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タイムスリップ?

今回は主人公などの登場で真恋姫無双のキャラは出てきません

男子高校生である主人公の気持ちが伝われば最高です。

誤字脱字や、文章が変になってるかもしれないけど最後まで読んでもらえると光栄です。

※これは作者の妄想で作りました

感想やご意見お待ちしております。

「眠い…、朝から満員電車なんて乗るもんじゃねーよ」

学校に着いてから気怠く机に突っ伏した

「お~い」

頭の上から声が聞こえた

「お~う、亜衣か」

「うん、大丈夫?」

「なんとか」

「大丈夫そうには見えけど、まあいいか」

「一時間目ってなんだっけ?」

「数学だよ」

「げ、マジかよ…」

「ほら、今日は一時間目と二時間目を乗り切れば柳梨が楽しみにしてた見学会に行けるんだよ」

「そうだな、よし、いっちょ頑張りますか」


「終わった~」

一時間目と二時間目をなんとか乗りきったぜ、もの凄く疲れたが見学会だ、疲れている場合じゃない

「亜依~、早く行こうぜ」

「ちょっと待てってね」

「遠山君」

「おお、沙紀か」

「うん、見学会楽しみだね」

「おう、なんと言っても特別展は中国四千年の歴史だからな楽しだ」

「遠山君が授業中に寝ないほどだもんね」

「いつも俺が寝てるみたいな言い方をして、そんな授業で寝てない」

「だって、起きてるの歴史や体育くらいじゃん」

「他にも起きてるときはある」

「ふふ、そうだね」

「柳梨お待たせ~」

「来た来た」

「あ、沙紀ちゃん柳梨の相手ありがとうね」

「いや、お礼を言われるようなことはしてないよ、遠山君と話していたかったし」

「じゃあ、行こうぜ」

「うん、行こうか」


「着いた~、さあ特別展はどこだ?」

「柳梨、焦らなくても特別展は逃げないってば」

「分かっているけどさ」

「遠山君落ち着いて、今回は竹簡や書物が多いらしいよ」

「そうなのか!」

「あとは今回のメインである鏡でできた璧だね」

「あ、入口見えたよ」

「おお~、早く入りたいな」

「じゃあ、私は向こうの班だから」

「おう、沙紀と一緒の班になれなくて残念だよ」

「私も、じゃあまたあとでね」

「またあとでな」

「亜依ちゃんもじゃあね~」

「じゃあね~」

「さあ、亜依行きますか」


「青銅製の剣だ、ああ、弩まである、凄いな」

「ほら、漫画みたいによだれ出してよ」

「そこまで興奮してないわ」

「そう?私は青銅器より書物とかの方が好きだな。あ、孫子の兵法だ」

「お前な、最近漢文の勉強してるだろ」

「え、どうしてそう思ったの?」

「前まで漢文が読めなかった奴が俺より読めてるんだから」

「あ~、やっぱりバレたか」

「そりゃバレるだろ」

「柳梨に気が付かれるとは思わなかったよ」

「いや、気が付くだろ。俺は鈍感じゃねえんだから」

「鈍感だよ」

「俺の何処が鈍感なんだよ?」

「じゃあ、何で私が漢文の勉強したと思う?」

「やりたくなったから」

「違う」

「成績がヤバイから」

「違う」

「魅力に気が付いたから」

「近いけど違うよ」

「わかんね」

「ほら鈍感じゃん」

「いやいや、鈍感とかのレベルじゃなくね」

「ヒントは紗紀ちゃん」

「紗紀?成績で勝負したとか」

「違うよ」

「じゃあ、何だよ?」

「紗紀ちゃんと漢文の話したりするとき柳梨いい顔するだもん、ズルいよ」

「え、何だって?小さくて聞こえねえよ」

「鈍感な人には教えません」

「何でだよ、教えろよ」

「嫌です、ほら行くよ~」

「おい、待てよ」

「ほら柳梨、赤壁の戦いの資料だよ」

