第二十三話 精霊獣の契約はこわいけど、死ぬよりましよ!!
「ミレアはやれば出来る子なんです」
「ミレア、もしかして、精霊じゅ……」
「そ、そのもしかして。契約しないといけないけど、炎の精霊獣よ」
「精霊は契約したら、契約者が死ぬまでお供するプニよ。オレッちみたいにしもべじゃないプニよ。いかつい、魔神みたいなのだったらどうするプニ? 下手したら召喚すれば殺されるかもしれないプニよ」
「いいの。プニロン、あたしたち、死ぬよりましでしょ。ミミズに食べられるなんてやーよ」
「そうプニが」
「カレーが焦げないうちに契約しましょ」
ミレアはそういうと魔法陣を書き終わり、なにかを口元でとなえだした。
「白き光、天空に跨る赤き器、古の魔法より、出でよ、『炎の精霊獣ファイアクローネ!』」
ポン!
すると、どうしたことか、炎のカッコをした精霊がでてきた。
これには、ファイもびっくりした。
「凄いな、魔法使い並みだ。優秀だな」
「えへ、成功してよかったです。ね、ファイアクローネさん」
「おいらを呼んだのは、お前か?」
「そうよ、あたしが契約者よ。ファイアクローネさん力を貸してほしいの」
「おいらの力でよければ、契約者のお前に永遠に力を貸すだっちぞ」
ファイアクローネは得意そうな顔をしていった。どうやら、お調子ものらしい。
「そなた、名は何と申すだっち?」
「あたしは、ミレアよ、そこの男性がファイさん。こっちのゼリーがプニロンよ」
「ゼリーじゃないプニ。スライム族プニよ」
「単刀直入にいうが、ファイアクローネさんよ、今俺たちは、この倉庫にある食物を喰らう輩を駆除しに仕
事で来ている。炎の力で撃退するのを手伝ってはくれないか?」
「呼び出したのはそういうことだっちな。了解だっち。出てくるものに一泡吹かせようじゃだち」
「それにしても、あなた、可愛い炎の精なのね、もっといかつい者が出てくると想ったわ」
「最高レベルの炎の精なら、もしかするといかついかもしれないだっちね」
「まぁ、みなさんでご飯食べましょう。カレーもできてますし」
「ファイアクローネ、恐らく敵が現れるのは日が落ちてからだ。まだ、大丈夫だ、一緒に飯喰わないか」
「それじゃ、いただくだっち」
そういい、ファイアクローネはカレーをたべだした。
つづいて、ファイ、プニロンも食べだした。
「どれ、ミレアが作ったカレーいただくか」
「ミレアのカレーは美味しいプニよ」
「あんた、褒めても何もでないわよ」
ミレアはジト目でプニロンを見やった。
☆☆
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