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ドラゴン転生 龍帝誕生記(休載)  作者: 鈴木颯手
第二章 ドラゴン討伐編
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第拾陸話 軍勢2

こんにちはー。状況がすごく悪いです。


壁が出来ているとは向こう側には百以上の軍勢。逃げようにも魔法が撃ち込まれてくるからそれに対応しないといけない。かといってここにいてはいずれ壁がなくなってしまう。もしくは迂回してくる可能性があった。


…これ、状況が悪いのではなくて詰んでるだけだな。うん。どうしようもないな。


手持ちの魔法は威力が低すぎるのと何が起きるか分からない魔法しかない。…ん?たしか魔法も鑑定スキルで調べられたな。


…調べっか。


【エクスマキアナ】


【デウス・エクス・マキナ、もしくはその使徒がもつ特等魔法。自信の回りを闇属性の風が巻き起こりあらゆる物を吹き飛ばす】


マジか!使わなくてよかった!使ってたら大変なことになってた。それにしてもこれ生まれたときから持ってたけど一回も使ってなかったな。


【エクスギアアルカノイド】


【ギアキャノンの上位魔法。正面に巨大な砲撃を繰り出せる。ギアキャノン同様にギアでステータスが下がっている相手に有効】


成る程成る程。これは可なり使えるな。ギアキャノンより三倍以上魔力を消費するが必要経費だな。


【病魔の息】


【口から病魔の息を吐き出す。基本モンスターに分類されるものは無害。しかし、人間や亜人種が吸うと個大差や種族差はあるが数秒で呼吸困難にして一分くらいで死に絶える】


アウトーーー!!!これ絶対アウトーーー!!!こんなの使ったら大変なことになる!…あ、でも俺の仲間はモンスターか。今の自分には最大の手段だな。


【エクスギアシックネス】


【闇属性魔法の中で最強魔法の一つ。指定した物全てに死の呪いをかける。この呪いを受けたものは最低一日以内に苦しみながら死んでいく】


…。


…。


…アカン。こんなのアカン。


何なのこれ?ただの大量殺人魔法じゃん。こんなの使うどころか持っていたくもねぇ。


…まぁ、魔力がそこまでないのが幸いだな。


そんな風にしているととうとう兵士が闇縛の範囲外の左右から現れ始めた。これはヤバイ。


俺は直ぐにギアと闇弾を撃ちまくって近づけさせない。しかし、壁の向こう側から魔法が飛んでくるためそちらの迎撃に手を回すこととなり兵士は近づいてくる。くそっ!あいつら壁を盾変わりに使ってやがる。


俺は近づいてきた兵士の一人を爪で突き刺す。突き刺された兵士は二つに別れて死んでいった。


【人間を倒しました】


【経験値が250入りました】


【デウス・エクス・マキナの加護により経験値が250入りました】


【千年龍王の加護によりステータスが1上がりました】


【レベルが4から18に上がりました】


…は?250?人間一人で?


…俺の今までの苦労は一体…。


しかし、そんなことを話す暇もなく他の兵士達が襲ってくる。俺は爪を横凪ぎに払った。


【人間を倒しました】


【経験値が2000入りました】


【デウス・エクス・マキナの加護により経験値が2000入りました】


【千年龍王の加護によりステータスが1上がりました】


【レベルが18から36に上がりました】


八人倒しただけなのにこんなに…。既に戦う前より倍以上強くなってると思う。


「ーーー!ーーー!」


兵士を一気に9人倒したことによって恐れ始めていた兵士達を指揮官と思われる兵士が大声をあげていた。恐らく激励の言葉だろう。


俺はその男に向かってギアを打ち込んだ。


男の首が吹き飛んだ。


…は?え?何で?


【人間を倒しました】


【経験値が250入りました】


【デウス・エクス・マキナの加護により経験値が250入りました】


【千年龍王の加護によりステータスが1上がりました】


【レベルが36から38に上がりました】


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