「おお~すげえな」

本当に凄いな俺の知らないことがまだまだいっぱいあるな、もっと勉強しないといけないな

「ほんと、無自覚なんだから」

「亜依も見ろよ、ここ何て書いてあるかわかるか?」

「どれどれ、ここは魏軍の誰が出陣してるかが書いてあるんだよ」

「マジか、ありが…」

お礼を言おうとしたら真横に立っていてビックリした、それだけならよかったそれだけなら

「うわ~、まったく知らない人も書いてある」

資料を見ている亜依の横顔がもの凄く綺麗に見えた、人間一回意識するとなかなか頭から離れなくなる

どうしたんだ俺よ、いつも一緒に居るだろ、今までこんなことは一度もなかっただろうに

「あ、こっちは魏軍が赤壁に着くまでの記録だ。日記みたいになってるんだって、柳梨もこっちに着て見なよ」

「お、おう」

し、資料に集中すれば落ち着くだろう、そうだよ、集中、集中

「ふふ、コントしてるみたいで面白いよ、戦い前なのに」

ドキッ、亜依の笑ってる顔を見た瞬間そんな音が心臓からした

か、可愛い、ヤバいよ、ヤバいよ、凄く可愛いよ。なんなのその笑顔、なんちゅう危険物を持ってるんだよ。見た瞬間捕まっちゃうよ、みんな亜依の虜になっちゃうよ。心臓のバクバクする音が聞こえてくる。これ絶対外まで漏れてるよね、尋常じゃないもん

「柳梨、柳梨ってば聞いてる?」

「い、いやちょっと考え事していてて」

「もう、この人たちドジで可愛いよね?」

「か、可愛いと思うよ」

「だよね」

あなたがですよ!もうって、なんですか、もうって、まだそんな危険物を隠していたんですか、警察もビックリですよ

「柳梨、大丈夫?顔赤いよ」

「だ、大丈夫、ちょっと暑くなっただけだから」

「そう、ならいいんだけど、沙紀ちゃんの事でも考えてるのかな…」

「休憩がてら中庭に行こうぜ」

「うん、行こう」

俺たちは班の人たちに声をかけて中庭に向かった

「なんだったんだ今のリア充は…」

「しょうがないよ、遠山と亜依ちゃんだもん」

「まあ、そうだけど…」

「いつもと遠山が違う感じがしたけど、気が付いたのかな?」

「ないない、あの遠山だぞ」

「だよね~」


「ふぅ~、ちょっと疲れたな」

「そうだね、あ、沙紀ちゃんだ、お~い」

沙紀の班がこっちに向かってきた

「亜依ちゃ~ん、遠山君も休憩?」

「おう、少し休憩したら、荀子とか見て本命の璧を見に行く予定」

「私も一緒に行ってもいい?」

「俺はいいけど、亜依は?」

「私も別にかまわないけど、班の方は大丈夫なの?」

「あ、そうだよね…」

「里見さんこっちなら問題ないよ」

「え、でも…」

「まだ休憩してるつもりだから、行ってきなよ」

「うん、わかった」

「遠山を暴走させないように気を付けてね」

「暴走ってなんだよ、暴走って」

「柳梨行くよ」

「おお、まずは荀子からだな」

三人が中庭から去った後

「あの三人どうなるんだろうね?」

「遠山は鈍いからまだまだ気づかないと思うよ」

「そうだよな」

ドン、班員の女の子がある男にぶつかった

「あ、すみません」

「いや、こちらこそすみません」

ぶつかった男はそのまま通り過ぎて行った

「今日はよく人にぶつかるな」

男はつぶやいた、隣を歩いていた自称親友が声をかけてきた

「わざと女の子にぶつかってるんじゃなくて?」

「相川、ふざけるな、こっちは普通に歩いている」

「分かってるけど、さっきだって可愛い子にぶつかってるから、カズピーはうらやましいよな」

「たまたまだよ」

嘘をついてしましました…

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