101話『エリート組』
「サターテ、後なんチームだ?」
「多分後10チームぐらい? なんせ敗者復活戦ってヘルブブが言ってたし」
「ああ、お前が魔界を追い出されたせいでな、こっちは最初参加できなかったんだ」
「俺のせいじゃねえからな、親父のせいだから」
とサターテは自分の責任を逃れた。
「喋ってるとは余裕だな!」
と言って他の悪魔が襲ったが
ベシ!
「ぐばあああああああああああああああああああ!!」
サターテと話していたアデモウスが軽く殺した。
「全く、不意を突いた! って感じを出す奴って萎えるよね~」
「ああ、なんか分かる、俺が主人公だ! みたいな感じがいや、俺みたいにダメで全く自分を信じていないから取り敢えずわがまま言って聞いてもらえそうならお願いするって感じがいいよね!」
「お前のそれもムカつくけどな」
「そうかよ」
すると
「おい、ここにいたのか! 探したぞ!」
「ああ、ヘルブブにアンモ、それにルシーフェ」
「そっちはどう?」
「8チーム落した」
「マジかよ、俺らの倒した数だけしかさっきやってなかったから後2チーム! 2時間もなってねえじゃんか」
「知らねえよ、取り敢えず殺せば勝ちなんだから」
「そうだな、これでルシーフェを消すことが出来る!」
「おい! 趣旨が変わってるぞ! 魔王に近づくためじゃねえのかよ!」
「だって俺関係ねえし」
とサターテは呆れたように言った。
それを聞いてルシーフェは
「それはお前が悪いんだろうが! お前が父親の言うことを聞かずに童貞を続けてた上に言うことを聞かなかったんだから!」
「え、そんだけでしょ? それで追い出しますか?」
「俺ならお前が生まれてきた瞬間追い出す」
「マジか、ルシーフェ、お前が消えるのは決定だな」
「もともと消す気だろうが!」
そんなやり取りが続いたが
「あの野郎どもが、俺らを舐め腐りやがって! 大会を何だと思ってやがる!」
「いや、俺たちに勝利はないんだよ……」
「何言ってるんですか! あんな奴らにビビったんですか!」
「お前は知らんのか? あいつらはエリート組だ」
「え、じゃあなんでこんな敗者復活戦に出てるんですか?」
「サターテってやつが魔界を追い出されたからその手続きが間に合わなくて敗者復活戦から何だよ、まあそれでもサターテは魔王になれんがな、なんせ権利を失ってるし」
「じゃあなんであいつ魔界に戻ってきてるんですか!」
「ヘルブブ家とサターテのポケットマネーのおかげだ」
「糞が! 完全に七光りじゃねえか!」
「そろそろ降参しようぜ、殺される可能性が低くなるぞ」
「嫌だだ! 俺は勝! 絶対に!」
そう言ってその悪魔は目の色を変えてサターテを不意打つ用意をした。




