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35話 三つ巴の邂逅

 ◇



 夜明け前に街へ出た。ラジやアムゼルに気付かれないように抜け出すのは面倒だったが、連れて行くわけにはいかなかった。

 昨日のクレイズの話では、アドラスは街に居ると言う。アドラスがまた何か悪巧みをしていたら止めなくてはいけない。それは、他でもない俺の責任だと思うのだ。

 だってアドラスの目的は俺にある。俺が忘れてしまった記憶の中に。それを思い出させるためなら何でもするだろう。周りを巻き込まないで欲しいのだが、アドラスは素直に話を聞くタイプではない。


 さてどの辺りを調べようかと歩いている内に、リゾート施設がある歓楽街に来てしまっていた。夜明け前だと流石に静かなようで、人っこ一人いなかった。歓楽街の街並みは他の石造りの街並みと違い、黒っぽい板を何枚も並べたような屋根と白い壁が目立っていた。窓枠や、二階部分の柵は赤色で統一されており、木枠だけで流線型を描いている窓枠なんかもいくつかあった。道は石畳みであることには変わりないが、正方形に切り取られた石が並べられている。ウェルダネスの道は適当な大きさに切った不揃いの石畳みがほとんどなので、こちらの方が統一感があって綺麗に見えた。

 そんな薄く霧が立ち込める石畳を進んでいると、ふと物陰に気配を感じた。

 アドラスの気配の場合であれば、花のような匂いがするが、今はもっと甘ったるい変な臭いがする。むしろ歓楽街全体にこの臭いが充満しているような気さえする。匂いで判断するのは難しそうだ。でもきっと物陰の気配はアドラスではないだろうと判断して、無視して進むことにする。アドラスならコソコソ隠れたりしないだろうから。

 すると、気配がついてくる。どうやら尾けて来ているようだった。

 撒くのも面倒なので迎え撃つため適当な路地裏に入った。


「っ!?」


 その瞬間、先に路地裏に居た何者かに正面から襟首を掴まれ、脇の建物の裏に引き摺り込まれた。そのまま建物の壁に背中を打ち付けられ、襟首を掴んだまま腕で首を押される。


「な、にすん……」

「静かに」


 低い声だ。たった一言ではあったが、鋭い声だった。

 ようやく男の顔が見え、俺は驚いた。先日路地裏で誰かと話していた軍服のようなロングコートの男……確か、シャスと言ったか。


 ―――

 シャスフィオーレ・クロスレイン

 年齢:27

 ジョブ:王立軍警 Lv.65

 HP6500/6500

 MP5400/5400

 スキル:水68 剣90 気配探知68

 諜報65 探知60

 称号:≪翠玲の冷血漢≫

 備考:王直属諜報機関レスクード所属

 ―――


 翠玲て……男に使うか? ものすごく女子に人気ありそうな称号だ……。

 薄暗いが確かに端正な顔立ちをしているような気がする。色が抜けたような白い短髪に、射抜くような鋭い瞳。色はくすんだ桃色。遠目で見た時と同じだ。

 暴れようと思ったところで、俺を尾けていた気配が路地裏に入ってきた。気配の人物は建物の隙間に隠れた俺達に気付かなかったようで、そのまま通過して行ってしまった。

 その時一瞬だけ見えた姿は、これまた見覚えがあるもので……。

 あれは、ゲイルだった。ウェルダネスに来る時に護衛した商人の男。何でゲイルがこんな人のいない歓楽街に? 俺に気がついて声をかけようとしたのだろうか。それなら静かに跡を尾けるなんてしなくても良いのにな。


