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本当にあった嘘のような嘘の話

作者: マカロン
掲載日:2018/09/23

約5年前、私はとんでもないやつに

出会いました。


今までに会ったことのない

壮絶いかれた存在に。


仮にLとしましょう。



私は田舎から上京し、

ただただ純粋だったのかもしれない。


今思えば、どうして

素直に信じていたのか

疑問に思います。


皆様もこんなやつ存在するのかと

信じるか信じないかはあなた次第です。


Lのせいで犠牲になったことは

山ほどあります。

いまだにこの怒りは消えません。


この行き場のない怒りを

笑いに変えたいと思い、

小説を書こうと決めました。


なので、




どうぞこれを読んで

大いに笑ってください。




【病気】


まず、Lの正体はおそらく

虚言癖と呼ばれる病気です。


ホラ吹き野郎はこの世に

山ほどいると思いますが

Lはその限度をはるかに

超えます。


レベルが違うのです。


その数々の虚言を皆様に

ご紹介していきます。




【俺は芸能人のパーソナルトレーナーだ】


まず、こういうトレーナーいますよね。


だからなんだと言う話なのですが。


Lもそうでした。


私も初めは流しながら

聞いていたのですが、

電話がかかってきたり、

芸能界の内情を知らされる

うちに信じるように

なっていきました。


女優、モデル、スポーツ選手。


全てのジャンルを教えていたそうです。


楽しげに芸能界について語られていました。


そして、自分も俳優として

事務所に入っているとのこと。

雑誌などにも載っていたそうです。



ある日有名ドリンクの

CMに出ることになったそうです。


ポスター撮影から始まり、

チラシも配られ、

渋谷の大きな画面にも

映っているとのことでした。


私は素直に信じ、

CMを心待ちにしていたのですが、

何ヶ月たっても映ることはありません。


Lに聞いて見ると

渋谷区限定のCMだったそうです。

チラシは人気すぎて

即なくなったそうです。


そんなことありえますでしょうか。


私の地元の友達にも自慢し、

CMのためだと何ヶ月も

ゲッソリ身体を絞っていました。


自分の嘘のためにそこまで

しますかね。



【俺は有名バンドと友達だ】


芸能関係続きのお話です。


ある有名バンドのボーカルとお友達だとのこと。

私の地元の先輩はそのボーカルが大好きで

一緒に飲んだ時にお友達だと鼻高々に

語られていました。


ライブのチケットはタダで

特別席が用意できるから

先輩のために用意するとのこと。



私は半信半疑に聞いていましたが、

先輩がすごく嬉しそうにしていたので

信じることにしました。


そしてライブ1週間前。


チケットは一向に届きません。


連絡をしても既読無視。


私からの連絡は無視すると思い、

先輩に直接連絡をしていただきました。




すると、



『事務所が住所を間違えたみたいです。』



と言い訳。



まず、先輩の住所はこの時点で

教えていません。

Lが直接渡す予定になっていました。



そしてまた既読無視。



私には何で届かなかったのだろうと

謝罪もなく、逆に事務所に怒っていました。


どこの事務所に怒っているのでしょうね。


自分がされるのならまだ、

私の大切な先輩を騙したことは

本当に許せません。



【俺はモテる】


はいはい。

いますよね。こういうやつも。


Lは相当モテるとのことです。


街中を歩くと女性が必ず寄ってくる。


抱きつかれながらも街を歩く。


女性からのLINE、電話が止まらない。


風邪をひくと家に女性が押し寄せる。


とにかくモテて仕方ないそうです。


今まで付き合った人数も数知れず。


元カノは有名タレントだと

画像も見せられました。

その元カノはLに未練タラタラで

いまだに連絡が絶えないとのこと。

マネージャーさんも公認で

テレビでもLの話を言うのだとか。


まず、ここで明らかなる嘘は

後々わかったことですが、

Lは同性愛者です。


だから異性だと反応しないため

ご関係がもてません。


お話ししただけ、見ただけで

