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十一話

 パルフェの爆弾発言を受けた後から、私の記憶は曖昧だ。


 放心状態から現実に意識が戻った時、眼前に広がるのはドルチェット家の屋敷だった。


「ソルトちゃん! 無事でよかったぁ!」

「ぐぇ!?」


 帰還した私を出迎えてくれたのは、涙ぐんだお母様からの力強い抱擁と双子の兄の安堵した表情。


「おかえり、ソルト。無事で本当によかったよ」

「た、ただいま戻りました…ぅぐ!」

「本当に心配したのよぉ!」


 今が無事ではないです、お母様…


 思いのほか、筋力がしっかりしているお母様。ぎゅうぎゅうと抱き寄せられ、苦しみに悶える私は目でカソナードに助けを求めた。カソナードは、視線には気が付いたようだが小首をかしげるだけで、助けてくれそうにない。のんびりした性格のせいか、カソナードは少々察しが悪い。


 ならば、お父様だ! 


 そう思い、お父様に目を向けた瞬間、欠けていた記憶の一部が脳内で再生された。


 国王と話を終えたお父様は、医務室まで私とアシドを迎えに来てくれた。私たちを見たお父様は、緊張の糸が切れたように頬の筋肉を緩めたのだ。ほんの一瞬だったが、お父様の優しい微笑みは、その場にいた者に衝撃を与えた。「あの鉄仮面が笑った!?」というホウルの失礼な一言は、パルフェの強烈な一突きによって咎められていたことも、一緒に思い出す。


 大切な人たちが目の前にいる状況を、心から喜んでいる。厳格なお父様が滅多にしないような、暖かくて柔らかな笑み。愛されているという喜びが、心がくすぐったくさせる。


「奥様、そろそろお嬢様が潰れてしまいます」

「アシドちゃん! 貴方も無事でよかったわ!」


 パッと私を解放するお母様。


 抱擁の次なる被害者は、同行していた執事。と思ったが、アシドはお母様を華麗に避けた。バランスを崩したお母様を、お父様が慣れた手つきで受け止める。ここでやっとお父様がお母様に落ち着くように説得してくれたので、ほっと胸を撫で下ろした。


「アシド、ソルトを守ってくれてありがとう。君も無事でよかった」

「あぁ、本当にアシドはよくやってくれた。私からも、改めて礼を言おう。そして、君の怪我も大事にならずよかった」

「でも、怪我は完治していないのでしょう? 無理をしてはいけませんよ!」

「承知いたしました。お気遣いいただき、ありがとうございます」


 兄たちの言葉に、アシドは深く頭を下げる。


 従者であるアシドのことも、家族同然に想ってくれているカソナード達に、ポカポカと胸の中が暖かくなっていく。


「ソルトも、これからは王妃教育が始まる可能性があるのだ。あまり無茶はするな」


 春の日差しが降り注いでいた心に、冬将軍が突撃してきた。


 カソナードは目を見開き、お母様は両手を頬に当ててお父様に詳細を尋ねる。


「まぁまぁ! ソルトちゃんがパルフェ殿下の婚約者になったのですか!」

「ち、ちが―」

「いや、まだ正式には決まっていないが…パルフェ様がソルトを婚約者にと、強く望んでおられるのだ」


 どこか誇らしげなお父様に、お母様の気持ちは更に昂っていく。


「ソルトちゃんの素晴らしさを見抜くなんて、やっぱりパルフェ様は見る目があるわ!」

「あぁ、そうだな。私もそう思う」


 娘が褒められて余程嬉しいのか、微笑み合う夫婦。朗らかなその空間に、水を差す勇気など私には無かった。


 否定するタイミングを完全に逃した私は呆然と立ち尽くす。


「ソルトがパルフェ様の婚約者…」


 ポツリと呟くようなカソナードの言葉を、私は聞き逃さなかった。


 今だ! 婚約者の件を拒否するなら今しかない!


「やっぱり、私なんかに殿下の婚約者など―」

「いつか…」


 感慨深そうに、こちらを見つめてくるカソナード。


「いつか、こんな日がくるとは思っていた…けど、いざ目の前に来るとちょっと寂しいな」


 兄の瞳に寂し気な光が宿ったが、その表情は柔らかく暖かなものだ。カソナードは私の頭に手を置くと、ゆっくりと撫でる。


 ヤバい! これは、あれだ…嫁に行く娘を見送るような空気だ!


