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第1話

これは、俺と彼女が異世界転生する少し前の話である


土曜日の今日、俺こと板橋宜甫(ばんばしのりとし)と彼女の明神莉央夏(あけがみりおか)とデートをしていた。莉央夏は長い髪を後頭部辺りで一つに結っている。ポニーテールというやつだろう。綺麗な黒髪と黒い瞳が特徴的だ。俺はというと、余りパッとせず、イケメンというわけでもない。探せば俺程度の見た目の人は、すぐでてくるだろう。


俺は高1だが莉央夏はまだ中1である。3年も年が違うが仲良くやれている。


しかし付き合った当初の頃は、友達にロリコン、ロリコンと言われまくった。しかしそんなもの気にしなかった、だって莉央夏かわいいし。


「今日は楽しかったね!まぁぼくはノリいるだけで楽しいよ!」



今言ったとおりこいつの一人称はぼくだ。ボクっ娘なんだろう。


「俺だって楽しかったさ。ま、いつも通りだな。」


そうそういつも通りが大切デース。


「まぁノリが素直に言ってくれるなんて思ってないよ。」


あんまテンション高くない言い方だから不安になるよ?俺。


そして、辺りを見たら人は全くいなかった。日もいつの間にか沈んでたらしく、薄暗い。そんな中でも分かるくらいに莉央夏の顔が赤くなっていた。こんな雰囲気で察することができないほど俺は馬鹿じゃない。だがあえてとぼける。


「ん、どした?風邪か?それとも便所我慢してんのか?」


「違うし!分かってるのにそーゆうこと言わないでよー。」


怒られてしまいました。すいません。


「別にいいけど、初めてだよな?今回。ファーストだよな?」


「そだね。でもぼくは今がいいかな。」


もう、全く可愛いな!と思いながら答えた


「そか、じゃあここでいいんだな?」


「うん。ちょっと緊張するなぁー。でも大丈夫。」


そう言って、目を閉じて唇を少しこちらに向けた。そう、さっきから言ってる初めてやらなんやら言ってることはキスのことです!マウストゥマウス!


「おし、行くぞ。」


そして彼女は無言で頷いた。…俺も目つぶった方がいいのかな?いいのか。じゃあ俺もつぶろ。


そして次の瞬間お互いの唇が触れ合う。少し不思議な気持ちがした。なんか、こう、ふわっとした。ファーストキスってふわっとすんの?とか思いながら目を開けたら、見たことない風景が広がっていた。




駄文申し訳ございません。あとやり方もよくわからないうちに投稿してしまったので文章構成がへんかもしれませんが、誠に申し訳ございません。

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