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ドラゴン転生 龍帝誕生記(休載)  作者: 鈴木颯手
第一章 ドラゴン転生編
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第零話 プロローグ

…ここは何処だ?


気が付くと俺は黒い空間にいた。体を動かしてみると空間は小さいようでうまく動かせなかった。


しかし少し力を入れるとパキパキと音をたてて光が漏れて出てきた。


あと少しあと少し。


…よし、割れたぞ!


割れた先に広がっていたのは森だった。


何故森?確か記憶では自分の部屋で寝ていたはずなのだが。


誰かに運ばれてきたのか?そう思い閉じ込められていたものを見るために後ろを振り替えって止まった。


あったのは卵の殻。調度俺くらいを包み込める大きさで。


…え?俺って卵の中にいたの?訳がわからず頭を抱えて再び停止。


本来人の手があるべき場所には五本指に太い爪が生えたゴツゴツとした手であった。


…まさか!?


あわてて回りを見回し湖を発見した俺はかけより湖を覗いた。


そこにあったのは見慣れた自分の顔ではなくまだ可愛いげのあるドラゴンの顔であった。


…えぇぇぇぇっ!?ドラゴン!?ナンデ!?


顔をあげて再び覗いてもあるのはドラゴンの顔。


…これってもしかしてよくある転生と言うやつですか?


そこまで考えた俺は数秒あけて絶叫した。口からでたのはドラゴンの咆哮であったが。


…何故ドラゴン何だぁ?ソ○ド○○○オン○イン(自主規制)とか○ロの○○魔(自主規制)とか魔法○○リ○○ル○の○(自主規制)とか色々あるだろ?


最悪興味ないノ○ゲ○○・ノー○○フ(自主規制)の世界でもよかった。さらに言えば遊○王(自主規制)やバ○ル○○○ッツ(自主規制)、デ○エル○○○ーズやヴ○ンガ○ドと言った世界でもよかった。ドラゴンになるよりは!


…と言うかこれもしかしてステータスとか願ったらステータスが出てくるパターンじゃ?


そう願ったからなのか青い画面が出てきた。そこには予想通りステータスが表示されていた。




名前:なし

種族:ベビードラゴン

レベル:1/6

体力:10

魔力:15

攻撃力:11

防御力:8

素早さ:10


魔法:ベビーブレス(火)魔力:5

エクスマキアナ(闇)魔力:1200


スキル:突発的耐性レベル1

爪術レベル1

牙術レベル1


加護:【千年龍王】、【デウス・エクス・マキナ】


称号:名無しのドラゴン、機械仕掛けの使徒




…何だこれ?


生まれたてだからステータスが低いのは頷けるが何だよエクスマキアナって。魔力1200とか可笑しいでしょ?


加護の千年龍王って何?だけどこれは問題ない。


デウス・エクス・マキナって機械仕掛けの神だよな?称号にも機械仕掛けの使徒ってあるけどいつの間にそんなことになってるんだ?


しかし加護は何のために存在するんだ?見た感じステータスが上がったと言うことはないが…。これは神の力がショボいのか元々ステータスは上がらないのか…?分からないな。


取り合えず色々あるが先ずは飯だ。先程からめっちゃ腹減ってる。まぁ生まれたてだもんな。


湖の水を飲んでも腹はふくれないし何か食えるものがないか探すか。


【鑑定スキルを入手しました】


およ?何か聞こえたぞ。お知らせかな?


そう思いステータスを開いてみるとスキルの所に『鑑定レベル1』が追加してあった。あれか?色々調べながら歩いたからか?


そう思い鑑定スキルを使う感じで調べると何かでた。


【木】


…。


…。


…これだけ?


見たまんまじゃん。


もう一度発動してみると


【木】


【土】


【水】


【草】


【虫】


【空】


…。


…ふざけんなぁ!


何だよ木とか土って!?見れば分かるわ!仕事しろ!仕事!


…いや、レベル1だからこんなもんなのかもしれない。それなら何となく理解できる。


ならば鑑定スキルはもっと発動させるか。


【木】


【木】


【土】


【虫】


【草】


【花】


【自分】


【水】


【空】


【虫】


【虫】


【虫】


【虫】


【虫】


【虫】


【虫】


【虫】


…うん、分かってた。分かってたけどやっぱり辛い。


鑑定スキルで見るより自分の目で見て得た情報の方が優れているよ。


【鑑定スキルのレベルが上がりレベル2になりました】


お?頑張った解があったよ。


…それより途中から【虫】ばっかりになったな。


そう思って回りを見回すと俺と同じくらいの虫が。


…。


…。


…。


…マジですか?


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