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神秘なる自然  作者: 蒼華
出会いの章:引っ越しとハチキン
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初めまして四万十市

俺の名前は岩巻悟。

一か月前に親父の転勤が決まり、今日この日、東京から高知県の四万十市に引っ越す。

今は雲の上。飛行機に乗っている。三重県の上にいるらしい。


四万十市。俺の頭には『日本最後の清流』である四万十川と柚子柚子(ゆず)・・と総じて自然豊かな田舎というイメージしかない。


どんな生活になるのか。そんな感じで未知の土地(四万十川市)に思いを馳せる。



高知龍馬空港。

日本でめちゃくちゃ有名な某幕末の志士の名前をそのままに使った空港に到着し、そのままバスで高知駅に行く。

さらに高知駅からバスに乗る。

やはり四国ってのは田舎なのだなぁと思いつつ、ゆりかごのように動くバスにつられ舟を漕ぎそうになる。



バスに揺られること早数時間。

ようやく、目的地に着いた。


俺はバスを降り、背を延ばす。

そのまま、胸いっぱいに空気を吸う。うん。うまい。

嗅覚に味覚とはこれ如何に・・・というくだらない妄言を頭の中でこっなごなにブレイクする。


「本当に何もないなぁ。」


失礼ながら、俺都会っ子。

そのような失礼極まる発言をしてしまう。

いや、本当に都会と比べて何にもないな!


こんな未知の土地になれるのだろうか?

人付き合いは大丈夫なのか?

将来はどうなっているのだろうか?

そんな、不安に満ちた風体をした俺なのであった。

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