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第2回 最初の出会い

突然謎の町にワープしてしまった喜一

そこへ謎の3人組が現れる。

対峙する喜一と3人組


「お前達は、何だ!この町の人間か?」


「何、と言う事はお前もこの町の人間じゃないのか!?」


「と、突来てしまったんだ・・・。」


しかし詳しく言っても信じてもらえるはずがない・・・。



「ち、思った収穫は無さそうだ。」


真ん中の男はリーダー格の様だ。


「直接僕らが研究所に行った方が良いんじゃ・・・。」


取り巻きの男がリーダー格に言う。


「しかしだな・・・。」


「私達の顔は知られてないから大丈夫だよ。」


もう一人、女の子の方も促す。



「仕方ない。おいお前。あの白い建物には近づくな。必ずだぞ。」


リーダー格の男はそう行って他の2人と共に去って行った。



「何だアイツら・・・。あの白い建物、何かあるな?しかも研究所だって?」


喜一は白い建物を見つめる。



一方、千夏は町を彷徨い続ける。


「どうしよう。早朝だから誰もいないし。大体町の名前もわかんないよ。」


赤いレンガの道路と並木道。


静かでキレイな秋の町なのにどこか寂しい。


「とにかく、コンビニでも探そうかな。」


仕方なく歩き続ける千夏。



3人組はとある場所を目指す。


「早く帰りたいな。何でこんな事になっちまったんだ俺は。」


リーダー格の秀が言う。


「毎日それじゃないですか。あの博士なら何とかしてくれそうですよ。」


部下の孝がなだめる。


「何モンなんだよあの爺さんはよ。」


もう一人の部下・女の子である愛華も言う。


「でもあのワープの事をしってそうだよ。とっても怪しいけどね。」


「さっきの男も突然来たと言ってたな。まさかアイツもワープに巻き込まれたんじゃねえか。」


「どうでしょうね。それなら詳しく話しを聞いておけば良かった・・・。」



喜一は町に下りてきた。


「あの建物気になるな・・・。お、人がいる!あ、あの!」


「え?」


千夏だった。


「や、やっと人に会えたわ!すいません!ここは一体!?」


「え、あんたもかい?」


つづく



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