 否定しておかないと味方を得る機会を失う。そう瞬時に察し、慌てて口を開く。


「お兄様、私は―」

「でも、それは兄の我儘というやつだ」

「ですから―」

「パルフェ様ならソルトを幸せにしてくれるだろう」

「いや、あの―」

「でも、結婚するまでは僕がソルトを守る。だから…今だけは、どうか傍にいることを許してくれ」


 聞けよ、人の話!


 マイペースすぎる兄に怒りが沸いた。


 お祝いムードとなったドルチェット家。それを止めることなど、肝っ玉令嬢と呼ばれた私であっても無理だ。この状況をなんとか打破できる方法はないか、と縋るように優秀な執事を見るが…彼もお手上げだというように小さく両手をあげていた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 王宮から戻って数日後―


 ドルチェット家の私の部屋にて、緊急会議が行われていた。


 会議の参加者はアシドとシエル、そして机に顔を突っ伏す私。


「どうして…どうして、こんなことに…」

「それはこっちの台詞だ」


 半泣きの私に向けられるのは、執事の静かな怒りを含ませた声と、ヒロインの苦笑。


「俺とシエルが離れた、たった数分間に何をどうしたらそういう事になるんだ」

「知らないわよぉ…」


 どんよりと重い影を背負う私に、慰めの言葉がかけられることは無かった。執事からの手厳しい態度から救いを求めるように、心優しい少女に目を向ける。アシドから「甘やかすな」と、事前に注意されているシエルは、困ったような笑みを浮かべるしかできないようだ。


「なんで婚約者候補に私を推すのよぉ…推される要素なんて何も無いじゃない…」

「心当たりが無くて第二王子から婚約を申し込まれる令嬢は、後にも先にもお前だけだろうな」


 アシドの嫌味交じりの言葉に、私の胸中は一層深く沈んでいく。


 特効薬を求めるがごとく、シエルが手土産に持って来てくれたクッキーを齧る。サクサクとした触感。口内に広がるバターの香りは、アシドが用意してくれた紅茶との相性も良くて、心がふわりと軽くなっていく。


 やはり、スイーツとは人生において重要な存在だ。


 クッキーのおかげで少しだけ回復できた私は、心の中にある重いものを追い出すように息を吐く。


「まさか怒鳴った相手から婚約されるなんて…予想外にもほどがあるわ」

「貴族の前で王族を怒鳴りつけるなよ、肝っ玉令嬢」


 不名誉な俗称を口にするアシドに、私は勢いよく顔を向けた。


「だってパルフェったら、アラモドに何も言い返さないのよ!? 髪とか目の色が違うってだけで、パルフェがあんな扱いされるなんて絶対おかしいわ!」


 今でもアラモドの厭味ったらしい顔や大人たちの嘲笑を思い出すだけで、ムカムカする。あの時パルフェに怒鳴ったのは、八つ当たりもあったのかもしれない。だが、私は自分の気持ちに嘘は言っていないので後悔はしていない。


 鼻息荒い私に、アシドは小さく息を吐いた。


「気持ちは分かるが、誰もがお前と同じ考えじゃない。それだけは、理解しておけ」


 感情をむき出しにする私とは対称的にアシドは冷静だ。確かに人によって感じ方は様々なもの。アシドの言っていることは正しい。そう頭では理解はしているが…胸の内では納得がいかない私の唇は尖っていく。


「私は、ただ…パルフェに自分の容姿に負い目を感じず、言い返せばいいって言っただけで…」

「ブッ!!」


 ポツリと呟いた言葉に、シエルが紅茶を噴き出した。ゴホゴホと咽るシエルに、私は驚きながらも背中をさする。呼吸が整った少女は、真剣な顔で恐々と私に問いかけてきた。


「ソルト様…まさか、アラモドとの喧嘩の最中にその言葉をパルフェに…?」

「う、うん」


 肯定の言葉に、シエルは頭を抱え込む。少女の煩悶の原因が分からずアシドに目を向けるが、彼もシエルの質問の意味が理解できないようだった。


 二人から疑問の目を向けられたシエルは心を落ち着けるように深呼吸すると、重々しく言葉を紡いだ。


「それはパルフェのルートです」


 …聞き間違いかな? 私が無反応なのに対し、シエルは深く息を吸うと大きく唇を開いた。


「パルフェの、攻略の、最初の、イベントです!」


 一つ一つの単語を強調するように告げられた情報。それを自分の中に落とし込み理解した瞬間、私の口から悲鳴に近いものが飛び出していた。


「えぇぇええ!? 嘘でしょぉ!?」


 悲痛な私の叫びを受けながら、シエルは淡々と説明する。


「第一王子であるアラモドに主人公が一歩も引かず対峙し、パルフェを勇気づける。これがパルフェの好感度アップ、最初のイベントなんです」

「勇気づけるって…私はそんなつもりじゃ…」

「パルフェは見た目のコンプレックスが強いです。きっと昔からアラモドたちに言われていたからでしょう…それを完全否定しただけでなく反撃しろと背中を押したのは、勇気づける行為です」


