あらすじ(応募用)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
このあらすじは各種応募用のあらすじです。
2章(Element.2)中盤までのネタバレを含んでいます。
本作品を普通に読まれる方はこのあらすじを飛ばし、
Element.1のプロローグからお読みください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
朝陽学園高等部に通う花澤両太郎は、毎日ゲーム三昧の無気力生活を続けていた。尊敬する両親が世間からバッシングを受け、さらにその両親を事故で失った絶望が、両太郎から夢や希望を奪い去っていた。
ある日両太郎は義妹・花澤桃と下校する途中、巨大な怪物・フアンダーに襲われる。フアンダーは人間界を絶望に陥れようとする《組織》の放ったものだった。絶体絶命のピンチに思われた時、桃はエレメントストーンと呼ばれる不思議な石の力で運命の戦士フェアリズムへと変身する。
木の戦士フェアフィオーレとなった桃はフアンダーを浄化する。フアンダーの正体は不安に取り憑かれたぬいぐるみだった。
フェアリズムと《組織》の戦いに足を踏み入れてしまった両太郎は、その後も幾度とフアンダーとの戦いに遭遇する。しかし戦いの度に、火の戦士フェアルーチェこと赤﨑光、風の戦士フェアチェーロこと生天目優、地の戦士フェアステラこと金元麻美、水の戦士フェアマーレこと水樹渚と新たなフェアリズムの少女たちが現れ、両太郎は窮地を乗り越える。
五人の少女たちからリーダーを任された両太郎は、やがて戦いを通じて彼女たちから信頼と好意を寄せらていく。
両太郎の意識の奥底に眠る《ヴィジュニャーナ》を《組織》の幹部であるシスターたちが狙う。シスターたちも次々とエレメントストーンを手に入れ、フェアリズムと《組織》の戦いは激化の一途を辿っていく。戦いの中、両太郎はシスターの一人・ダイアこと黒沢螢に自分と似たものを感じる。
螢が元々は普通の人間だったことを知った両太郎は、彼女を絶望から救い出すことを誓う。
螢を救おうと足掻くうち、両太郎自身もまた過去の絶望を乗り越えていく。