彼は力を見せつける
朝、教室の前で呼吸を一つ。
心を落ち着かせ、扉を開く。
クラスメイト達がこちらを見て一瞬口を閉ざす。
いつもならすぐに雑談が再開されるのだが、今日は雰囲気が違う。
あちこちから探るような気配を感じる。
例えるならサバンナで突如出会った天敵の動きを察知しようと神経を尖らせているような、そんな感じだ。
異様な空気に気圧されそうになるが、この程度で引くほど俺の精神は弱くない。
俺は何も気にしていない風を装い、口を開いた。
「おはよう。」
昨日と同様の静寂は………訪れなかった。
「おう、おはよう歩!」
声の方に顔を向けると、修三が昨日と同じ笑顔で手を上げていた。
友達ならばごく平凡な、しかし俺にとっては特別な、そんな朝の挨拶。
たった数秒の出来事が、これほど心を暖めてくれるものなのかと感慨深く感じた。
昼休みを目前に控えた四限目の授業は体育であった。
場所は体育館、本日はバスケット。
号令に合わせて準備運動をすると、一度整列して先生の指示を待った。
ジャージを着た身長高めの暑苦しそうな先生が口を開いた。
「それじゃまずは基礎練習をするぞ。適当に二人組を作ってくれ。」
適当に試合でもして終わるのだろうと高を括っていた俺は、その言葉を聞いて凍りついた。
周りはあっという間に近くの人とペアを作っていく。
慌てた俺は一縷の望みを抱いて修三の方を向くと、彼を取り合って三人の男子がじゃんけんしていた。
ーーー畜生、人気者め!
あっけなく望みが破れた俺は大人しく余り者となった。
我がクラスの男子は全部で十四人と少なめだ。
偶数なのだから溢れる心配はない。
悲しいことであるが、俺は安心して余り者となる事ができた。
「それじゃ、ペアでボールを一つ持って、まずはパスの練習だ。」
先生の指示で全員が各々自由に広がる。
俺は目の前の男子を見る。
若干涙目の彼は、見られたことでビクッと肩を震わせた後、おどおどしつつも口を開いた。
「あ、あああの……ぼ、僕はき、霧崎恵恋ですっ!よ、よよ宜しくお願いします!」
噛みすぎだろ。あと震えすぎ。
俺は彼が自分から挨拶してくれたことに驚きつつも、緊張した彼を宥めようとする。
「あまり緊張しないでくれ。俺は天道歩だ、よろしくな。………それにしても、珍しい名前だな?」
最近流行りのキラキラネームとかいうものだろうか。
これくらいならまだ大衆にも受け入れられるかもしれない。
少なくともピカ○ュウなんていう名前よりは余程マトモな名だろう。
「は、はい………えっと、ぼ、僕はその……ハーフだから…………」
あぁなるほど、と思った。
何を納得したのか、それは彼の容姿にである。
霧崎は金髪だ。それも明らかに着色したとわかるケバケバした金ではなく、自然な色をしている。
瞳は青く、パチクリとしていて、良い意味で人形みたいだ。
女装すればそこらの女よりは確実に可愛くなるだろうと断言できる、可愛い男の子であった。
顔の造形などは日本人っぽく、鼻もそこまで高くはない。
男にしては少しだけ長く伸ばされた髪が光を反射して非常に美しい。
「あぁそうだったのか。両親のどちらかがヨーロッパの生まれなのか?」
「えっ………あ、うん、母さんが北欧の生まれなんだ。父さんは日本人だけど。」
霧崎が何故か驚いたような表情を見せるが、その後は先ほどまでとは違い、スラスラと話せている。
「なるほどな。霧崎は昔から日本で暮らしているのか?」
「えっと……生まれは日本だけど、小学校は母さんの地元だったんだ。中学校からこっちに帰ってきて………」
「そうか。それは大変だっただろう。」
「うーん……まぁ日本語は向こうでも教わってたし、慣れればなんてことなかったよ。色々と違っていて悩むこともあったけどね。」