お付き合いしたことに

なるのでしょうかね。


また、LINEが止まらないとの

ことでしたが、チラッとのぞくと

全て公式LINEでした。

そりゃ誰でも止まりません。

というか止めることも

出来ますが。知らないのでしょうか。


元カノからはしつこく

電話もかかってくるとのこと。

私の前でもわざとらしく

電話していました。


しかし、それもチラッと画面を

見ると電話画面ではありませんでした。


アラームだったのです。

そりゃ音がなるし、

スヌーズにすれば

しつこくなりますよね。


じわじわきます。




【俺は霊が見える】


毎週木曜日は霊がLの部屋に

やってくるそうです。


なにをするわけでもなく

ただ天井にいると。



私はさすがにそろそろ

嘘に気付き始めて

いたので、バカにしつつ

話を聞いてあげました。


ある日、外で一緒に歩いていると

霊がいきなり身体に乗ってきたそうです。


Lはいきなり倒れ出し、

腰をやられたとか言って

起き上がりませんでした。


救急車を呼ぼうとしたのですが

その時持っていた傘に霊が

移ったとのことでなんとか

起き上がりました。


そして、その傘は呪われて

いるからと、ゴミ箱に捨て、

まだ身体に霊がいるからと

猫に移動させると言って

魔法を唱えていました。


魔法は成功し、Lは

身体が軽くなったそうです。


そんな演技してまでアピールしなくても。

気持ち悪いです。



【海外進出】


まだまだ面白い虚言があるのですが

好評であれば、続きを書きたいと思います。



それでは、虚言ランキング

No. 1!!




海外進出です。


Lはパーソナルトレーナーの他にも

学校や有名なチームで

ラグビーやサッカーを

教えていたそうです。


コネもたくさんあり、

お偉いさんと会食したり

セミナーを開いたりすると言い、

スーツをよく着ていました。


そして、ついに、

オリンピックのトレーナーとして

オーストラリアに派遣されることになったとのこと。


正社員として2年間

働いていたジムを辞め、

オーストラリアへと旅立ちました。



さすがにそれは嘘では

ないだろうと信じていたのですが


1ヶ月後、LのSNSに載っていたのは

あきらかにフィジーでした。

オーストラリアではありません。


Lいわく、フィジーのスポーツ大使に

選ばれてしまったため、オーストラリアの

前にフィジーに訪れたとのことです。



フィジーでは、ケガ人のオペをしたり

大使館でプレゼンテーションをしたりと

大忙しだったそうです。



ちなみに医師免許はありません。

スポーツ大使って素人が

なれるのでしょうかね。

意味不明です。



そして3ヶ月後ようやく

オーストラリアへ行きました。



そこでの活動は、よくわかりません。

公表してなかったみたいです。

本当にオーストラリアへ

行ったかも今では疑問です。



オーストラリアへはオリンピック

トレーナーのためとのことでしたが

Lは1年で帰ってきました。




結果、ワーホリだったのです。




日本へ帰ってきてからは

株が大当たりし、500億円を

手に入れたのでビルをたくさん

建てて社長をしているそうです。



どんな株でしょうね。






Lは私が親身になって話を聞くからか

私のそばから離れませんでした。


私も悪い人ではないと

思っていたので、お友達として

接していたのですが、周りからみれば

男と女なので、付き合っていると

言われていました。



こんなおかしなやつと

付き合っているからと

周りからはドン引きされるし

私の友達、先輩、後輩にも

被害が広がり、結果

私はひとりぼっちになりました。


私も同類だと。


ただ話を聞いてあげただけなのに。


私も長い間騙されていたのに。


ひどい話です。



つたない文章で申し訳ございません。

長いお話に付き合ってくださり、

ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] どこからそんな自信が出るのでしょうか?
2018/09/24 09:27 退会済み
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