第参拾漆話 切断!放たれる神の刃!
ジュサッ!!!!!
巨神は、敵である戦闘艇を、蒼い刀身を持つ刀で、溶けたような音と、刀の振り抜くような音が混じる、独特な音で貫く!!
「マキア!!近くに敵はッ?!」
が撃墜した模様で「いえッ!こちらに反応して近ずく敵はおりませんッ!!他の周囲の敵は僚機が撃墜したようですッ!このまま敵艦に着陸し弱点に攻撃するのが良いと思われますッ!!」
「それが良さそうだなッ!このまま突撃するッ!!マキアはマークをしろ!!!」
「了解!!現在目標まで、28万フィートです!!!」
「マキア!シキシマ博士が言っていた、リミッターを解除した攻撃は可能か!?」
「何言い出してるんですか!?無茶です!!!実戦での使用はおろか、テストも行われてないんですよ!!!!シュミレーション上でも成功率は五分五分ですし!!失敗した際のデメリットがでかすぎます!!!!!!」
「覚悟を決めろよ...マキアッ!!」
「そこまでいうなら、やりますよ!!どうせ、最終的な決定権はそっちにあるんですからね!!!やらからには、成功させますよ!!!!!!!」
「あぁ...リミッター解除!用意!!」
「了解!!刀身部、電力量増加!!専用バッテリー電力充電率増加!!目標地点付近の味方機!全機撤退を確認!!!加速粒子量増加!!増加を確認!!!!!!発動シークエンス全て完了!!!!!!!あとはタイミング次第です!!シュミレーション上での最高効率の攻撃が可能距離、目標から見て、25mの地点です!!時間として、17秒後に到達する地点です!!」
「カウント頼む!」
「了解!」
16…15…14…13…12…
11…10…9…8…7…
6...5...4...3...2..1...
「0!!今ですッ!!!!!」
「てェェェェェェリャァァァァッッッッ!!!セイヤァァァァーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼、ジークは気合と決意を込めて、叫び、光の刀身を持つ刀を振るう!!!!!
振るわれた刀は、刀身を際限無く伸ばし、刀身に触れたものを蒸発という名の、消滅され、そのまま、敵戦艦の直径50mもある、ブリッジを、文字通り、一刀両断し、戦艦を二つに分けるッ!!!




