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奴隷物語(仮)  作者: はるる
ハチの秘密
7/25

応える(2)

ねむい

全てを話してくれたのだ。

泣きながら話してくれた彼を再び強く抱擁する。

ああ、彼は、1人で抱えきれないようなことを抱え込んでいた。

「大丈夫…大丈夫…大丈夫…大丈夫…」

そう繰り返して、ハチの頭を撫でる。

いつの間にか、寝てしまったようだ。

隣にはハチがいた。

出会った頃のような優しい笑顔がそこにあった。

私に話したことにより心が少しだけでも晴れたならいいな、そう思った。



「そういえば俺ら掃除の日だよ。」

そう言われ、今日は掃除の日で、もう少しで遅刻だということに気づいた。

「やばい行かなきゃ!!あ…そういえば…ハチ。もう大丈夫なの?」

言わないでおこうと思ったが、泣きじゃくるハチを見てからでは心配でたまらなかったのだ。

「うん…もう大丈夫。」

と、つくり笑いの優しい笑顔でこちらを見た。

「そっか。ならよかった。」

そう言って、掃除場所へ向かった。

読んでくれて、本っ当にありがとうございます!!

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