75話『他の体』
「君のおかげで助かった、お礼はいつかさせてもらうよ!」
「いや良いんだ、俺もあなたのような童貞に会えて良かったよ、1人の童貞として誇りに思うよ」
「なあ、さっき隠れた少年はどう……」
ディビーが質問したが
「ではまた! お元気で!」
「そっちもお元気で!!」
「おい聞けよ!!」
と無視を決め込まれた。
「さてと、他の体を探しに行くか!」
「もういいわ、しょうがねえな! 取り敢えずの目的は初代悪魔を倒すことだし、頑張るか」
といって旅は続いた。
「腕にホント足が戻ったんですよね?」
「ああそうだ、後は胴体とち○こだけだな!」
とサターテは嬉しそうに言った。
「あともう少しだ、あともう少しで童貞の武器オナニーが開始できる」
「童貞以外も出来るがな……」
とディビーは呆れたように言った。
「そんなこと言うなよ、あれは童貞の独占権のようなものだ! きっと! 多分」
ディビーはサターテの自信のあるようでなさそうな言葉に
「あそう」
と興味がないように返事した。
「ところで次はどこにあるのか見当がついていますか?」
するとサターテは
「ああ! ここだ! 俺のいた日本にどうやら集まってきてるらしい」
「何でまた?」
「そりゃ上級悪魔が何度か集まった場所だからだろう?」
「え……それってお前の友達とお前自身?」
「あたりまえだろ! 悪魔が地上に出ることが少ないのは地上に影響が出てしまうから神から絶対禁止になってんだよ! 俺は無視るけど」
とのほほーんと言った。
「お前が一番問題なんだな……」
「多分魔界捨てられてのもそれが原因かもしれんが関係ないと俺は今でも信じている」
「そうか……」
何を言っても馬鹿な回答しか出てこないことを悟りディビーは質問をやめた。
「さてと、回収するか」
「日本には5時間で着くように手配しています」
「埜羅さんもありがとうございます」
「いえ」
そうして日本へと戻った。
「お帰り……」
そこにはルシーフェとアンモがいた。
「……アンモはともかく、お前は何でいるの?」
「いちゃま……」
「マアリちゃん! 商品は使ってみてどうだった!」
「ありがとうございます、あまり使わなかったので分からないんですけど、サターテ君には効きましたよ!」
「しゃああ!!」
「おいそれどういうことだ!」
とルシーフェの言葉をさえぎって話が進んだ
「おい、聞いておいてそれはな……」
「マアリ腹減った!」
「はいはい」
「お姉ちゃん! 私も手伝う!!」
そして皆マアリの部屋に入って行った。
「おいちょっと待て!!」
バタン!
ルシーフェだけ取り残された。
「何これいじめ? それよくない」




