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サタンのダメ息子  作者: 糖来 入吐
エクソシスト仕事編
45/106

45話『寝てる時』

ディビーたちは交代で見張りをしていた。

そのため、ディビーは今は寝ていて次の次に見張りに入る時間であった。

見張りは3時間ごとに交代で、

その時


「隊長! 起きてください!」

「ウウ……何? もう交代?」

「いえ、大変です! 見張りが殺されて私も今起きたところなんですが仲間が5人ほど殺されました!」

「!! 他にけが人は!」

「いえ、5人以外は全員がハル―さんと一緒に離れたため、無傷です」


それを聞いてディビーは聖剣を出した。


「敵の数は!」

「5匹です!」


ディビーはあたりを見渡した。

すると


「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


一匹の悪魔が襲い掛かった。


「うりゃ!」

「が……」


そのまま斬られて死んだ。

すると


グシャアアアアアアアアアアアアア!

後ろの仲間の死体から悪魔が出てきた


「セイヤアアアアアアアア!」


ユリーはそれを即座に切り殺した。


他の仲間も4匹の悪魔と対峙している。

そして4時間後



「何いきなり、結構時間かかって結局朝になったんだけど」

「そうですね、ハル―さん後どれくらいでたどり着きますか?」

「えっと、あと2日かな」


それを聞いて


「何? あと2日不眠不休で戦わないといけないの?」

「見張りを立てても殺されてしまって意味がない状態になってますからね。幸いすぐに気づけたから今日は良かったものの」

「そうですね、あのままだったら知らない間に全滅していたかもしれないですね」


そんなことを言いながらそして結局寝ている間に襲われることを避けるために、ディビーは不眠不休で戦う羽目になった。


「全く、こっちの体力を奪いに来るとか考えてるな、悪魔も」

「全くですね」

「サターテ呼ぼうかな……」


ディビーはそのことを少し考えた。

それを聞いてユリーは


「ダメです! だってアオスさんを殺した悪魔ですよ! 私はいやです!」

「ユリー」


ユリーは涙目になりながら言った。


「だってアオスさんは皆のためにあの悪魔を殺しに行ったのに、まさか返り討ちにされるとは……私は本当につらいです、それにアオスさんが叶わなかったってことは誰にもかなわないですよ! 暴走なんかしてしまった時は私たちでは抑えれませんよ!」

「まあ確かにそうだけど、でもあいつ暴走するかな、まあユリーが会いたくないって言うなら出さないように努力するよ」

「隊長……すみません、でもどうしても出さないといけない時は出してください、すみませんわがままを言って……」

「いいのよ、不眠不休とか慣れてるしね、これが終わったらおいしいケーキでも食べに行こう」

「あの隊長、それ死亡フラグですよ」

「「余計なこと言うな」」

「すみません」


部下の男がしょんぼりとして俯いた。


「わっ私も不眠不休ですかね」


ハル―は気まずそうに言った。


「ごっごめんね、そうしてもらえるかな、早く着いた方が多分死人も出ないで済むだろうし」

「ハル―ちゃん、辛いだろうけどこれが終わったらゆっくり休んでいいからね」

「あっありがとうございます」


ハル―は笑いながら言った。


「いいね、女の子の笑顔は」

「そうですね、こんなかわいい子を喰おうなんて悪魔って最悪ですね」

「うん……そうだね、サターテの場合は違うだろうけど、すごい愛でそうだけど」

「うわー」


そしてディビーたちは寝ないで遺跡まで進んだ。

その間も悪魔たちは襲ってきた。

そのたびにディビーは聖剣をふるい仲間と一緒に戦った。

そして、ついに


「ここが神の遺跡です、中に入れば何かが分かると思います」

「うん、分かったありがとう」


すると、


『グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』


後ろを見ると大量の悪魔たちが呻きながら襲ってきた。


「うっ嘘だろ、何でついた矢先に!」

「いや、着いたからこそかもしれないよ」

「やっぱりこの遺跡には何かがあるようだね」

「本来は聖書があるんですけど、悪魔が現れたり、現れた悪魔も結構強いし……遺跡の中で何があったんだ」


そんなことを部下たちが言っていると


「私が食い止める」


ディビーは聖剣を出して言った。

すると、


「いや、隊長、私たちでも食い止めることが出来ます、むしろ隊長が中に入ってください」

「そうですよ、中には俺たちが倒せないような悪魔がいるかもしれないじゃないですか」

「そうですよ、数より質の方が怖いですよ、失敗はしたくないですし」

「それに私たちは隊長を信じています」


副隊長と部下たちは笑いながら言った。


「……分かった、すぐに帰って来るから」

「こちらです、案内します」


『さてと、お仕事と行きますか』


そう言って部下のエクソシストたちは剣を持って飛び出した。


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