『川上からプレスマン』
掲載日:2026/05/11
昔、ある村の女たちが、川で洗濯をしていると、川上のほうから大量のプレスマンが流れてきました。一本残らず拾い、神社に奉納しました。何日かすると、川上の村から、プレスマンが流されてしまったのだが知らないかと、尋ね歩いている者がいたので、一本残らず拾って、神社に奉納したと教えると、神様に奉納したものを持って帰るわけにはいかない、と困った様子であったので、託宣を得てみたところ、川を流れてきたものは拾った者のものである、ということであったので、全てのプレスマンは、村の女たちに下げ渡され、女たちが川上の村の者に譲る、という形で返されました。何年か後、この村が不作になったとき、川上の村が米を分けてくれたということです。
教訓:川を流れてきたプレスマンを、割ってみようという者が一人だけいたが、無視されたという。