「そうか…………っと、そろそろ始めるか。」
「あっ、うん、そうだね!」
周りが既に練習を始めている事に気づき促すと、霧崎は可愛い笑みを浮かべて頷いた。
「あっ!ご、ごめん、天道君!」
霧崎が放ったボールが俺の横数メートルずれた所へ向かう。
俺は素早く移動して腕を伸ばしキャッチした。
「いや、大丈夫だ。気にするな。」
「で、でも、さっきから何回もだし………やっぱり僕、運動向いてないのかな…………」
霧崎が自嘲的な笑みを小さく浮かべて俯く。
確かに、先ほどからマトモなパスがほとんどきていない。
ふむ、と俺は顎に手を当てて暫し考えながら霧崎を見た。
線の細い華奢な身体をしており、大して筋肉があるようには見えない。
細かい動きなどを見れば、運動が得意ではないのだろうなとは予測できるが、だからといって周りと隔絶した差がつくほど下手かと問われると、決してそうは思えなかった。
恐らく、単純に正しいやり方を知らないだけなのだろう。
「霧崎はあまり運動した事がないのか?」
「え?あ、うん………実は僕、中学校の時くらいまで病気がちで………体育もほとんど見学ばかりしてたんだ。それに………友達もいなかったし体も弱かったから、家に帰っても外に出ないで本ばっかり読んでたし………」
霧崎がどこか寂しそうにそう言った。
その表情を見て同情………というよりは、同属に対する親近感のようなものを抱いた。
ーーーふむ。
「霧崎、俺と友達にならないか?」
「…………え?」
「俺と友達になってくれ。俺も友達が少ないんだ。」
俺は憮然とした態度でそう言った。
すると霧崎は、あわあわと慌てたようにキョロキョロとした後、俯きがちに話し始めた。
「………で、でも僕、つまらない奴だよ?話すのとか苦手だし、昔から女の子みたいだとか言われてたし、運動音痴だし、取り柄なんて何も………」
しかし、俺はそれを遮る。
「友達になるのに取り柄なんて必要ない。友達だと思ったら友達だ。それで良いだろう?」
なにを当たり前の事を、というように首を傾げた。
霧崎は暫く無言でいたが、やがて意を決したように顔を上げ、透き通った瞳を真っ直ぐに向けてきた。
「………そうだよね。友達になるのに、理由なんていらないよね。」
「俺はそう思うけどな。嫌いなものには必ず理由があるが、好きなものには理由がないという事は往々にしてあるものだ。」
「うん、ありがとう天道君。……僕、君の友達になりたいな。」
「もちろんだ、これからよろしくな。俺のことは歩と呼んでくれ。」
「こちらこそよろしく!それなら僕のことも恵恋って呼んでね!」
清々しい笑顔の恵恋と握手を交わす。
こうしてまた一人、友達が増えるのであった。
「恵恋、俺の見たところ、確かに君は運動が苦手かもしれないが、全くもってできないという事はないと思う。」
「えっ、そうかな………でも実際にさっきから………」
「それは恵恋が正しいフォームを理解していないだけだ。少し教えてやるから、俺の言う通りにやってみろ。」
まずは基本中の基本、チェストパスだ。
片足を出して重心を乗せ、両手をしっかり開いてボールを掴み、胸の前に持ってきたボールを一直線に出すよう指導する。
何度かやらせて幾つかの点を直すと、すぐに先ほどまでとは見違えるほどマトモなパスを出せるようになった。
「す、凄いよ歩君!僕、ちゃんとできてるよ!」
嬉しそうに満面の笑みを浮かべてはしゃぐ恵恋。
男とは思えないほど可愛い姿を見せる恵恋に、周りの男子数人がチラチラと目を向ける。
その様子に満足げに頷く俺。
「あぁ、だいぶ良くなったな。俺の目に狂いはなかった。」
「うん、ありがとう歩君!………ところで、歩君はバスケを習った事があるの?中学校でバスケ部だったとか?」
「いや、俺は部活に入ったことはない。ずっと帰宅部だ。」
