。

「そう言えば、今回なんで選ばれたかわかるか?」唐突に利哉が質問してきた。

「知らねーよ、そんなこと。」ぶっきらぼうに勇輝が答える。

「なぜなら…舞台が野々市じゃん。それで、このゲームのプレイ人数が200人までなんだよ。そして、200人っていえば、この野々市の中学校の一学年分なんだ。」

利哉が説明を始めた。

「それで?」勇輝も興味を持った。

「だから、パソコンでまず野々市にある二つのうちどっちの中学校か決める。そして、卒業年代をパソコンでランダムに決める。そして、この、高校一年になった俺たちが選ばれた。そういう分けよ。」

利哉の説明が終わった。

「なんで卒業生なんだ?」勇輝がきく。

「対象年齢高校だから。」当たり前のように利哉が言う。

「ああ、そーゆーこと。」勇輝は納得したらしい。

「んで、なんでお前が知ってんだよ。」

勇輝は返す言葉がなかった。


よく周りを見ると知っている顔ばかりだった。

「勇輝くーん。」利哉が変な呼び方をした。

「なんだよ。」と、勇輝が言う。

「ここには、俺らの年の卒業生が居るんだぜ。」ニタニタしながら、利哉は言う。

「だから、なに?」勇輝はいじっかしくなってきた。

「お前のコクったやつも居るんだぜ~。」利哉が言う。

勇輝は顔を真っ赤にする。

勇輝は2年の時に告白した女子がいる。学年でもかなりの美女だった。その人に告白してフラれた経験があるのだ。

「バカなこと言うなよ!」と勇輝が言う。

「怒った~こわ~。」と利哉がふざける。


すると、ロビーにある、大きめの自動ドアが開き、中から係員が出てきた。

「今回ご招待させていただきました皆さんはこちらに来たください。」

その声と同時に、ロビーでしゃべったりしていた人たちも立ち上がり自動ドアに向かった。

勇輝と利哉も向かった。




わからない部分もあったと思いますがご了承ください。

誤字脱字もあるかな。

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