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ファウストプリンセス  作者: 蒼井 肇
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第二十六話 アイテムを作ってミミズさんを助けるの!!



「な、なんじゃ、これは?」




「見ての通りだ。犯人はジャイアントワームだ」



 ミレアが連れてきた当主ガーナさんは驚いてとんでもない顔をした。



「し、死んでいるのか?」



「いや、死んではいないだろうな。麻酔が効いていて動けないだけだ」



「は、早く殺せ! 防衛士のジャガリコンはどうした、いないのか、カルービラス、早く呼んでこい!」


「は、ガーナ様かしこまりました」



 カルービラスがそういった矢先だった。



「待ってください。人を殺したわけでもないんです。いくら、魔物といっても、可哀想です。命があるんで


す。大きくても、この子、食料を襲って、人を襲ったりはしなかったじゃないですか」



 ミレアの言葉に、みな、口を閉じた。ためらいが生じたのだ。たしかにミレアのいっていることは一理あったのだ。



「助けてあげてください。ガーナさん、お願いします」



 そういい、ミレアはペコリと深く頭をさげた。



「では、どうするというんじゃ? そんな大きな奴を。契約上は駆除じゃぞ」



「要するに、いなくなれば、いいんですよね。対象物もはっきりしていませんでしたし、殺せとは契約には


なかったじゃないですか」



「確かにそうじゃが」



「野性に返すといっても、逆に森などに返したら、子供が行ったら危険だ。ミレア、構わないぞ、駆除しろというのなら、俺が仕留めてやる」



 ファイがそういい、背中の剣に手をやった。



「ファイさん、待ってください」



「あたしに考えがあるんです」



「ミレア、どうするプニ?」



「要するにですね、肥大化して、身体が大きいからダメなんですよ」



「もしかしてプニ?」



「そう。そのもしかしてプニよ。身体を小さくするの」



「『!』お前、そんなこともできるのか?」



「ただし、錬金術であるアイテムを作らないといけないですけど」



 ミレアの顔は得意満面だった。こういう、ひらめきだけは天才的なところがある。



 ガーナさんは首をかしげた。ファイもよくわかっていない面持ちだった。



「お前の言ってることがよくわからん。動き出すまでにどうにかするなら、まぁ良い」



「ありがとうございます。ミレア頑張ってアイテム作ってきます」



「ファイさんはここで番をしててくださいね。いこ、プニロン、店に帰りましょ」



「判ったプニ」



 ミレアはそういうとすでにかいていた、魔法陣に入り消えてしまった。



 アイテムを作らないといけないというところをみると、魔法で店に帰ったのはファイにもわかったことだ


った。




 だが、ガーナさんがおどろいて目をぱちくりしていた。



「消えた? あの子は魔法も使えるのか?」


「さぁな、作るのはどうかしらねーが、魔法は達者みたいだな。これの逆をするんじゃねーか? ミレアの帽子が大きくなったままだしな」



「このコテージみたいなのは、元はあの子の帽子なのか?」



「そうだろうな、形も色も似てる。羽根も付いてるしな」



 ファイはそういい、目の前にあるコテージキャップをみやった。

















☆☆  ☆☆






おはようございます。

何回も見てくださっている読者さまには感謝です。

昨日更新できずにすみません。作者の時間の都合です。

連載再開です。

応援よろしくお願いします。

読み物としてがんばっていくのでよければブックマークなどしていただけるとうれしいです。

またおあいしましょう。

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