「そうなの?けど教えるのもやるのも凄く上手だよね。」
恵恋がくいっと首を傾げて不思議そうに言った。
「まぁ、習ったというか受け継いだというか………指導を受けた事はある。」
教えてくれたのは人ではなく霊だったが。
俺がまだ小学生の時に遭遇した霊に指導されたのだ。
エムジェイと名乗る黒人の霊であった。
ちなみに、八極拳を教えてくれたのはショモン老師であり、柔道を教えてくれたのはモクソン先生だ。
霊のことを教えてくれた宗教家はメサイアと名乗っていたし、一月に出会った忍者はカザマと名乗っていた。
恐らく……というより間違いなく全て偽名であるが、俺も本名は聞かなかった。
俺はこれらの達人から各々の技術を受け継いでいる訳であるが、もちろんそれらはたった数日で習得できるものではない。
一人の達人の技を全て盗む為には、一番早くても五年の月日を要した。
しかし俺は現在十六歳の身だ。
矛盾しているじゃないかと思われるかもしれないが、これにはある秘密がある。
それは俺の行使する霊能力の中でも飛び抜けて非現実的な力のお陰なのだ。
その能力を俺は"界渡り"と呼んでいる。
この能力を行使すると、霊界と呼ばれる世界へ行く事ができるのだ。
霊界は魂が昇天されていない霊が生活する世界であり、霊は滅多に現界へと来ない為、もともと少ない霊ではあるが、更に出会う確率が減る。
本来であれば霊能力者と言えども生きた人間が入れる場所ではないのだが、俺の力は特殊らしく、幽霊達は口を揃えて、霊界へ行き来できる人間など見たことがないと述べていた。
また、霊界にもそれぞれの霊に固有の空間があるらしく、例えばエムジェイ先生の領域に行って指導を受けている間、他の霊に会う事はない。
そして霊界では時間の流れが非常に緩やかであり、現界における一日が、霊界における三年に相当する。
数日姿を消す可能性もある為、事情を知る桜さんからは、霊界に行く前は必ず連絡することを厳命されている。
エムジェイ先生にバスケを習い終えたのは、始めてから7年後の事であった為、俺は二日強の間、現界から姿を消していたこととなる。
こういった事がある為、昔から数日続けて学校を休む事などがたまにあり、俺に友達ができない理由の一つにもなっていた。
ちなみに、反則にも思える界渡りにもデメリットはある。
一度霊界に入れば、その領域の霊が成仏するまで、現界へ戻る事ができないのだ。
俺が出会った霊の未練はほとんどが『己の技術を余すことなく受け継いで欲しい』というものであった。
即ち、その霊の領域に入れば、完全に技術を継承して成仏させるまで、何十年経とうと戻ってこられないのだ。
今まででも特に長かったものの一つは八極拳である。
ショモン老師の技量は他の達人からも格が上であった為、その技を継承するのに三十年を費やした。
当時中学二年生であった俺は、現界では十日間も行方不明となっていたのである。
桜さんと同じく事情を知っている梅婆に予め連絡していなければ、きっと騒ぎになっていた事だろう。
おまけにショモン老師はとんでもなく厳しい人で、霊界では死ぬことがないというのを良いことに、過酷な鍛練をこれでもかと課してきた。
霊界は死んでも傷ついても時間経過により再生する不思議空間である為、厳しい師匠だと地獄を見ることになる。
ショモン老師との鍛練は間違いなく地獄と呼べるものであった。
そういった地獄も含めて、霊界で総計百年を越える年数を経験した俺だが、だからといって精神がヨボヨボのお爺ちゃんになることはない。
確証はないが、体の傷と同じように、精神も回復させられているのではないかと思っている。
でなければあんな地獄を何度も乗り越えられない。これは断言できる。
だが、だからと言って心身になにも変化がない訳ではない。