 確かにシエルのいう通りだ。脳裏に私がアラモドと言い合っていた時に見た、パルフェの大笑いがよみがえる。


 頭を左右に大きく振り、脳内の晴れやかな笑顔のパルフェを追い出す。そして、神妙な面持ちのシエルに慌てて弁明する。


「で、でも! ヒロイン以外には発生しないイベントなんじゃない? パルフェも婚約者に~とか言っていたけど、あれから音沙汰もないし」

「そうかもしれません…でも、相手はあのパルフェです」

「どういうこと?」


 首を傾げる私に、シエルは重々しく口を開く。


「パルフェは、穏やかそうですが強かな少年です。確実にソルト様が婚約者になるように手を打っている可能性が高いでしょう」

「でも、相手は十歳の子供だよ?」

「十歳だろうと、パルフェは王族。そういった点にぬかりはないかと…」


 幼馴染の分析はとてつもなく説得力がある。


「そんなバカな…」

「バカはお前だ」


 きっぱり断言するアシドにぐうの音も出ない。


「自衛訓練のこともそうだ。なんでわざわざ自分から攻略対象に関わろうとするんだ…」

「へ? 攻略対象?」


 キョトンとする私に、部屋の空気が凍り付いた。


「まさかとは思うが…気づいてないのか?」

「え? 何? 私なんかした?」

「本当にご存じないのですか?」

「だから、何が?」


 完全に意味が理解できていない私に、アシドとシエルの瞳が大きく見開かれる。二人は顔を見合わせると、ほぼ同時に大きな息を吐いた。


 未だに疑問符を頭上に浮かべている私の両肩を、ガシッ! とシエルが力強く掴んできた。突然の衝撃に驚いている私を、大きな瞳でしっかり捉えたシエルは小さな唇をゆっくりと動かす。


「ホウル団長の息子は攻略対象です」

「……ン?」


 キョトンとする私。シエルは再度、現実を突きつけてくる。


「ソルト様の訓練を指導する、ケイク・クーヘンは…攻略対象の一人です」


 コウリャクタイショウ?


 その言葉を脳に落とし込むまで、数分かかった。王宮での自分の言動を思い出し、震える声で二人に問いかける。


「つまり…私は自ら危険な橋を渡りにいったと…?」


 大きく頷いたシエルとアシド。私は膝から崩れ落ちそうなほどの打撃を受けた。


 訓練を受けるとホウルに告げた時の、二人の表情の意味がやっと理解できた。


 いくらヒロインであるシエルが協力的でも、いつ軌道修正がかかり本来のゲームのストーリーに戻ってしまうか分からない。もし、そうなったとしても、消滅の道を避けられるようにゲームにおいての重要キャラ…つまり攻略対象とは関わらないようにしよう、と思っていたのに…


「どうして止めてくれなかったのぉ!?」

「断ろうとしたのに、お前が行くって言ったんだろうが」

「だって! 騎士団長の息子が攻略対象なんて知らなかったんだもん!」


 その瞬間、アシドの瞳に激しい怒りの炎が燃え上がるのを私は見た。鬼のような形相になっていく執事に、短い悲鳴が飛び出す。


「攻略対象のメモは渡したよな…?」

「えっと…そうだったかな?」


 目を泳がしながら無邪気に笑って、誤魔化しを試みるが、そんなものがアシドに通じるわけもなく…眼鏡の奥の瞳が細くなっていき、背筋に嫌な汗が流れる。


 これ以上、この話題で騒ぐのはよくない。そう察したが、遅かった…


 アシドからガシッ! と肩を掴まれ、シエルの時より体が大きく跳ねる。


「俺が書いてやったメモ…どこにやった?」

「えっと…どこだったかなぁ…?」


 氷のように冷たい視線を受けながら、必死に記憶を探る。けれど、思い出すのは美味しくいただいたスイーツのことばかり。


 スイーツ…? あ! 思い出した!!


