ライブはねえが、カラオケはある
多分続かない
誤字脱字あっても気にしないでください
パッと見1個あるけどめんどいんで直してないです
追記:暇だったんで修正しました。読み直さなくても大丈夫な範囲内です。
ほどよい田舎それはアイドルのライブでは飛ばされるがカラオケはあるとこだと思う。この遊ぶところがあるというのが重要である。この環境こそ向上心のない社不を生み出すのである。
春、それは進級進学就職退職1年で1番人が変化する季節である。かく言う私梨花もその1人であり、今日から大学生である。私が進む大学はほどよい田舎にあり、生徒数が少なく、のんびりとしていると智慧袋に載っていたが、生徒数と立地以外の真相は定かではない。よくブラック企業が『御社はアットホームな職場です』と書くようにたとえ智慧が集結したサイトに書いてあったとしても信用できるものではないのだ。
と、少し不安になりながらも今日の入学式を迎えてしまった。受験勉強から解放され、自堕落に過ごしていた春休みが終わってしまうのを惜しみながらも大学へ向かう電車にのる。
ピコンッ
「うおっ、消音モードにしてなかったわ」
メッセージアプリのラオンの音である。周りを見渡しながら、うるさくしてすみませんという最大限の気持ちを込めて入学式のために美容室でワックワクでさっぱり長髪からボブにした黒髪の頭を下げる。
(誰だよこんな時に)
少し相手を恨みながらも確認すると、みっちゃんだった。みっちゃんは陰キャで、高校時代からの友である。高校時代、孤立していた闇の者同士シンパシーを感じて仲良くなった。
<今日の入学式ってスーツだよね?>
みっちゃんからのメッセージである。
(え、普通にスーツで来ちまったんだが、、、あ)
新入生向けの郵便物を念の為撮影していた物をスマホから確認すると、確かにスーツでも私服でもいいとの記述を発見する。
「<スーツでも、私服でもいいらしいよ!>っと」
私は随分と時間をかけて返事をした。するとラオンで待機していたらしいみっちゃんからの既読がすぐにつく。
<ありがと>
可愛いうさぎのありがとうというスタンプであった。少しほっこりしながらも乗っていた電車が大学に着いたので降車する。
ピッ
ICカードをタッチして改札を通ると人人人人沢山の新入生がいた。
(あれ?なんでこんなに人がいるんだろう?人少ないって聞いたけどな)
人の多さに驚きながらも、恐らく皆目的地は同じだろうと人の流れにそって、人の多さにみっちゃんとの合流は諦めて入学式の会場に向かう。
(うわー、めっちゃ色んな施設ある)
さすがほどよい田舎にあるとはいえ大学である。建物がいくつも並んでいた。その中でも飾り付けがされている立派な建物が見えてきた。
(ここかな)
入学式の看板が建物の前にあるから十中八九ここであろう。
(みっちゃんにラオン送ろ)
歩きスマホをしながらみっちゃんにラオンする。
(ついたy)
文字を打ってる最中にいい感じのスタンプが表示されたのでそれを使う。
(<ワレ、降臨>っと、)
闇の者が好む十字架が入ったスタンプである。
するとみっちゃんからも返信が来た。
<うんうんッ>
みっちゃんが好きな『ちいたら』というアニメのキャラが頷いている可愛いスタンプである。
(可愛っ、今度買お)
<どーこー>
とりあえずみっちゃんに場所を聞いた。
<1番前>
みっちゃんは相変わらずラオンに待機中であった様だ。即レスである。
前を見ると最前列に髪色がいつの間にか青くなってるみっちゃんらしき人がいた。
(えぐっ、<何時についたの?>)
驚いてみっちゃんに急いで尋ねる。
<30分前>
みっちゃんから即レスされた。
(早すぎじゃん)
思わずラオンに打ちかけて、あれちょっと待て、どっかで30分前集合って見たようなと記憶を掘り返す。
(確か新入生向けの郵便物の中にあったような)