技術を身につけると、それに適応するように身体にも細かな変化は起こるし、心も強くなる。
現界に戻った途端に全てを忘れる、じゃ困るし、これに関しては深く考える必要もないだろう。ご都合主義万歳だ。
閑話休題
ともかく、エムジェイ先生に七年間もの指導を受けた俺は、バスケに関しても正直かなりの腕前を持っている。
世界トップレベルだと豪語しても問題ないが、あいにくと人生を捧げるほど好きな訳でもない。
が、友達に軽く教えるくらいは問題ないだろうと思ったのだ。
「よし、それじゃ基礎練習はこれで終わりだ。最後に少しだけ試合するぞ。」
先生がそう言って皆を呼び集めた。
あの後、他のペアはドリブルやシュートなどの練習に移っていったが、恵恋が望んだ為、恵恋はパスを出す事と受け取る事だけを練習し続けた。
曰く、一度に色々なことをしても自分には覚えられそうにないとのことだ。
そのお陰で完璧とは程遠いが、初心者にしてはそれなりに形になったと思う。
………しかし、それを皆の前で見せる機会はないようだ。
先生の指示で十四人を二チームに分けた。
一チーム七人になるが、試合に出るのは五人だ。
俺と恵恋は見学する事になった。
「残念だったな、折角練習したのに。」
「ううん、良いんだよ。僕が入っても気遣わせちゃうかもしれないし。………それに、ちゃんと練習できただけでも楽しかったから!」
そう言って笑う恵恋に安堵する。
二人で見学しながらささやかながら応援すること数分。
試合は劣勢に追い込まれていた。
「あらら、これは負けちゃうかな?」
「そうかもな。」
体育の授業でやっているだけなので別に悔しがる事もなく、のほほんと予想する俺ら。
しかし、我がチームには一人だけバスケット部の部員がいたらしく、授業と言えど負けたくないという一心で無理な攻撃を仕掛けた。
結果、そいつは足を挫いて負傷。おまけに味方の一人を巻き込んだ。
つまり負傷者が二名出たわけだ。
負傷と言っても軽い捻挫なので大した騒ぎにはならなかったが、先生の判断でこの試合には戻れなかった。
必然的に補填される俺達。
まぁどうせ残り数分だし、このまま流して終わりで良いかと考えていたが、恵恋は違ったようだ。
「藤嶋君、頑張ってたのに可哀想だね…………よし、僕達も頑張ろっか!」
と可愛くガッツポーズをしてふんすかと気合いを入れていた。
藤嶋というのは、無理をして負傷したバスケ部員のようだ。
おまけに同じチームの修三も先ほど以上に気合いを入れている。
「よっしゃ!藤嶋の分もやってやろうぜ!なぁ、歩!!」
…………………ふむ。
「あぁそうだな…………やってやるか。」
小さく溜め息をこぼす。
別に俺だって負けたいと思っている訳ではない。
チームメイトが……友達が本気で勝とうとしているのなら、その一員として全力で挑むのも良いと思ったのだ。
という訳で、やってやった。
藤嶋達と交代で俺と恵恋が入り、先生が笛を鳴らす。
相手の一人がボールを持って仲間にパスを出そうとするが、いつの間にかそこに立っていた俺がカットした。
何が起きたかわからず静止する相手を素早いドリブルで悠々と抜き去り、反応した他の奴が来る前にハーフラインを少し越えたところでシュートを放った。
綺麗な放物線を描いたボールは軽い音を立ててリングに入り、場が静まり返った。
相手も味方も呆けている中、いち早く回復した先生が笛を鳴らす。
いまの出来事をうまく理解できないまま慌てて試合を再開。
一人がドリブルで攻め込んで来たところを目にも止まらぬ速さでスティールし、そのまま二人を軽く抜いてレイアップ。
特典差は三点となった。
ここにきて漸く現状を把握した相手チームは、二人のバスケ部員を中心にパスを回しながら俺を警戒する。
