第三十三話 伝染病? こわいけど誰かがやらなきゃいけないじゃない!!!
翌日の朝、ミレア達はギルドにいた。ファイはギルドの外で待機のようだ。脚を前に出さない。
ミレアはファイを一瞥すると、受付にいき、ケイトに飛びつくように笑顔で話を切り出した。
「ケイトさーん、おはようございます。前に予約を入れていた、『魔黒死病の調合薬を作る仕事』受注したいのですが」
「いいわよ。すぐに始めれるように今、データベースに魔法で打ち込んだわ」
そういい、ケイトはミレアに四角い魔法アイテムを手渡した。
「はい、魔法タブレットよ。必要事項は、魔法タブレットの中に魔法で検索を掛ければデータがあるから、一読してから、挑んでね。報酬は300プリよ。がんばってね」
「はーい。ミレア頑張ります」
ミレアは元気いっぱいの笑顔で魔法タブレットを手に返事をした。
みんなこの明るい笑顔にやられるのだ。
ケイトもニコリと笑った。
「(ほんと、嫌味がない、明るい子ね)」
「では、また今度です。さようなら、ケイトさん」
ミレア達は、仕事を請け負って、手をケイトに振りながらその場を去った。
☆☆ ☆☆
ファイがギルドの外でミレア達が出てくるのを待っていた。
「お、出てきたな、待ってたぞ。受注は出来たのか?」
「できましたよ。もう開始です。今、魔法タブレットに魔法で検索をかけているところです」
魔法タブレットが魔力で淡く光った。
「あ、情報が出てきました。どうやら、この仕事は国の仕事みたいです」
「そりゃ、やっかいだな。審査が厳しいぞ」
「納期にできなければ、鞭打ちの酷刑プニね」
「それは、やだけど、がんばるしかないね」
一瞬やなそうな顔をミレアはしたが、すぐさま明るい笑顔に戻った。
そして、ミレアは魔法タブレットを見遣り、声音を発した。
「ペペロンチーノ国の隣の国、アッシェンソーレ国で起きてる、病みたいです」
「アッシェンソーレ? ここからだと、西の方角だ、歩きだと遠いな」
ファイは遠いぞと、首を傾げた。
ミレアが言い寄った。
「とりあえず、移動魔法で飛んでいきますか」
「情報は他にないのか? 伝染病だろ? 何か治せる素材のアイテムはあるのか?」
「それがですね、全くわからないんですぅ。そこだけ書かれていません。国を挙げて、止めるのに尽力をしているみたいですが、治す薬がなく、死人が増える一方で、既に3000人死んだとあります。今も掛かって苦しんでる人はいるみたいですね」
「三千人か。こりゃえらい仕事だな。一刻を争うな。店に帰って旅立ちの仕度をしよう」
「はい、そうですね」
そうミレアが言うと、全員身支度のため、店に戻った。
ミレアに伝染病が、かからなければ、いいが。
☆☆ ☆☆
UP予定。感想おまちしてます。
おつかれさまです。
何回も見てくださっている読者さまには感謝です。
ほんとにありがとうございます。
魔双戦記のサブストーリーになります。
魔双戦記の方もよろしくお願いします。
ファイも困ったりしてどうしていいか、作中で考えているようです。
魔双戦記の本編と360度違うことしてますし。
またおあいしましょう。
読み物としてがんばっていくのでよければブックマークなどしていただけるとうれしいです。
感想も何でも書いていただけるとうれしいです。
また更新します。




