表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王弟が愛した娘ー音に響く運命ー現代パロ  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/78

初めての出勤

初めての出勤

会社とは。

何を着て、どんな礼儀をするべきなのか。工場にいた人は白衣を着ていた。どうせ上から白衣を着るなら動きやすい綺麗めな服で間違いないはずだ。

レオに聞いたってどうせ気にするなとしか言わない。

逆に気にするんだと今度文句を言ってやらなければ。

今までやっていた仕事は家庭教師だ。会社に出勤したことのないセラは、朝ごはんが喉を通らない程度には緊張していた。

時計を見るとレオがもうすぐ迎えに来る時間。あまり眠れなかったこともあって既に疲労感を感じている。

『着いた』

メッセージを目に外に出る。仕事に出るからだろうか。少しピリついた雰囲気のレオはセラを見て緩んだ顔を見せた。

「今日も可愛いな。」

いつも言われて嬉しい一言も今日はそんな気分じゃない。

「……レオ、私今日は緊張してるのよ。この服で大丈夫なの?」

「ん?お前は何でも……」

「よくない。私は働くの。特別扱いやめて。」

「……悪かった。服は問題ない。しばらく相手するのはグレータだけだから緊張もそうしなくていい。」

「……分かった。」

そもそも仕事を貰ったこと自体が特別扱いだ。これ以上、本当は他の社員と同じように扱って欲しい。

無言の車内でレオは、眉間に皺を寄せて悩んでいるように見えた。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