打倒レオと打倒クシェル
打倒レオと打倒クシェル
2軒目。高校生には敷居が高そうなアクセサリーショップ。
「セラちゃんピアス空いてるのよね!それならこれはどうかしら?」
「少し派手では....?」
「セラちゃん自分で思ってるより派手なの行ける口よ。鏡見なさい!」
「あれ、ほんとだ....そんなに変じゃない」
「変どころかレオがひっくり返るわ。ネックレスはシンプルでいいわね。石もいいけどやっぱりゴールドとシルバーでシンプルに決めるのがいいかしら...?」
こうやってぶつぶつ言っているのもそっくりだ。レオが母親には多分すぐ慣れると言っていたのを思い出した。
「ジーナさんは上品なのが似合いますよね。このドロップとか。」
「あら、そうなのよ。派手に見えて案外ダメなのよねえ。セラちゃんは逆みたい。おとなしそうに見えて派手なのがいけちゃうタイプね。」
「あんまり派手に振ったことはないので自覚はないのですが....」
「これくらい大きくてもいいわよ。揺れる感じで。それにネックレスはシンプルに。あとは夏だからバングルも買いましょ!夏デートの予定はあるの?」
「庭園と海に行く予定です。」
「あら、いいわね。海の服はあるの?」
「それはこの間のデートで買いました!」
「それならいいわ。どんなの?」
「白のキャミソールのウエストが絞ってあるタイプで....」
「ああ、倒れてるのが見えるわね。ならそれに合うアクセも買いましょ。打倒レオよ!」
目的がおかしくなって来ている気がするのは気のせいか。
とはいえ楽しいアクセサリーショップでの時間をジーナと過ごしていた。
「打倒クシェル!お前なんでこれだけ妙に上手いんだ?」
そう言いながら2人がプレーしているのはホッケーである。
「小さい頃から兄とやっててね。鍛えられたんだよ。はい、俺の勝ち。」
「くっ.....約束通りハンバーガー奢りだな。」
「俺はジュース奢りだしそろそろマルドナルドでも行く?」
「そうするか。」
「こんなぬいぐるみ大量に抱えた高校生男子2人でなんて恥でしかないけどね。」
「気にしたら負けだ。」




