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異世界の親が過保護過ぎて最強  作者: みやび
第二章
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第67話 爆発の原因

いつも読んで頂きありがとうございますっ!!!!


前回、ようやく捕らえられたローブの人!!

今までの話で、ローブの人が出てくる度に爆発の原因になる様な出来事を書いていたつもりなんですが……

それが、皆様に届いていると嬉しいです!


では、どうぞ!!

相手を捕まえ、三人で一息つくと、ネロ、続いてラルフが俺に質問してきた。


「何でコイツは爆発しなかったんだ?」


「本当だよねー?僕達の方は全滅だったよー?」


「最初のネロとラルフの戦いを見てたら、戦闘不能になったら爆発しただろ?」


「そうだな。気絶させたら吹っ飛んだ。」


「僕は足二本、腕一本までは爆発しなかったけど、もう一本の腕を落としたら爆発しちゃったー。」


「……うん、だよ、な?」


ラルフ……その物騒な台詞はオブラートに包んでよ。

思い出しちゃったじゃん。


俺は咳払いをしてから言葉を続ける。


「それで、俺は意識があって五体満足なら爆発しないって思ったんだよ。」


「それ、当たり前だろ。」

「普通の人は皆そーだよー?」


「いや……だって、まず、この条件をクリアしないといけないって頭に置いといて……次は捕まえた時に爆発しない方法は何か……何で爆発するのか、を考えてたんだよ。その時に思い出したのが、ラルフの言葉だ。」


「えー?僕ー??」


「そう、行動を起こすから結果が出る。それと、口の中に魔力を込めるって話だよ。」


「それがどうかしたのか?」


ネロの問い掛けに俺は一つ頷いて、さっきの状況を説明する。


「剣を交えた時に力比べになったんだよね。普通、力を入れる時って歯を食い縛るものだと思うんだ。そうしないと、力が入りにくいからね。」


「確かにそうだよな。一気に力を入れようとすると、息も止めるし……口にも力が入るかもな。」


「そう、力が上の相手の時は意識的にしろ、無意識にしろ……どうしても力が入る筈なんだよ。なのに、歯も食い縛らず、力比べに負ける……何か変だろ?」


「本気でやる気が無かったとかー?」


「ラルフ、それならあの殺気にはならないだろ。」


「ネロの言う通り、本気で俺を殺しに来てたのに、だ。おかしいと思って二回目も同じ状況にしたんだけど、奇声を上げるだけで、口を閉じないんだよ。だから俺は魔力を込める以外にもう一つ条件があると思ったんだ。」


「それが歯を食い縛るって事か?」


「確証は無かったけどね。多分合ってるんだと思う。そうじゃなかったら、今、コイツは捕まってない筈だしな。」


俺は床に転がっているローブの人を視線で示す。

すると、ラルフは笑顔で喜びを表した。


「ルディすごいねー!!よく分かったねっ!!」


「捕まえたのは良いが……腕を怪我せずに捕まえる事は出来なかったのか?」


「そうしたかったんだけど、手頃なモノが無かったからね。」


「だからって自分の腕でやる事無いだろ……。食い千切られたらどーすんだよ。」


「いや、治癒出来るからいっかなって。腕を食い千切られるのはラルフにもやられてたし。」


「お前……感覚おかしいぞ。」


ええ!?

そうか!?

昔、テンション上がったラルフに何回か食い千切られたよ!?

だから治癒で治るって知ってたし!!

治るなら別に良くない!?

いや、痛いのは痛いけどさ!

でも、心配して言ってくれてるんだろうな……。


「いや、うん?うー……ん……ネロから貰ったローブに防御の魔術があるから食い千切られはしないかなって思って?」


俺は他の言い訳を適当に言うと、ネロは頬を染めてそっぽを向いてしまった。


「……チッ!そんなもん当てにするなよ!」


おお、照れてる照れてる。


「あはは、うん。分かったよ。ありがとう、ネロ。」


「……ふん!」


「あはは!!ネロが照れてるー!!」


「うっせぇぞ!ラルフ!!」


わいわいと騒がしくなった俺達の所にエヴァンとクリス、そして王女様が俺達の所に来る。


「ラルフ……先程は助けてくれて、ありがとう。」


「あはは!全然大丈夫だよー!」


エヴァンがラルフに頭を下げ、ラルフは笑いながら頭を上げるように促す。

すると、今度はクリスがネロに向かい頭を下げた。


「ネロ様……いつも、ありがとうございます。ルディ様も、ラルフ様もありがとうございました。」


「……別に。」


「あはは!どーいたしましてっ!」


「う、うん。」


ネロ、ラルフ、俺はそれぞれ返答すると、次は王女様が俺に近寄ってきた。


「ルディ様、一度だけで無く、二度も助けて頂き……本当にありがとうございます。何かお礼でも………」

「いや、いらない。」


俺は王女様の申し出をピシャリと断る。


俺は俺のやりたい事をやってただけだし。

お礼を貰って、「これあげたんだから、次はこれやって。」とか言われるの、嫌だし。

前世であったんだよなー……。

お礼に奢るわって言われて奢って貰ったら、次に会ったときに、この前奢ったんだからさーって言われたんだよな……。


そう思い、申し出を断るが、王女様は尚も食い下がる。


「ですが……何度も助けられているのに、何もお礼をしないと言う訳にも……何かお礼をさせて貰えませんか?」


えぇー……。

本当に何もいらないんだけど。

お金は……里で使わないし。

今持ってる分だけで充分だと思うし……。

足りなくなったらギルドで依頼受ければ良いしな……。

土地とか物とかは邪魔になりそうだからいらないしな……。


「うー……ん。特に欲しいモノも無いから、何もいらないかな?」


「そ、それでは、私の気持ちが収まりませんわっ!」


いや、気持ちを収めて、何も出さずに納めといてくれ。

何もいらん。

でも、納得してくれないんだろうなー……。

うー……ん。


「俺は、笑顔でお礼を言ってくれるだけで充分、かな……?」


俺が適当な事を口にすると、ネロとラルフが小さい声で「うわぁ……」と言っている声が聞こえてきた。


……なんだよ。


王女様の顔がみるみる内に赤くなり、勢い良く頭を下げてきた。


いや、頭を下げろとは言ってないぞ。


「本当にありがとうございました!」


言葉を言い終えると王女様は顔を上げ、満面の笑顔を俺に向けた。


「どーいたしまして。」


俺も笑顔でそれに答える。


よし、これでお礼を貰った事になるだろう。

もう何も言われなくて済むな。


後ろでネロとラルフはこそこそと何かを話していた。


なんだよっ!!

言いたい事があるならちゃんと言えっ!!
























皆様の予想と合っていたでしょうか?


ありきたりじゃーんってなった方は……ごめんなさい(笑)


今回はちょっとした答え合わせでした!


また次回よろしくお願いします!

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