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ある高校生のラブコメ  作者: 月焰
3/3

〜会長の仕事と僕の日常〜

かなり間が空いてしまい、すみません

なんとかギリギリで着いた僕は生徒会室で七海会長を待っていた


「ふぅ…

こう毎日ギリギリに来ててもダメだなぁ

もう少し早く家を出るようにしなきゃ」


などと独り言を呟いていると勢い良くドアが開け放たれる


「おはよう燐くん!元気してるー?」

「え、ええ…なんとか」


どうもこの会長のハイテンションには慣れない…どうしたらいいかな


「よしよし約束守れたねー」

と言って僕の頭を撫でてくる


「やめてくださいよもう…

子供じゃないです僕は」

「〜♪」


聞く耳持たず…まぁいつもの事だけど

もう少し聞いてくれてもいいと思うなぁ


つくづく僕は話を聞いてもらえないなぁ

友紀にもあの子にも聞いてもらえないし


「することなさそうなので僕、自分の教室に戻りますね」

「あ、うん

…ちゃんと放課後来ないと…許さないから」

「わかってますよ」

そして僕は自分の教室へと向かった



「おーう燐

朝からだらしねぇ顔してんなオイ」

「うるさいな…

そんなこと言うなら僕の立場にもなってみなよ…まったく」

この男の子の名前は霧先真空きりさきしんく

僕の小学生からの親友だ

「しっかし

あの破天荒会長に振り回されるなんざたまったもんじゃないだろーなぁ」

「うん…でも七海会長、決して悪い人ではないから…だから僕も副会長をやっていられるんだよ」

「そうか、まぁ精々死なないように頑張るんだな

お前が死んだら…宿題できなくなる」

「僕の存在価値は宿題なんだねっ!?

そうなんだねっ!?

僕の良心を返せよこのーっ!」

ちょっとでも真空を信じるとこうだ…


僕が真空に対して怒っていると

「あ、燐

おーはよっ」

「あ、おはよ!渚さん!」

神月渚かみつきなぎさ

この神宮学園に入ってから知り合った女の子

元気がよくて良い子


「ようなぎちん」

「シンク死ね

私を名前で呼んでいいのは私が許した人たちだけだっ

お前を許した覚えはないっ!」

「いいじゃんかよ〜」

「だ、め、だ!!!」

この二人は相変わらずだなぁ


そして…

「…」

やけに不機嫌な僕の彼女、友紀が来た

「あ、おはよう。友紀」

「ぷいっ」

「ど、どうしたの?」

「どうもしないよっ!ばかっ!」

「え、ええー…なんかしたかなぁ…」

「…燐が会長にべったりで私を蔑ろにするからでしょ…ばか…」

「?

友紀?何か言った?」

「なんでもないよっ!もう知らない!」

と言って怒って自分の席へ行ってしまう

「…本当に僕、何かしたかなぁ…」

結局原因がわからないまま朝のHRを迎える


今日はいろいろあったけどこれが僕の日常。

なにがあっても壊したくない日常。

でもこの時の僕はまだ知る由もなかった

今日を皮切りにたくさんの出来事が起こるその未来を…



だいぶ更新が遅れてしまいすみませんでした!

次は早く更新できるように努力します!

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