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第46話 攻略の果てに

 朝日の眩しさに僕は目を覚ます。

綺麗なベットと温かい毛布、見たことのある天井や壁…どうやらここはリッツさんのお屋敷の部屋らしい。


起きてからはリッツさんをはじめ、母やハーミットにも心配され、ガーディさんには体の骨が折れてしまうくらい強く抱きしめられた。


 どうやら僕はミノタウロスとの決戦を終え、魔力切れで気絶してしまったらしい。

 魔力だけでなく、体力、気力をすり減らして戦い抜いた結果、1週間ほど気を失っていたという話だ。


 ダンジョンのボスはあのミノタウロスだったらしく、リッツさんに背負われて階段を登った先は大木に繋がっており、追加のダンジョンアイテムを手に入れることができたらしい。


 僕の手に入れたダンジョンアイテムは、白い石を生み出すアイテム。

 ミノタウロスの部屋にあったアイテムは、環境に関わらず植物の成長を促すアイテムだったらしい。


 僕のアイテムを活用して、大穴の復旧と街の城壁の建築が一気に進んでいるという話だ。

 植物の成長を促すアイテムは、一瞬で収穫できるようにはならないらしいが、薬草、果実、根菜など幅広く効果があるらしく、食料事情が少しだけ改善されることになりそうだ。


僕たちがダンジョンアイテムを手に入れたこと、天空石手に入れたことを大々的に報告すると、リッツさんへの不信感は消え去ってらしく、今では街の多くの人が復興に協力してくれるようになった。


協力する人が増えれば増えるほど、屋敷に訪ねてくる人が増え、もっと広く情報を集めて精査し、正しく対処できる人を派遣するという流れが生まれたことによって、街の中心には『ギルド』と呼ばれる巨大な集会施設が作られることになった。


『ギルド』の初代のまとめ役、ギルドマスターはもちろんリッツさんだ。

 ギルドからの要請を張り出す掲示板、町民からの要請を張り出す掲示板が分かれており、街の人はそれぞれ自分にできることを取り組み、報酬として金品や食料などを得ている。

 こうして依頼を受けて、街の外に行ったりして活動する人は『冒険者』と言われるようになった。

 

 報酬もギルドの掲示板に張り出す際に預けるため、スムーズに報酬のやりとりができたり、イレギュラーが発生した時にはギルド側から支援や追加の請求をすることで、当人同士が揉めることも無くなってきている。


 この街にはまだまだ課題も多く残されているけど、みんなで力を合わせることで乗り越えられるとみんなが信じている。

 ちなみに、天空石とミノタウロスを討伐した白金の剣は、みんなに誠実であるという証、そしてどんな困難にもギルドは立ち向かうという証としてギルドの大広間に飾られている。


 僕も回復した今では、ガーディさんについていきながら狩猟の依頼をこなしたりしている立派な冒険者だ。

 リッツさんはギルドの依頼としてウェスタンへの救出を張り出してくれるらしく、ようやくレントさんの想いも繋いでいくことができそうだ。


 先はまだまだ長いけど、みんなを守り世界を旅する目標は変わらない。

 新しく作ってもらった剣を手に僕は今日も街の外に繰り出していく。


「みんな!行ってきます!!」

一旦目標文字数も到達したので完結とします。

評価や感想次第では先の考えていた展開も交えて再会もあるかもしれませんが…


拙い文書でしたが、ここまで見ていただけて嬉しかったです!

ありがとうございました!

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