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バックヤード

作者: ともるん

実家に置いてあったワープロ本体とフロッピがいつの間にか処分されていました。

そのため、創作物の大半を失います。


プリントアウトしてたものがいくつかあったので、それを元にパソコンに移行。


「恋する船」だけは、当時ジオシティーズ(web)上に置いてあったものです。

(これはアン・マキャフリーの「歌う船」のオマージュとして書いたもの)


(カセット)テープとか今となっては懐かしい単語もそのままにしています。


ちなみに、マキャフリーの著作では「パーンの竜騎士」シリーズが一番好きでした。



「聖玉と巫女の物語」はタニス・リーの「平たい地球」シリーズと、カレン・A・シグネルの「女性の夢」に影響を受けています。



書くことは苦手で、読みにくい文章だと思います。

あまり直し過ぎると当時の雰囲気が消えてしまいそうなので、そこまでガラリと変えていません。ただ、口語ではおかしくないけど文語では直した方がいいのかなと思う二重表現や、逆に口語だと単調に感じる文末表現が気になるので、そこは時間があるときに直していきたいと思います。


読むことが好きなのですが、お腹いっぱいになると「書く」ことでバランスをとるようになります。書くことで読むための空き容量を増やす感じです。


だから読むことも書くことも趣味なのですが。


でも、生まれてしまったものにはそれ独自の生命があるようで、他とコミュニケーションをはかろうとします。


自分が死んでもなお生き続けるのなら、そういう場所が必要かと思いました。


しまいっぱなしの末、処分させられてた創作物が気の毒に思えてしまって。



誤字脱字は直していきたいと思っています。(誤字脱字報告ありがとうございます)



<当時、読んでいた書物たち>

 

ポール・ギャリコの小説。

 

トマス・ムーア「ソウルメイト」……いわゆるスピリチュアルな先天的「運命の人」という概念ではなく、手紙や会話で「土塊」を耕しましょうっていう後天的な意味のソウルメイトです。「愛着からの逃走」の項に出てくるアポロとダフネの神話説明で、アポロから逃げて月桂樹に変身していくダフネの描写が綺麗で、この下半身が木になってるシーンは「聖玉と巫女の物語」に使わせてもらいました。日本語版は絶版みたいで残念です。


東宏治「ムーミンパパの手帖」……著者の感じ方や考え方が面白かったです。フィクションの感想はその方のフィルターがかかるので、トーベの人となりや彼女が描きたかったものとは違う風に捉えられるかもしれないけど、その十人十色なところが素敵です。事実とは違うかもしれないけど、ムーミンの物語を通して東宏治さんの世界観を見せてもらってる感じです。


松村潔「神秘のサビアン占星術」……占いというより、文章からのイメージ力が魔術的でキレイだなぁとパラパラ眺めていた本です。


カレン・A・シグネルの「女性の夢」……この本の中に出てくる女性たちが見てる夢に触発されて(?)見た夢が「聖玉と巫女の物語」です。この物語の半分くらいは夢で見たそのままのストーリーです。アルマンがトゲのついた花を、血が流れるのを気にせずに手折ってくれたところまで。続きが気になったので書き始めた感じです。



また思い出したら追記します。



<キャラクターのモデル>


女性はポール・ギャリコの小説に出てくる人かもしれません。


実在の人の言動や出来事をデフォルメして書いてますが、詳細は書けません。その方たちは生きてらっしゃるので。(時代や世界を現代にするとリアルすぎるのでファンタジー変換してます)


他には、やっぱり夢の中に出てきた人物をモデルにすることもあります。


「解けない魔法」のアクセルは夢の中に出てきた人物です。中世ヨーロッパかどこかの貴族で何不自由しない生活をしてたけど、家族との縁が薄くて、心の中は空虚。どんなに物に溢れて、ぜいたくな物に囲まれてても、一家の団欒てものを知らなくて、何を見ても感動しなかった。物語では外国逃亡って筋書きにしてたのに、クリスに会いたがったから(なんでだろう?)って考えたときに、「あっ、そうか。つながってたからか」って。


カイン先生も夢の中の人物です。色んな研究してる変人っぽい人で、錬金術?みたいな魔術的なこともやってました。(ルネサンス期っぽい雰囲気)

そしたらお色気で誘惑してくる夢魔みたいのが出てきて邪魔をするから、カイン先生のモデルの人はイライラしてて。性欲がないわけではないけど、それよりも知識欲が凌駕してるようなマッドサイエンティスト的な理解し難い人でした。カイン先生はかなりマイルドにしてます。

マギーが夜遅くに呼ばれたとき、本当は館に泊まってるのですが、どうしてもそのシーンを描かせてもらえませんでした。カインが居間のソファで寝て、マギーがカイン先生のベッドで寝るのですが、深夜にマギー(に扮した)夢魔が誘惑してくるっていうシーンです。これを2回書いて、2回ともデータが飛びました。なんか怖くなって断念しました。マギーのお色気シーンを描くなってことかなと思い、ここからカイン先生けっこう独占欲強い?ってのが生まれました。

本当はシーザーの初出はこのシーン(夢魔に騙されるなって声の出演)のはずが、カットになったので登場はずいぶん後になります。


ちなみにアクセルの光の名前はレオナルド・ダ・ヴィンチの正式名から拝借してます。


あとは微生物の本を読んだときにいろいろと変な夢を見ました。

 

1つは日本のいつの時代か、妖怪とか信じられてる頃の。私は空気中に漂ってる菌みたいな微小な生き物で、人には見えてなかった。厄神とか妖怪の悪さは細菌とかウィルスによる病気だったのかもしれない。菌の私は人にとりつく「妖怪」って言われてた。そしたら白い神様みたいな人(まぶしくて姿は見えない)に「抹殺する」って言われて、キョトンとした。そこへ黒い神様みたいな悪魔みたいな人が現れて、命乞いしてくれて。「この子はまだ善悪がわかっていないから人間を経験させましょう」って。そっから暗い穴に放り込まれて目が覚めた。


もう1つは地球じゃない荒廃した惑星の子供だった(夢)。大人たちが実験で過去の惑星(地球)に生命の種を蒔いて、微生物や植物や恐竜や動物が生まれた。子供は大人の目を盗んで、こっそり地球に遊びに行って、地球の生命体(首長竜の子供っぽかった)とコンタクトをとって友だちになる。テレパシーみたいな意思の疎通ができた。だけど、宇宙人?未来人?は理性とか知性とか宇宙の普遍的な存在だったので、死がある生命体との別れが悲しくて。そしたら地球の生命の祖先が忠誠を約束してくれた。姿形が変わっても、命をつないでずっと友だちでいるから、って。その後、子供は大人たちに未来へ連れ戻されたけど、いつかきっとまた友だちに会える、命をつないで会いに来てくれる、って思った。生命を作るときに、未来人たちは自分たちの一部を分け与えたから、地球の生命たちは半分は宇宙の普遍的なものとつながってる、って設定。「友だち(地球の生命体)に会いたい」って泣きながら目覚めたっけ。


変わった夢はたくさん見てるので、また時間があれば雑記の方に書こうかなと思います。人の夢はくだらないと言われてるので申し訳ないですが、ご自由に創作の素材にでもしていただければと思います。


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