しかし、その頃にはこちらのチームも回復していた。
修三が一瞬の隙を突いてパスカットし、ドリブルをして攻め上げる。
二人のバスケ部員は素早く後退し防ごうとするが、修三は二人の間、斜め上にボールを上げる。
予想外の行動に一瞬動きが止まり、振り返った時には回り込んでいた俺が空中でボールを受け取り、そのままシュートを放っていた。
再びリングに吸い込まれるボール。
これで点差は一点となった。
しかし残り時間は三十秒を切っていた。
相手は攻めるよりも一点を守ろうとしたが、それを読んだ俺は笛が鳴った瞬間に相手陣地に走り込む。
若干慌てた様子だったが、すぐにパスを回して俺に取られないようにする。
味方がカットしようとするが、先ほどの事もあって周りも警戒しており、なかなか奪えないまま時間が過ぎた。
残り数秒。
焦ったバスケ部員が速すぎるパスを出し、一般生が取り損なう。
持ち前の俊敏さで奪い取った修三が俺にパスしようとするが、俺と修三との間には二人いた。
修三の顔が焦るのが見えた。
俺は修三と目を合わせ、アイコンタクトで修三の右側にパスを出させた。
本能的にパスを放つ修三。
そのボールの先には、誰も警戒していなかった恵恋がいた。
恵恋は驚いた顔で咄嗟にボールをキャッチする。
練習の成果は如実に表れており、きちんと両手ですっぽりと受け取り、胸の前でキープしていた。
俺は即座に声を上げる。
「恵恋!」
名を呼ばれた恵恋は一瞬ビクッとした後、何十回と練習した通りの正確なチェストパスがリング近くに放たれた。
俺はそれを受け取り、リングに向かって飛ぶが、横から身長の高いバスケ部員が、最後の意地とばかりに邪魔をしてくる。
盗られる、と誰もが直感したその瞬間、俺は身体を捻って回避する。
後ろで相手の手が空振っているのを感じながらボールを右手でしっかりと握り、背中越しにリングに叩きつけた。
直後に試合終了の笛が鳴る。
場が静まり返る中、最初に歓声を上げたのは修三であった。
嬉しそうに叫びながらこちらに走り寄り、タックルするように抱きついてきた。
「歩!お前すっげぇな!すっげぇよ!!」
すっげぇすっげぇと何度も繰り返してちょっとうるさい。
だが悪い気分じゃなかった。
話した事もないチームメイトがこちらに来て、お疲れと声をかけてくれた。
俺も同様に返す。
負傷したバスケ部員である藤嶋には感謝の言葉と共に部活に勧誘されたが丁重に断った。
相手チームのバスケ部員にも褒め称えられ、勧誘された。もちろん断った。
最後に恵恋がやってきた。
「お疲れ様、歩君!歩君はほんとに凄いね!ビックリしちゃったよ!!」
ニコニコとした笑顔でそう言った。
「恵恋もお疲れ様。最後のパス、良かったぞ。」
「そうそう!最後の連携、あれまじ良かったよな!!」
俺が恵恋に言葉をかけると、修三がそれに乗っかってきた。
他のチームメイトが恵恋にも声をかける。
恵恋は慌てながらも嬉しそうに笑っていた。
両チームが互いに健闘を称え合い、その日の体育は終了した。
これも青春というものなのだろうか。
今度ユウコが現れたら話してみよう、と思った。
霧崎恵恋
日本人の父と北欧人の母を持つハーフ美少年。
見た目は金髪碧眼の美少女に見えないこともない。
藤嶋
歩のクラスメイト。バスケ部。
負けず嫌い。
バスケ部の男子二人
歩のクラスメイト。
エムジェイ先生
バスケの師匠。黒人。
好きな番号は23番
ショモン先生
八極拳の師匠。とんでもなく厳しい。
弟子を殺す気で指導する。怪力魔人。
実は徒手よりも槍の方が得意だとか。
モクソン先生
柔道の師匠。怪力魔人。
必殺の腕緘で歩は何度も死にかけた。
メサイヤ先生
謎の宗教家。
贅沢が嫌い。貧しいものは救われる。
カザマ先生
黒装束の忍者。