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人間の8割の情報は視覚かららしい

うわー、ちょっと今回スペース多いけど頑張って読んでね!

人間は情報の8割程を視覚から得ているらしい。


『部活動・サークル紹介』それは新入生がとてもチヤホヤされ、街中のティッシュ配りの人並に必死にビラ配りしている上級生から勢いに流され、入る訳でもない謎のサークルや暑苦しそうな部活から山のようにビラを受け取ってしまう、要らぬ紙が大量消費される環境に悪いイベントである。

「うっわぁ、こんなにビラ貰っちゃったよ」

そこら中からそんな声が漏れ聞こえてくる。

そんな中を私とみっちゃんは同じように大量のビラを貰いながら周っている。

(確かみっちゃんは軽音サークルに入りたいんじゃなかったっけ?)

そんな疑問が出たので私はみっちゃんに尋ねた。

「軽音サークルの見学いってみる?」

みっちゃんは人の多さにうんざりしながらも

「うん」

と一言。今後の活動方針が決まったので入口でビラと一緒にもらった地図を確認しながら、みっちゃんと軽音サークルのブースに近づいていった。だがあとブースから4mといった所でみっちゃんが足を止めたので

(どうしたんだろう)

と思いつつも軽音サークルの方を見ると、そこにはピアスが大量に空いた革ジャンを着た怖い集団がいた。しかも男子しかいないのである。一旦足を止めてみっちゃんと見つめ合う。恐らく2人とも同じことを思ったと思うので一旦引き返して、元いた場所まで戻った。

((まじか))

みっちゃんも私も顔が引きつっていたように思う。

私たちは軽音サークルに入ることを諦めた。

もう一度地図を確認しているとTRPG同好会という物があることに気づいた。私はTRPGってなんだろうと思い、みっちゃんに聞いてみた。

「みっちゃん、このTRPGってなに?」

みっちゃんは少しワクワクした表情で

「クトゥル〇神話とかやるやつだよ!」

と言ってきた。私は内心

(クトゥル〇神話ってなんだよ)

と思いつつも、2度聞くのはかっこよくないという偏見からスマホを取りだし、『TRPGとは』とぐるぐる先生で検索した。ぐるぐる先生の親友のGemin〇先生は丁寧に教えてくれた。それを見ていくと

(へー、面白そうだな)

と思った。私の考えを知ってか知らずか、みっちゃんは少し胸を張りながら

「このサークルを前にツニッターで見たんだ」

と言ってきた。へーと思いTRPG同好会のアカウントを見てみると、そこには結構な数の投稿があり、熱心な活動を行っている事が分かった。そこには女の子も写っており、先輩であることが雰囲気から察せられた。いいなと思ったのだが、

(さっきのサークルもツニッターで調べれば良かったんじゃ?)

と思ったのでみっちゃんに他にツニッターで気になってるサークルや部活がないのか尋ねた。するとみっちゃんは

「このTRPG同好会より動いてるアカウントを持ってる部活やサークルはないよ」

とバッサリと切り捨ててきた。

みっちゃんはツニ廃である。みっちゃんがないというのならばないのだろう。

みっちゃん曰くツニッターは謎なバトルルールがあるらしい。論破し合って、先に何も言わなくなったら負けらしい。昨日も夜遅く、いや朝までみっちゃんはツニッターでバトってたらしいし。

だいぶ話は脱線したが、私達は見学の続きに戻った。

今度こそいいサークルであるように祈りながらも地図片手に胸を躍らせながら進んでいく。

「あっ、梨花ちゃんあれじゃない?」

みっちゃんが私達の右側を指さした。そこにあったのは、





「みっちゃん、そろそろ帰ろっか」

みっちゃんを見つめながら尋ねた。

「うん」

みっちゃんも帰りたい様なので電車に乗って帰ることにした。

結局私達はその後も様々な場所を巡ったが、良い場所はなかった。スマホで次の電車を調べながら、行きと同じくICカードをタッチしてホームにつくと、程よく田舎に校舎があるのもあって次の電車は30分も後であった。私は時間を潰すためにみっちゃんと話すことにした。

「みっちゃん、今日は楽しかったね」

みっちゃんはそうだねと笑いながら、でもと続ける。

「私は靴擦れして痛かったな」

私はそこで、やっとみっちゃんがスーツに合わせてパンプスであったことを思い出した。みっちゃんの踵は赤くなっており本当に痛そうである。歩きすぎてしまったなと反省しながら

「ごめん、歩きすぎたよね」

と素直に謝った。すると、みっちゃんは慌てて

「そこまで痛くないよ」

と言ってきてみっちゃんの気遣いが伝わった。

ちなみに私は高校の時と同じくローファーである。ローファーはとても楽であるが故にみっちゃんの様子に気づけなかったのは少し悔しかった。

そこでみっちゃんが話題を変えるように

「次の電車は何分後なの?」

と聞いてきたため、先程歩きスマホしながら調べた30分後であることを伝えた。そのあと2人してスマホを取りだして、この微妙な気まづい空気から逃れるためにスマホをいじり出した。



ちなみにTRPG同好会のツニッターに写っていた女の子達は去年卒業した先輩達らしい。

実際の大学でのビラの印刷は沢山の人がしすぎて大学の印刷機の使用が禁止されてるなど色々大変らしい。

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