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ある高校生のラブコメ  作者: 月焰
2/3

第一話〜始まり〜

ちょっと間か空きました


「ん…朝だ…」

カーテンの隙間から差し込む日差しを浴びながら目を覚ました僕、雨宮燐

私立神宮学園に通い始めた高校一年生

「はやく行かないと七海会長に怒られちゃうな」


そう、僕は神宮学園の生徒会副会長をやっている

七海会長の突然の抜擢で、生徒会副会長の仕事を腑に落ちないけどやることになった

「そろそろ友紀が来るはずだ」


友紀、神崎友紀。中学三年から付き合い始めた僕の彼女

幼馴染から発展し、今に至る


「あれ…?どうして友紀と付き合い始めたんだっけ?」


そもそも彼女との馴れ初めを忘れていること自体いけない気がするけど…まあいっか

確か告白されたんだ。中学の卒業式の後に

あの時の友紀は可愛かったな


「りーんー‼︎学校行くよー‼︎」

ドバァンと勢いよく開けられたドアから一人の女の子が入ってきた


「友紀…何回言えばわかってくれるかな?家の前で待っててって言ったよね?」

そう、友紀はこうしていつも部屋に突入してきて学校行くよー‼︎と言って来るのである

勘弁してほしいなぁ…

高校に入ってからほぼ毎日突入してくる


「燐が悪いんだよぉ…遅いんだもん出て来るの」

「む、むぅ」

言い返せないのもまた事実で…

そう、僕は行動が遅いのだ

の○太ほどではないけどね


「ほらはーやーくぅー」

「待ってってば」

やっとの事で制服に着替え、家を出る


あ、ちなみに僕は朝ごはんを食べて行かない

超少食故に

弁当も小学生サイズで足りてしまう位に


外に出ると雲ひとつない空から遠慮なく日差しが照りつけている


「何?また七海会長に無茶を要求されたの?」

「うーん…

なんかね?僕副会長になったじゃん?」

「うん」

「それでなんか

「副会長なら会長と同じ行動をしなさい!」

とかいわれてさ

それで今日から会長が来る時間には生徒会室に居ないと怒られるんだ」

「なるほどー」


他人事のように聞いている友紀

いや他人事だけどさ

もうちょっと真面目に聞いてくれても損はないと思うけどなぁ


ふと時計を見るともうちょっとで七海会長が来る時間になっていた


「あ、ごめん友紀!もう急がないとまずい!」

「あっ…燐…」


友紀がなにか言っていたがもう僕は走り出していた


「…何よ…七海会長七海会長ってさ…もうちょっと私との時間、増やして欲しいなぁ…」


そこから全力で走った僕はぎりぎり間に合った


「はぁっはぁっ」

なんとか先に来れた…

あとは会長を待つだけだ

僕は副会長席に座り、会長を待った



どうも月焰です

この投稿は不定期になりそうですが、これからもよろしくお願いします!

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