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とあるうさぎのひとりごと

ぴょん、ぴょんと飛び跳ねる

雪の上を、草の上を、そして波の上を

楽しいな、嬉しいな

ぴょんぴょん跳ねることは


ああ、でもね

波を跳ねるときは大変なんだ

高いところと低いところがあるから

高いところにのれたなら、そのまま高いところに飛び移るよう、機会を逃しちゃいけない

怠けていれば、高かった波は低くなる

低くなってしまっては、待つだけで高くはならない

そう、月にも届かないんだ


悲しいよ

辛いよ

泣きたいよ

でも、このままじゃあ何も変わらない

だから、ここで一世一代の大ジャンプを決める

もちろん、失敗することもある

けど、やらなきゃわからないじゃない?

高いところにのりたいのなら

そして、月に行きたいのなら


あきらめちゃいけない


そりゃあたまには休むよ

ずっと飛び跳ねることはできないから

でも、からだは休んでいても

心の中では求めている

それが前へ前へと動かす

同時に叫んでいる


「このままはいやだ!」って


だから、今日もずっと高いところにいる仲間を見ながらも

跳ねるのさ


お月様に向かって、精一杯の跳躍を


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