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プロローグ

ようやく始まったな…始まったな~って思う、結局はどうあれ自分の書きたい物語を描けばいいのにいつまでも悩んで悩んで苦しんでの繰り返しとブラック会社に酷使される毎日だからなかなか書けない毎日でしたが、ようやくストーリーがまとまったのでこれからよろしくお願いします、ちなみに俺はホモではない、男の娘は好きだけど…

それはとある晴れた春の朝、カーテンから日の光りが差した午前6時、一人の“少女”は目覚まし時計の音を止めてのっそりと気だるそうにベットから起き上がる。


「う…うぅん…」


ぶっちゃけここからの二度寝は最高に気持ちいいのだが心を鬼にしなければならない


「さてと…」


Tシャツにジャージという寝間着姿で歩き、キッチンにある冷蔵庫に入ってる牛乳をコップに入れてぐびぐびと飲む。


「ふう…朝か…」


”少女“の名は秋月之乃(あきづきゆきの)、4月より一人暮らしを始めた16歳の高校生である、まだいろいろと慣れないことだらけで生活は忙しいが楽しくもある


牛乳を飲み終えた“少女”はバスタオルと着替えを持って風呂場に向かい日課の体重と身長の測定を行う、ちなみにこの体重や身長も測定できる機器は通販で買ったものだ。


「………ちっ」


測定された結果を見て“少女”は不機嫌そうな顔をした。


(体重はちょっと増えてるんだけど全然身長が伸びてない…)


ちなみに身長155センチで体重は45キロの黒髪が背中まである、一見すればごく普通の“少女”である


(毎日牛乳飲んだり、身長が伸びる体操とか毎日やってるのに…)


現実は残酷である、“少女”はシャワーを浴びる為、Tシャツに手をかけた。


その華奢なスレンダーボディーにすべすべの白い肌、綺麗な黒髪、おお…まさしく女神…女神である、そして今まさにTシャツに手をかけ…


「ちょっと…心の声ただ漏れなんだけと…あと着替え覗くな!」


すると扉が開き、現れたのは制服を来た一人の女子高生だった。


「おお~気付かれてましたか失礼、そして私の可愛い彼女よ、おはよう!」


「誰が彼女だ!誰が!?」


“少女”がツッコミをいれるのと同時に当たり前のように部屋に入って来たのは同じ高校生で同じクラスの女子高生の崇宰琴絵(たかつかさことえ)である、ちなみに琴絵は之乃と同じく髪は背中まであり、身長180センチでグラビアモデル級のスタイリッシュさ、同じ高校生とは思えない人だ。


「というかいつからいた?」


「んー…起きる1時間くらい前、ちょっと寝顔を見たくて…」


「思いつきで人のアパートに侵入してくる神経疑うよ…ってか1時間もいたの!?」


「大丈夫、もう充分満足したから」


「それは聞いてない!あと写真とか撮ってないでしょうね?」


「ひゅーひゅー♪」


あまりにも下手くそな口笛をする琴絵


「撮ったわね?」


「さ、さあ?寝具が猫柄だったり猫のぬいぐるみが置かれてたり、寝顔や寝相の写真とか撮ってませんよ」


「撮ってたじゃない!」


「彼氏として当然の権利です」


「くっ!悪びれもせず言うとか…ツッコミたいところいろいろあるけど、とりあえずシャワー浴びたいから風呂場から出て待ってて」


「えー減るもんじゃないし、じゃあ一緒に風呂入ろう♪」


悪びれもせず琴絵は言った。


「遅刻するでしょ!?あと恥ずかしいからダメです!」


「えー、”見た目“的に問題ないと思うんだけど…」


「ダメったらダメです!だって私は…琴絵の彼氏で男なんだからなぁぁぁぁぁっ!!」


その朝、之乃の渾身の魂の叫びが部屋を通り越して近所全てに響いた。
















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