 しばらくして、シャスが息を吐いた。だが俺の首を絞める力は緩んでいない。苦しいが意識が落ちない程度。抵抗しようと思えばできるのだが、どうしようかな。


「質問に答えろ」

「喋りたくても、苦しいんだが?」

「息は吸える筈だ。問題ない」


 この男、聞く耳持たないタイプかも。


「先程の男とは知り合いか?」

「……通り過ぎてった奴か? 知ってたらどうなる」

「質問しているのはこちらだ」


 ぐっと首を押す腕に力を込められる。流石にちょっと顔を顰めてしまう。衝動的に蹴り上げたい。でも抵抗して目をつけられるのも厄介だ。


「何で、俺のこと尾けてきたのかは知らないし、俺がここに来たのも偶然だが、あいつの事は知っている」


 答えたのにさらにぐっと力を込められた。思いっきり顔を顰めたら、少しだけ緩んだ。空気が掠れるような浅い呼吸しかできない。


「……あの男は何者だ。お前とはどういう繋がりがある」

「なんでそんな事お前に言わなきゃ……」


 言い終わる前に首を強く押された。腕をバンバン叩いて話す意思を示す。こんなの尋問じゃないか。街中で何てことしやがる。


「っ、あいつは商人のゲイルだ。あいつをウェルダネスまで護衛する依頼を受けただけだよっ」

「では、あの男の扱う商品はどんなものだったか、知っている限りを……」


 シャスが尋問を続けようとしたところで、素早い動きで横に飛んだ。俺は解放され、腰から崩れ落ちる。つい咳き込んでしまう。シャスは何かを避けるように路地裏に出た形だ。

 シャスの視線を追えば、そこには振り上げた足を下ろすアドラスがいた。


「てめえ、何やってんだ」


 どっちに言ったのかわからないが、アドラスがそう呟く。アドラスは両手を革製のパンツのポケットに突っ込んだままシャスを睨みつけており、シャスは腰に刺した剣に手をかける。まさに一触即発。


「待てアドラス!」


 俺は慌ててアドラスの前に立ち塞がる。


「退けよボンクラ。てめえが虐められてっからそこの野郎をぶっ殺してやろうとしてんじゃねえか」

「過剰防衛だからなそれ!? あと虐められてないから! ややこしくなるからステイで! 待て! ハウス!」

「うるせえ指図すんじゃねえ」


 アドラスがシャスに向かっていこうとするので、胴体にタックルかまして進行を止めようとする。地力の差がでかいのでズルズル押されているが、今のうちに逃げてもらうしかない。


