姉とメイド
最初にあった少女は一つ上の姉で、シンシアというらしい。
ものすごい美少女だ。
まだ胸はないし体型も幼児というわけではないが小学校低学年らしい感じで、これからの成長次第だが素晴らしい逸材と言えるだろう。
とはいえ、俺はロリコンではないので微塵も興味はわかなかった。
もしくは、姉だからわかなかっただけかもしれない。
「昔から病弱だった上に寝込んで心配してたんだよ。なのに、目覚めたら急に指を噛みちぎっちゃうんだもん。悪魔かなにかに取り憑かれたかと思っちゃったよ。」
との事である。
しかし、あれ以来俺は特に病気もなく平然としている。
実感がわかない。
前世でも至って健康だった訳だし。
「もう。シャノンは私がいないとダメね。一人で勝手しちゃダメよ、私が面倒見てあげるんだから。、、、
、、、そして、将来は結婚してあげるんだから。」
とか、そんな内容の事を言ってくる。
正直めちゃくちゃかわいい。
だが残念ながら俺は王女と結婚すると心に決めてるんだ。
そもそも、この世界においても兄弟で結婚はできない。
腹違いでも無理だが、彼女は同腹の兄弟だ。
なおさら不可能だ。
そんな事を考えつつ。
「わー。ありがとー。嬉しいな。」
とか、適当に機嫌をとっておく。
ちょろい。
そこも含めてかわいいわけだが。
次に姉と一緒に来た10代半ば程と思った人は、17歳で俺の専属のメイドという事だった。
公爵家なら普通にもっとメイドいるだろ、寄越せと思ったがこの世界ではこんなものなのかもしれない。
今日も今日とて彼女に体を洗ってもらったりしている。
もちろん彼女も裸だ。
素晴らしい。
前世ではソープなど金の無駄とか思ってたがこれは最高かも知れない。
考えを改める必要がありそうだ。
いや、この年齢ではなにも楽しめ無いけどね。
体もまだ反応しないし。
「ふふ、弟が出来たみたいで楽しいわ。シャノン君ったらかわいいのに、おませさんなんだから。」
とかいいつつ胸に顔を埋めるくらいなら許してくれる。
後頭部だが。
正面から抱きつくとかのそれ以上の事は試した事はない。
多分ドン引きされる気がする。
これくらいならまだ歳下のかわいい男の子くらいで許されるだろう。