表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王弟が愛した娘ー音に響く運命ー現代パロ  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/78

恋人が持ち帰ったのは、子供みたいな贈り物

不器用な恋人が持ち帰ったのは、子供みたいな贈り物。

家に着くと、向かいから見覚えのある車がやってきた。

見間違いではなかったようで、降りて来たのはレオと――――

「クシェルだよ。お久しぶりです。ジーナさん。」

「あら、クシェルじゃない。久しぶりね。最近会わないからどうしてるのかと思ってたのよ。」

「レオとは毎日会ってるんですけどねー。またお邪魔させてください。」

「いつでも大歓迎よ。」

隣でなされる会話を横に、レオが無言で俯いている。

「レオ?どうしたの?」

「あー.....楽しかったか?」

「うん、すごい楽しかった。レオがお母さん似って言ってたの分かったよ。」

「そうか?あの、これ......」

「何この紙袋?」

「いや、クシェルとゲーセンで夢中になってたらついな......」

貰った紙袋の中を見ると大量のぬいぐるみ。アザラシに至っては1.2....4つもあるようだ。

「これ、全部取ったの?」

「面白かったよー。セラがアザラシと可愛いの好きだからってもう必死で。」

「おいクシェル....!」

「すまん、勢いで取りすぎたから多かったら持って帰る。」

恥ずかしそうに、でも何かを期待する顔は子供みたい。

「ははっ」

「なんだよ、ガキくさいか?」

「ううん、嬉しいよ。囲んで寝るね。」

「.......そうしろ。」

「レオ、今日子供みたい。」

「悪いかよ。」

「たまにはいいんじゃない。可愛い。」

「〜っ!お前は何買って来たんだよ!」

「これよ。」

「......マジか。よくセラが買わせたな。」

「母親舐めんじゃないわよ。娘にしっかり投資させてもらったわ。今度のデート、楽しみにしときなさい。」

「俺の反応見て楽しんでるだろ.......」

「当たり前よ。威力の高そうなのを選んでおいたわ。一緒に見ても楽しいんじゃない。」

「........拉致られたことは腹が立ったが投資には感謝する。明日来た時見るわ。」

「貴方が素直に感謝を言えるようになったのも成長よねえ。ほんとセラちゃんにはいくら投資してもいいわ。」

「学校でも面白いですよ。セラの一言で一喜一憂。見せ物レベルです。」

「あらそれは見てみたいわね。クシェル、また報告よろしく。」

「はい。」

どうやら同盟が組まれたらしい。レオが孤立していく未来が見える。

「クシェルお前、送らないぞ.....!」

「僕はジーナさんに送ってもらうから構わないよ。セラと仲良くすれば。」

「そうしなさい。ライくん帰るまでまだ少し時間あるでしょ。」

「え.....」

「おい......」

行ってしまった。あの両国は中々結束力が高いらしい。

「.....中、入る?」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