「おい、話しは終わりだ! さっさと逃げろ!」

「まだこちらの質問は終わっていないが……」

「そんな場合じゃないの見てわかれよ!」


 シャスは渋々といった風だが、抜きかけていた剣を戻して颯爽と街に消えた。

 その姿を見送って、俺は息を吐く。


「ふー。危ない危ない」

「オイ、ボンクラ。いい加減離せ」

「おっと。すまんすまん。いやー危なかった。お前が出てきちゃったら話がややこしくなるからな。去ってくれて助かったわー」

「チッ。わざと好きにさせてたのかよ」

「だって下手に抵抗して目付けられたくないだろ? てかアドラス、ありがとな。お前が助けてくれるなんて思わなかったからいっそ感動した」

「うるせえぶっ殺すぞ」

「ははは」


 ひとまず騒いでしまったので場所を変えることにした。アドラスも意外にも大人しくついてくる。歩いているとダンジョン前の広場にたどり着いた。まだ他に人の姿は無い。


「さて、アドラス。今度は何を企んでる?」


 噴水に腰掛けて、アドラスを見上げた。アドラスは存外大人しく、両手をポケットに突っ込んだままこちらを睨みつけている。


「……まだ何にも企んじゃいねえよ。百年越しの計画が失敗したんだぜ? そう簡単に次の手なんて思いつかねえ」

「じゃあ何しにこの街に来たんだ? 観光?」

「あぁ? んなわきゃねえだろ。人間が面白えもん作ったみてえだから見に来ただけだ」


 つまり観光じゃんってツッコミ入れたら拗ねて帰ってしまいそうだ。我慢しよう。


「面白い物? なんだそれ?」

「てめえに教えてやる義理はねえなあ」


 アドラスは得意げにフフンと笑みを浮かべた。


「そっか。まあ俺にだけ被害が来るなら好きにすればいいさ。それよりクレイズは回収してくれたか?」

「あのガキはミノタウロス如きに刻まれてしばらく再起不能だ」

「簀巻きはやり過ぎだったか……」

「寝てる間にやられたんだと」

「さいで」


 クレイズの状況を知っているって事は回収してくれたって事なんだろう。相変わらず素直に答えてはくれない奴だ。


「俺が聞きたかったのはそんだけ。アドラスは? なんか言いたいことがあるなら今のうちだぞ」


 俺は立ち上がって伸びをする。アドラスは仄暗い視線を俺に向けていたが、得意の舌打ちをして目を逸らした。言いたい事はあるが、言う気は無いようだ。


「じゃ、そろそろ戻らないと仲間が心配するから。またな」


 アドラスは答えない。俺は宿屋があると思われる方向に歩き出す。


「オイ」


 別れ際、アドラスに声をかけられた。


「何だ?」

「てめえの宿はそっちじゃねえ」

「マジか……送ってくんない?」

「誰がそこまで面倒見るかバーカ」


 アドラスはさっさとワープゲートを出現させて次元の彼方へ消えてしまった。ただ去り際に、さり気なく指差してくれたので、そっちの方向に宿屋があるのだろう。

 なんとも言えない笑みが溢れた。

 何だろう、この素直になり損ねた年頃の息子を持った気分。


 とはいえ宿屋には無事に戻ることができた。


「どこに行ってたの?」


 男子部屋に戻ると、身支度を終えてベッドに腰掛けているアムゼルがとってもいい笑顔で尋ねてきた。ラジは腹を出して寝ている。


「あー……クレイズがな、アドラスは街に居るって言ってたんだよ。だから変なことしてないか見るために探しに行ってたというか……」


 ラジの腹をしまって布団を掛け直してやりながら答えた。下手に隠すのも変な気がして正直に言ってしまった。


「見つかったの?」

「どちらかと言うと見つけてもらった方だな。何でかアイツ、俺の居場所がわかるみたいで」

「へえ……それは……危険だね」


 アムゼルの懸念はもっともだった。クレイズが十階層のボス部屋に出現したのもアドラスが送ったからだし、ウェルダネスまでの道のりでもそうだし、アドラスは俺の居場所を何らかの方法で把握していると見て間違い無いだろう。つまり、いつでもこちらに介入できて、いつでも悪さができるということだ。


「アムゼルとか、他のメンバーに手を出したら容赦しないとは言ったけど、素直に話を聞くタイプじゃないからな……十中八九迷惑かけると思う。すまん」

「先に防げないのかな?」

「対策のしようがないんだよ。もう少し記憶が戻れば、アドラスに対抗する手立てがあるかもしれないが、現状では何やっても勝てる気がしない」

「なるほどね。じゃ、僕が気を付けておくよ」

「頼もしい限りで」


 そういえばリゾート施設の事件の話はしたが、王都の軍警が来ている話はしていなかったな。さっき会ってしまった件と合わせてみんなに報告しておく必要があるか。


 しばらくしてメル達が身支度を終えてこちらの部屋にやってきた。ラジを起こして支度させ、下の食堂で朝食を取ることにする。


「王都の軍警……ですか?」


 昨日と今朝に会った人物について共有した。


「ああ。繋がりがあるかはわからないが、何かの事件を追っているみたいだった」

「その方のお名前はわかりますか?」

「シャスって呼ばれてたぞ。名前はシャスフィオーレ・クロスレイン」

「………」


 メルは誰にも聞こえない声で呟く。俺は唇の動きで読めてしまうので、「彼が……まさか」と呟いていたのだと分かってしまった。ただ、あまり触れない方が良いかと思い、他のことを話すことにする。


「そいつはゲイルのことを調べているみたいだったな」

「ゲイルさんですか……確かにクリーンな商人とは言い難い感じではありましたね」

「事件自体は俺達には関係ない話だし、気にしなくて良いだろうとは思うんだが、俺はそいつと面識ができてしまったからな。何かあったらすまん」

「いえ、話してくださってありがとうございました」


 報告もそこそこに、準備をして今日から十一階層攻略開始だ。

 十一階層は、言うなれば砂漠だった。

 だだっ広いエリア。目印になりそうなものはない。唯一入ってきた転移装置がある位置に、台座のように円形の石場となっているだけだ。ゴールとなる次の階層の転移装置も同様の見た目であるらしく、入り口との違いはボスがいるかどうからしい。


「ここから十四階層までは、砂漠や荒野などのフィールドになるようです。どの階層もボスは種類があって、ランダムで出現するそうです。この階層から十三階層まではデスワーム、シャドースコーピオン、スフィンクスの三種だそうです。どれも強敵ですが、被ることもあるので一度倒せば攻略法が見えてきそうですね」


 いつものメルの情報を頼りに、砂漠を進む。全員厳しい日差しを避けるためフード付きの外套を揃えた。着込んだ方が涼しいと言うのは不思議だ。それにしても、砂に足を取られて歩きにくい。景色はどこまで行っても砂。雲ひとつない青空。地平線の遠くの方がゆらゆらと揺らいでいるように見える。蜃気楼だ。熱気が激しく、呼吸をする度に乾燥した空気が入ってくる。非常に喉が渇く。だがあまり飲み過ぎると逆に汗で消費してしまうので、少しずつ摂るのが良いらしい。


「下から来る。三体だな」

「各自戦闘準備! 全方位警戒!」

「応!」


 俺の言葉を聞き、アムゼルの掛け声で全員警戒する。砂漠地帯は視覚もなく全方位から敵が来る可能性があるので、陣形にも気を使う。正面はアムゼル、両サイドをメルと燦花、背後を俺で固め、中心に魔法担当のソルティとラジを配置。


 警戒した直後、アムゼル、メル、俺の前に一体ずつ蠍型の魔獣が砂から現れる。サンドスコーピオンという魔獣で、鋏は鋭く、尖った尾には毒がある。人より大きい個体だが、動きも素早く、ジャンプ力がある。

