16回目! 敬語
「ももさん、ごきげんよう。 本日はお日柄もよく・・・」
「え、みもっち!?急にどうしたっすか?」
「みもっちではありませんよ。 わたくしのことは、おみも様とお呼びなさい」
「大変っす! みもっちが壊れたっす。 叩けば直るっすか!?」
「あ、こら、やめ・・・およしなさい。 わたくしは家電ではありません・・・のよ」
「あ、やっぱり! 叩いた一瞬、素に戻ったっす! つまりもっと叩けば・・・?」
「だから、ヤーメーテー!! 頭をコツコツチョップしないで!! もしそれで身長が縮んじゃったらどうするの!?」
「それはうちにとっても好都合っす! ウリウリウリウリ・・・」
「ですから、おやめ・・・やめんかぃ!!」
「みもっち、おかえり」
「うん。 ただいま」
「それでおみもっち様は、急にどうしたっすか? なんかあったんすか?」
「いやね? 今日授業で敬語を習ったじゃない? せっかくだから試してみようかな・・・と」
“Oh… OK. OK I know. so, We studied English today, so you must speak at English!”
「オーケーオーケー。 イェス、アイアム!」
“Mimo, I like Japanese Keigo. because I think it’s beautifl and very cute! don’t you think so?”
「ミートゥー! だけどキュートってどゆこと?」
“for example…… rice ball in Japanese is Nigirimesi. it’s not cute. but if you use a Teinei-go, rice ball is Onigiri! it’s very cute!!!”
「・・・? 私も英語苦手じゃないから意味はわかるはずなんだけど、ももちゃんが何言ってるのかよくわかんない」
「・・・。 うちも、今まで英語は得意だと思ってたっすけど、いざ英語で雑談しようとしたら何話していいのかわからなくなったっす。 文法もめちゃくちゃだと思うっすし、ここらが高校英語の限界っすね」
「あ、ももちゃん。 おかえり」
「ただいまっす。 もう二度とやらねっす」
「でも、英語にせよ敬語にせよ、正しく綺麗に使える人って、かっこいいよね!」
「そうっすね。 普段日本語しか話さないイメージがある人が、外国人を目の前にした瞬間に綺麗な英語を話し始めた時の、ギャップがいいっすよね!」
「そっかぁ、英語の先生がかっこよく見えるのはギャップ萌えだったのかぁ・・・」
「おみもっち様からは特にギャップ萌えは感じなかったっす。 むしろ自然な感じというか・・・」
「ちょっとももちゃん! それは流石にわたくしのことを、馬鹿にしすぎでございますよ」
「やっぱり、口調だけ変えてもお馬鹿っぽさが増すだけっす」




