第三十一話 成功したわ、ギルドから報酬よ!! 当分生活できるじゃないッ!!
ミレア達は移動魔法でギルドにきていた。全員一緒だった。
ミレアが階段を勢いよく上がっていきながら紙を握り手を振り上げた。
「ケイトさーん、仕事終わりました。これ業務合格証書ですぅ」
「あら、何だか嬉しそうね」
「えへへ、だって、仕事が無事に終わったので」
「あら、そのかごは何?」
「え、あの、えとですね、可愛い子を捕獲したんです」
ケイトが指さしたかごには例の小さくなったワームが入っていた。
ファイが釘を刺した。
「モンスターのミニチュアだな」
「まぁ、小さくても口の牙あたりがワームみたいね」
「ケイトさん、凄いですね。ピタリですぅ」
「わかったわ。きっとワームの子供でしょ? またプニロンみたいな子だと思ったわ」
「ちょっと待つプニ、みたいな子ってどういうことプニ。由緒あるサンダースライム族をミミズと一緒にし
ないでほしいプニよ」
そういうと言葉が分かったのかワームが身体を揺らし怒り出した。
「ミミ、やるプニか!」
「ギュウギュ」
しばらくの間、プニロンとミミのにらみ合いが続いた。
ファイが頭を掻き、呆れ顔で言葉を紡いだ。
「お前ら、何、けんかしてるんだ、仲良くしろよ」
「そうよ、プニロン、仲間なんだから、仲良くしなさい。同じ元、モンスターじゃない。今はかわいいけど」
「フンだプニ。この世紀の美少年をミミズ呼ばわりだけはしないでほしいプニよ」
プニロンはそそくさという。ミレアはそれに反応し面白かったのか、笑った。
「あはは、ゴーレムに入ったらね、わかったから。誰も一緒なんていってないでしょ」
「わかればいいプニ」
「あら、そちらの見慣れない焚き火のような方は?」
「あのですね、あたしが契約した炎の精霊獣のファイアクローネさんです」
「まあ、精霊獣と契約したの。よかったわね、魔神じゃなくて」
「魔神?」
「最高レベルの精霊獣だと、呼び出したものの手に追えないみたいよ」
ケイトの言葉にミレアは顔が青ざめた。ぞっとした様子だ。
「だから、おれっちが心配して言ったプニよ」
ファイアクローネが隣で浮かびながら、横やりをいれた。
「このナイスなスタイルの炎の貴公子、ファイアクローネだっち。所属は主がいる、ファウストプリンセスだっちよ。以後お見知りおきを」
いいながら、クローネはケイトの前で凛々しいポーズを取った。
「まぁ、面白い精霊獣さんね」
「ケイトさん、命をとられる危険性もあるってことですか?」
「そうよ、場合によったらね。今後、気をつけてね。ついさっき、ガーナさんから、魔法電話で契約完了の報告があったから」
そういうとケイトは棚の下に手を入れて大きな袋を取り出した。
「はい、報酬の200PRIよ」
「わぁ、ありがとうございます」
大きな袋にはお金が沢山入っていた。
ミレアはそれを受け取ると背中を向けた。
「では、これで失礼いたします。みんな帰ろ」
ミレアの言葉に賛同するように、全員がギルドを後にした。
☆☆
おはようございます。
毎日見てくださっている読者さまには感謝です。
ほんとにありがとうごうざいます。
ファイもこの物語では意外なことしゃべってますね。
ファイのいる本編の方は戦いばかりで血なまぐさいことが多いですが、
この物語は基本楽しくなる感じがするのではないかと思います。
キャラも動いてくれるので書きやすいですかね。
作者的に言うと、このスライムと、このしゃべるみみずほしいですね。(笑)
しゃべる花の妖精もほしいところです。
一日中いたらしゃべってそうですね。(笑)
というようなほのぼのしたキャラが多いと思います。
これからも応援してくださいね。
更新滞っておりましたが、読み物としてがんばっていくのでよければブックマークなどしていただけるとうれしいです。
感想も何でも書いていただけるとうれしいです。
またおあいしましょう。
よい休日をお過ごしくださいね。