 メルの方に出現した砂蠍が飛び上がり、ソルティ達の方に突っ込もうとする。すかさず燦花が間に入り、脚を数本切り捨てた。メルが短剣を抜いて追撃する。弓だと仲間に当たる危険があるからだ。

 アムゼルは一体引きつけ、盾で砂蠍の尾を弾く。

 俺の方はさっさと片付けた方がいいか。


「大気より生まれる氷のつぶて、うち抜け! 『アイスブラスト』」

「『フレアショット』」


 ラジとソルティが魔法で援護してくれる。氷の礫と半ばレーザーのような火の矢が放たれた。礫によって尾が弾かれ、火の矢によって片方の鋏が吹き飛んだ。


「ハッ!」


 怯んだ隙に懐に潜り、斬撃をお見舞いする。残っていた腕を根本から切り落とす。弾かれていた尾がものすごいスピードで顔に迫る。転がって躱し、振り向きざまに刀を突き刺す。横っ腹から刀を抜き、飛び乗って頭にも突き刺し、砂蠍は絶命した。

 俺はすぐに飛び降りて燦花とメルが対峙している砂蠍に向かう。脚を切られているので動きがぎこちないが、尾を激しく振り回して牽制していた。


「ラジ! 雷魔法を使え!」

「はい! 放てじんらい、我が敵を貫け! 『ボルトショット』!」


 電撃の弾丸が砂蠍に命中し、ビクンと身体が跳ねた。


「今だ!」

「やああ!」


 燦花が正面に突撃して剣を振る、振る、振る。

 斬撃を食らった砂蠍が動きを止めたので、横から心臓の部分に刀を突き刺しトドメを刺した。


「次!」


 アムゼルが相手にしていた砂蠍にメルが矢を放ち、見事目に命中する。

 仰け反った隙を逃さず、アムゼルが思いっきり大剣を振り下ろした。砂蠍は綺麗に真っ二つとなった。


「ふう……思ったより強くないね」

「プチリザードマンの方が厄介だったわ」

「あれは数も多かったですし連携が取れていましたからね。こっちはバラバラで攻撃してきますし、大きさや素早さは注意すべきですが、各個撃破できればあまり脅威ではないでしょう」


 おお……勇者っぽいなこいつら。なんて感心していたら、ラジがフラついた。ソルティが慌てて肩を支えていた。


「魔獣よりもこの環境がネックだな。いつ終わるかわからないってのは精神的にも負担が大きい」


 俺はラジに水を飲ませてやりながら呟いた。

 道中の敵は問題なく倒せるが、砂漠は目印らしい目印もないので、ひたすら歩くしかない。

 せめて日陰があれば休めるのだが……。


「ふむ。ないなら作ればいいのか」

「ロス様?」


 心配そうに見上げるソルティの頭を軽く撫でる。辺りに気配がないことを確認して、魔法を唱えた。


「『ロックウォール』」


 唱えると、砂から斜めに板状の岩が迫り出した。これで影ができる。

 日差しが遮られるだけでも、体感温度がかなり違った。


「ありがとうございます。少し休みましょう」


 接敵自体は少なかったが、長時間歩き通しだったので意外と疲れていた。皆日陰に入り少し休む。

 ラジにはもう少し水を飲ませ、小さな革袋に水と氷を魔法で生成した氷嚢を作ってやり、ラジの首筋に当てた。

 ラジは気持ち良さそうに目を細めている。


「油断していると熱中症になりかねませんね。夜になれば涼しいかもしれませんが、魔獣が活発になるみたいなので危険そうですし……」

「一つ方法はあるんだが……」


 氷魔法に辺りを凍てつかせるアイスウィンドという魔法がある。その魔法の威力を極端に下げて、俺たちの周りに移動型のバリアを張っておいて、その中を循環させるようにして発動させれば涼しい部屋の中を歩くような感じになる。

 ちょっとズルいので提案を渋っていたのだが、この暑さだとラジが真っ先に倒れそうなので話すことにした。


「つくづくロスってチートよね」


 燦花がぽつりと言う。


「ちーとって何だ?」

「何でもできてズルいって意味よ」


 それを言ったらアムゼルも相当チートだと思うが。


「仕方ないよ、何たって魔王だし」

「魔王ですし」


 アムゼルとメルが物知り顔で頷く。


「何だよせっかく案出してやったのに」

「ごめんロス、拗ねないで」

「お菓子持ってきましたから、機嫌直してください」


 俺は自分の額にピキッと青筋が浮かぶのがわかった。完全に子供扱いされている。

 俺がジト目で睨むと、二人は揶揄うのをやめた。でも菓子はもらった。


 結局俺の案で進むことになり、その後は快適に砂漠を探索するのだった。

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