スマホの写真を確認すると案の定30分前集合とあった。
(いや、これ、誰がこんなに早く行くねん)
思わずツッコミたくなるが実は私が着いた時間は集合時刻の5分前であったため、なんとなく私が遅れたというのはかっこ悪い気がしてみっちゃんには申し訳ないがシラをきることにした。
<5分前とかでいいんじゃ?>
シラっと打つ。
<たしカニ>
みっちゃんからの返信は甲殻類のカニ付きの文面である。何となくムカつく。
開会時刻の5分前というギリギリになってしまい、仕方がないとはいえ金髪やピアスを開けている怖いやつだらけの最後尾に近いスペースに座りながらも癒しを求めてみっちゃんにラオンしようとした所で
「おーい、やっ、お久」
声をかけられた。
(誰だよ私の知り合いにこんな金髪のメッシュの入ったバチバチピアス開けてるやついないって)
ただひたすらに怖かった。
「あれ、おぼえてない?俺は〇中と〇〇小で一緒だったA。あんまり変わってないからすぐ梨花だってわかったよ」
(いや、垢抜けすぎやろ、、)
別人になっていて分からなかったが、確かによくよく顔を見ると小中9年間一緒だったAくんだった。
「あっ、、久しぶり」
頭の中はもはや真っ白で、話す話題もないのである。
「梨花は元気してた?」
(こいついきなりなんやねん)
と思いつつも
「元気だよ」
と、無の感情で返した。
だが、Aくんは気を悪くした様子もなくただ単純に暇だったから話しかけてきたのだろう。流石陽のオーラを纏っている者である。
(そういやこいつ、どこの高校行ったんだろう)
中学から高校に上がり、皆バラバラの進路にすすむため数人の進路しか私は知らない。
「高校どこ行ったの?」
と、先程の無から少し感情を乗せて、興味本位で聞くと
「B高」
とかえってきた。
(B高は高卒がほとんどじゃなかったっけ?それにこいつそこまで勉強得意じゃなかったような)
悪びれもせず私は純粋に何故大学に進めたのだろうと思った。だが、次の言葉で理解した。
「先生にこの大学受かったって言ったら奇跡って言われた」
(なるほど、滑り込みか。あの高校から合格できるとは、こいつ意外とやるやつなんやな。)
私はAくんの認識を改めた。
「そういえば梨花はH高だろ?」
恐怖を感じ、Aくんの認識をマイナス方向に戻した。
(こいつなんで知ってんだよ)
少しビビりながらも私は勇気をだして聞いた。
「なんで知ってるの?」
きまりが悪そうに頬を掻きながらAくんは話し出した。
「彼女に聞いたんだ」
そこで私の頭の中で全ての辻褄があってきた。そいつは恐らく小中喧嘩しまくってたH高に私と共に進んだ女の子である、キイナちゃんと付き合っているんだろうと。今の2人の関係性は分からないが、そうそう性格が変わるとは思えないので、つまりはケンカップルであるのだろうと。
「ああ、なるほどキイナちゃんか」
そう問いかけると
「ああ」
という返事と共に目線を逸らし、
「あいつには、付き合ってること俺が言ったって言うなよ」
(なんなんこいつ)
ラブラブそうでムカついてきた。
するとキリよく
「ただいまより入学式を開会いたします」
入学式が始まり、自然と話が途切れた。
「じゃあ、また後でね」(リア充滅べよ)
と告げて入学式の話を聞く体制に入る。
「最初に学長のお話で…
・
・
「次に新入生総代…
・
「これから部活動、サークル紹介に移ります。」
(はっ!やっべ、寝てた。なんも聞いてねえ。今更聞いてもあれだしな、2度寝決めよ、)
「こんにちは文化系のサークルの
・
・
・
「ただいまをもちまして入学式を閉会いたします。」
(はあ、やっと終わった)
ほとんど寝ていたとはいえ話が長いのである。
Aくんに手を振り、別れてみっちゃんを探す。
リアルをめっちゃ盛った日記みたいなやつです。
リアルで存在するAくんもキイナちゃんも、
めちゃくちゃいいやつです。




