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最後の授業は長く感じるらしい

ごめん、書きたいこと多すぎて全然進まない

3限目が終わって本日最後の4限目である。この授業は学科の全員が受ける必須科目の為非常に受講人数が多い。そのため全員が席に座れるように指定席である。みっちゃんと離れ、寂しい思いをしていたが、後ろを見ると真後ろの席のりっちゃんと目が合った。昨日知り合ったばかりなので少し気まづく思いながらも手を振り、挨拶をした。

「やあ、昨日ぶり」

自分でも、キショッと思う挨拶をしてしまったが、

りっちゃんも手を振ってくれたので、いわゆる振り友位にはなっているらしい。

(何か話題がないかな?無言は気まずいな)

と思っていたらチャイムがなった

「キーンコーン」

(ナイスタイミング)

と私は自然とりっちゃんとの会話を切り上げることができた。

「じゃあ、後で」

と言いつつ前を向き、先生が勢揃いしているのを見て何が始まるのかなと思っているとガイダンスが始まるらしい。

流石に全ての先生がいるので、きちんと話を聞こうと前を見ると、みっちゃんが前の方でスマホゲームをしていた。

(強えな)

と思いながらみっちゃんのスマホ画面を覗いてみることにした。

(丸見えだな)

字ズラ的に覗きをしているように見えるが、授業中ゲームをしているみっちゃんの画面は後ろの方からでもはっきり確認できる。

みっちゃんのMinecraf〇の操作画面を眺めながら先生の話を聞く。

この授業は4年生になった時の論文の書き方や単位について、また国家資格に必要な授業の説明もあるらしい。

りっちゃんの様子は後ろにいて見ることができないが、恐らく真面目に聞いてそうだなと思った。

「卒業要件は、、、

(おっ、みっちゃん村人と交易してる)

と思いつつラオンを開いてみっちゃんに

ピコン

<司書ガチャつくるの?>

と聞いた。

するとすぐに返事が来たようである。すぐにスマホが震えた

ピコン

<なんで梨花ちゃん私がMinecraf〇してるの知ってんの>

<恐怖>

ちいたらのアニメキャラが震えているスタンプであった。

私は続けて返信した。

ピコン

<いや、だって後ろから丸見えだし、てかみっちゃんの後ろ3人くらいもゲームしてるよ>

ピコン

みっちゃんからの返信である

<そうなの!?>

驚くちいたらのスタンプである。

しかしブレないみっちゃんは驚きながらもゲームは続けていた。

授業中盤である。

続いては男教授だらけの中珍しい女の先生の番のようだ。

「国家資格は非常に難しいですが、2年生からでも挑戦可能なので今国家資格の授業を取っていない方でも是非挑戦してみてください。」

(うわ、2年から取るの大変そう)とか思いながらも興味はないので聞き流した。

授業がやっと終わるようである。

早く帰りたいという強い思いからかこの授業は時間の経過が遅く感じた。

(やっと帰れる)

と思い、リュックに荷物を収納していると、先生達が紙を配り出した。なんだなんだと思いながら紙を受け取ると、概要と感想を書く紙であった。軽く絶望しながらも必死に今日の授業内容を思い起こす。

とりあえず分からないところは後ろのりっちゃんに聞こうと思いつつも書き始めた。10字書いたぐらいのところで

(うわ、もう書けねえ)

と思い、諦めてりっちゃんに聞くことにし、後ろを向いた。りっちゃんはスマホで今日の授業のスライドを見ていた。なんだそれはと思いながらりっちゃんに話しかけた。

「りっちゃん、それどこにあるの?」

と聞いたら優しいりっちゃんは丁寧に教えてくれた。

「大学の学生用サイトだよー」

とサイトのどこにあるかも教えてくれた。りっちゃんに感謝を伝えて、何とかその資料を使って書くことにした。その時急にスマホが震えた。

ピコン

りっちゃんからである

「梨花ちゃん、今日の授業なんも聞いてなかった。教えてほしい。」

仕方ないなと思いつつも今から配られた紙に概要と感想を書くことと、大学の学生用サイトに乗っている資料を送信した。

するとすぐにスマホが震えた

ピコン

<ありがと>

謎な人が土下座をしながら感謝しているスタンプである。相変わらずみっちゃんは変なスタンプばかり持っているなと思いつつも、

何となくみっちゃんの気持ちは伝わってきたので仕方ないなと思い、スマホで資料を見て私も紙に書き始めることにした。

「書き終わった人から提出して帰っていいですよ」

と先生が仰ったので私は紙を提出して、外でみっちゃんを待つことにした。りっちゃんも書き終わっていたようで2人で教室を出た。

りっちゃんはすぐに友達と合流出来たようで、すぐに帰るようだったので手を振り、別れた。

みっちゃんはまだかかるようである。

暇だったのでみっちゃんの邪魔をしてやろうという思いからみっちゃんにスタ連した。

<まだ〜>

<まだ〜>

<暇〜>

絶妙にウザイ顔のスタンプである。

<まだ〜>

<まだ〜>

<暇〜>


<まだ〜>

<まだ〜>

<暇〜>


<まだ〜>

<まだ〜>

<暇〜>


それからやや遅れてみっちゃんが教室から出てきた。

りっちゃんと振り友になりました。

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