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ドラゴン転生 龍帝誕生記(休載)  作者: 鈴木颯手
第一章 ドラゴン転生編
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第漆話 拠点という名の巣

百年龍という龍種の上位種とも呼べる存在と出会うというアクシデント(?)もあったがそのあとは特に何事もなく探索は進んでいた。


あれから特にモンスターとも出会うことはなく順調過ぎるくらいであった。


…それにしてもいなさすぎでしょ?半日歩いたけど一体ともあってないよ?


…いや、森の中にたくさん生えているエルカリダスの茸を抜けば、だよ?でなければ俺は別の森に入ったということになるから。


唯一の成果と言えば拠点を確保したくらいだけど。


エルカリダスの森には所々に岩山があるようで百年龍の巣から少しいくとまた岩山を見つけてしかも丁度いい感じに洞窟があったんだよ。中もモンスターがいそうな感じではなかったからそこを拠点としたんだよ。


…でも俺はドラゴンだから拠点というよりは巣になるのかな?まぁ、どちらでもいいけど。


取り合えず枯れ草を敷いて洞窟の形を整えたりして拠点を作ったよ。爪で行っていたせいか爪術スキルがひとつ上がったりもしたな。


洞窟はそこまで奥には通じていなかった。中は曲がりくねっていて外からは見えないようになっていたりもしたな。俺は枯れ草を一番奥に敷いているよ。


しかしこの岩山、中は全然湿っていないんだよな。洞窟って湿っていたりするけどここは快適になっている。この岩山にも名称があるのかな?


【エルカリダスの岩山】


【エルカリダスの森にのみ存在する不思議な岩山。必ず一つは岩山に洞窟が存在し、中は快適で虫がわいたりしない】


結構便利な岩山だな。でもそれなら他のモンスターが住み着きそうな気もするが理由は何となく分かる。


この岩山は百年龍がいた岩山に近く同種族である俺なら大丈夫だが、ステータスの低いモンスターしかいないこの森なら近くには寄らないだろうし、その近くに住み着くなんて論外。そんなところだろう。そう言えば百年龍の体力が減っていたけど戦闘でもしたのかな?まぁ、どうでもいいけど。


そんなわけでしっかり拠点を確保した俺はその周辺を探していて冒頭に至るというわけだ。


しかし、本当にいないなぁ。マッドタイガーを食べたからまだなんとかなるけどやっぱり百年龍の近くは不味かったかな?


取り合えず今日はもう寝よう。日がくれて来たからな。拠点へと戻るか。


そう思っていたら近くから人の声が聞こえてきた。何をいっているか聞き取れないが間違いなく人だろう。


やがて茂みを分けて四人の人が現れた。四人とも格好はばらばらだったが俺を見た途端に一斉に顔を青くした。


取り合えず一番近い奴を鑑定してみるか。



【名前:ナグラン

種族:人間

レベル:12

体力:100/120

魔力:23/88

攻撃力:22

防御力:13

素早さ:30】




なんだ、それなりに強いな。鑑定中も顔面を真っ青にした彼らはやがて先頭の男が持っていた大剣を振り上げて迫ってきた。


「ーーーー!?」


「ーーーー!?」


「ーーーー!ーーーー!」


残念ながら彼等の言語は分からないがこいつは敵なのかな?


取り合えず俺は爪術スキルで迫ってくる男を横になぎはらった。男は見事に飛んでいき木にぶつかり沈黙した。鑑定で見る限り体力は大幅に減っているが単なる気絶であろう。


「ーーーー!」


すると杖を持った女が何かを言うと氷の塊が現れ俺に迫ってきたが爪術スキルで切り払った。


「ーーーー!?」


女は信じられないとばかりに声をあげた。そうしているうちに他の二人は気絶した男のもとにかけより緑の光を当てていた。恐らく回復魔法だろう。


…しかし、どうしようか?俺としては殺す気はないからそろそろ切り上げたいのだがここは興味ないとばかりに背を向けて去るか。


「ーーーー」


背を向けて歩き始めると杖を持った女が何かを言ったが聞き取れない俺にはわからなかった。

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