「スイーツノートに挟んだ!」


 突如現れたスイーツノートと同じく、メモも他の人に見られてはいけないと思い、魔法の鍵付きの引き出しに入れたのだ。


「本当か? その場しのぎの嘘じゃないだろうな…」

「ビックリするほど私って信用がないのね!?」

「今までの自分の行動を思い出せ」

「うっ、ごもっともです…でも、メモの件は本当よ!」


 引き出しに魔力を込め、鍵を開ける。ちなみに、魔法の鍵というのは、引き出しを閉めた者の魔力でしか開けることができない優れもの。謂わば、魔力が見えない鍵となっているのだ。


 スイーツノートをパラパラとめくっていくと、メモが姿を現してくれた。疑いの目を向けているアシドに、印籠のようにメモを突きつける。


「ね? 本当だったでしょ。私だって、失くしたらダメな物くらい分かるわよ」

「当たり前のことで胸張ってんじゃねぇよ」


 手厳しいアシドではあるが、怒りの炎が少し鎮火されたことに胸を撫でおろす。


 スイーツノートを取り出したついでに、久しぶりに記事に目を通してみる。


「ショートケーキやマカロン…美味しかったなぁ」


 目に留まったのは、王宮で食べたスイーツ。大変だったけど、あの甘く幸せな味を思い出すと、顔の筋肉が緩んでいく。


 ピキリッと、アシドの額に筋が走った。


「お前というやつは…反省という言葉を知らないのか?」

「まぁまぁ。メモはあったのですから、いいじゃないですか」


 怒りが再燃しそうなアシドをシエルが宥めてくれるので、私はスイーツ情報の海を漂い続ける。ページをめくる度に現れる様々なスイーツは、どんな宝石よりも輝きを放っている。正に、目の保養だ。


『うまそうだな』

「だよねぇ…え?」


 不意に耳元で聞こえた声。囁くように小さなものだけど、はっきりと私の耳に届いた声音は、アシドのものでも、シエルのものでも無い。野太く地を這うような、聞き覚えのない声。


 周りを見渡すが、部屋には私とアシドとシエルの三人しかいない。


「ソルト様?」

「どうした?」

「あ、いや…なんでもない」


 私の行動に、二人が不思議そうな表情を浮かべている。その様子から、先ほどの声はアシド達には聞こえていないと分かった。


 気のせい? もしかして、考えすぎて幻聴? それか、私の心の声が漏れただけ?


 様々な可能性が脳内を駆け巡るが、どれもしっくりこない。悩んでも結果が出ない。ならば、私がやるべきことは一つ!


「よしっ! こうなったら、ケイクと関わるのは仕方ないと割り切りましょう」


 起こってしまったことや分からないことを、いつまで考えていたって仕方がない。人間は切り替えが大切なのだ。


「まぁ、そうだな」

「それでこそ、ソルト様です」


 呆れながらも賛同してくれるアシド。ニッコリ微笑み、小さく拍手してくれるシエル。心強い二人に見守られながら、私はスイーツノートを勢いよく閉じ拳を掲げる。


「よーし! お菓子のために頑張るわよぉ!」

「お菓子のため、ですか?」


 私の意気込みに、シエルが小首を傾げ違和感のある箇所をなぞる様に呟く。


「そう! あ、もちろん自衛のほうも、ちゃんと取得するからね」

「訓練と菓子が、どう繋がるんだ?」


 いい質問に、私の目がキラーンと光る。


「フフッ、実はね…訓練を頑張ったら、お菓子が貰える可能性があるのよ!」

「…は?」


 二人の目がまん丸に見開かれる。アシドにいたっては、間抜けな声が零れ落ちた。


 王宮でシエルが言っていた。ホウルは息子に訓練のご褒美として、お菓子を渡していると。その息子に教えてもらえるのであれば、お菓子を少しくらい分けてもらえる可能性もあるというものだ。


 公爵令嬢らしからぬ卑しい精神ではあるが、美味なるお菓子のためならば仕方ない。


 うんうん、と一人納得する。脳の稼働が再開したアシドは特大のため息を吐きつつ、恨みがましそうに情報源である少女に目を向けた。


「シエル…お前、余計なことを言ったな…?」

「申し訳ありません…ソルト様のスイーツ愛を甘く見ておりました」


 心当たりがあるシエルは素直に謝罪する。そんな彼女をアシドはそれ以上責めることはなかった。


 呆れ返る二人が醸し出す空気が、チクチクと肌をさしたが…何はともあれ、やるからには全力だ!


 気合を入れる私に共鳴するかのように、どこかで空腹の音がなったような気がした―


読んでいただき、ありがとうございます。


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