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異世界の親が過保護過ぎて最強  作者: みやび
第一章 成長
23/115

第21話 火の大精霊

いつも読んで頂きありがとうございますっ!!

総合評価が3桁……3桁になってましたっ!?

まじですか!?

ありがとうございますぅぅぅ!!

何と皆様にお礼を言えば良いのか…………。


えーと、こほん。

前回、ライアの魔法で無理矢理起こされてしまいましたね。


では、どうぞ!

光の珠は猛スピードで来たかと思うとライアの目の前で止まり、何やらライアと言い争っているみたいだ。


光の珠の方の声は聞こえないので、ライアが一人で言葉を話している様に見える。


ロナとメリルは現状を受け止めきれずに放心していた。


『ねえ、今どうなってるの?』


『…………レオナルド、激おこ。』


『凄く怒っていますね。言葉遣いもいつもより悪いですわ。』


『…………寝起き、だから……しょうがない。』


『そうですわね。寝起きが悪いですものね。』


『母さん大丈夫かな?』


『心配しなくても大丈夫ですわよ。』


『…………いつもの、事。』


『そっか……。』


そっかー。

いつもの事かー。

涙目になっているライアがいつもの事なのか。

それとも、この惨状がいつもの事なのか。

聞くのが怖くて聞けない。


『あら、ライアがレオナルドに『ルディに加護を~』って話になりましたわね。』


『…………レオナルド、加護…………渡す、みたい?』


何か聞いてる限り凄く怒ってて怖いイメージなんだけど!

今、この状態で加護はいらないかな!?


『え、別にいらな…………。』


《【火の大精霊の加護】を取得しました。》


来ちゃったよ!!

俺の意思に関係なく来ちゃったよ!!

もういらないって言えないじゃん!!


『よぉ、お前がルディか?』


『う、うん……。』


威圧的な態度で目付きの悪い赤髪の男性が俺を見下ろして来た。


怖い!

蛇に睨まれた蛙所じゃない位怖いっ!!


『オレはレオナルド=ギデオン。火の大精霊だ。ところでよぉ、何でライアを止めなかったんだ?こっちはゆっくり休んでたのによ。』


『ロナ姉さんとメリル姉さんが止めようとしたんだけど、止められなかったんだ。』


『そうですわよ?ルディ君は悪くありませんわ!』


リアム、庇ってくれてありがとう。

涙が出ちゃう。

我慢するけど。


『ふ~ん……ん?……『姉さん』?何でロナとメリルを『姉さん』って呼んでるんだ?』


『えっと……そう呼んでって言われたから……』


としか言い様がない!!

俺が呼びたいって言い出した事じゃないから!


『ふ~ん……。ルディは、後誰の加護を持ってる?』


『え……?えっと、サンルーク兄さんとノア姉さんとリアム姉さん……かな?』


『ははははは!!イーサン以外の全員持ってやがるのか!そりゃ、面白ぇ!!』


先程の不機嫌さは鳴りを潜め、豪快に笑い出した。


良かった!

機嫌悪くないみたい。

何が面白いのかは分からないけど、とにかく良かった!!


『じゃ、オレの事は『兄さん』だな!』


『……え?』


そうなるん……ですかね??


『なんだぁ?オレの事はそう呼べねぇってか?』


威圧しないで下さいっ!!

顔が怖いからっ!


『えと……レオナルド兄さん……?』


『ははははは!!良いねぇ、気に入った!!』


気に入られた!?

なぜに!?


『そぃじゃぁ、火の魔法使ってみっか?』


『……えと。うん、お願いします。』


俺が言葉を発しても、レオナルドはじーっと俺の事を見ていた。


なんで!?

言葉が変だった!?


『宜しくお願いします……?』


『……はぁ。』


えぇ!?

違うの!?

正解があるの!?


『…………ちゃんと、『兄さん』……て、呼ぶ。』


こそっとノアが俺に耳打ちしてくる。


そんなに重要なワードなの!?

どんなけ兄弟に餓えてんの!?


『……レオナルド兄さん、お願いします。』


『おう!』


……めんどくせぇ!!


『ルディは他の魔法は使えるんだよな?なら、まず指先に火を灯してみろ。』


言われるがまま、ライターをイメージして指先に火を出した。


『へぇ……。飲み込みが早ぇな。なら今度は手の平全体で出してみろ。』


『こう……かな?』


火の玉をイメージして手の平に炎を出すと、レオナルドは嬉しそうに笑い肩をバシバシと叩いてきた。


力強いよ!

痛いって!


『良いねぇ。ならそれを飛ばすイメージに変えて、あそこに飛ばしてみな!』


指の先は例の残りカス。


失敗したら、ライアみたいに怒られたりしない?

大丈夫??

失敗しても怒らないでね!!


少し集中して火の玉を飛ばすと中心からはズレたが、的が大きかったので徐々に火が燃え移り、やがて全てを燃やしていく。


『やった!出来たっ!』


喜びのあまり声に出しガッツポーズをしていると、レオナルドに頭をガシガシと撫でられた。


『ルディは筋が良いねぇ。寝ているよりも面白そうだ。これからも教えてやるよ!』


『あ、ありがとう。』


レオナルドは俺の頭から手を離し、未だに放心している二人に顔を向ける。


『おい!いつまでそうしてんだ!さっさと後片付けしろよ!』


『だって……ライアが……ライアがぁ……。』


『ボク達が育てた場所を一瞬で~……。』


今にも泣き出しそうな……と言うか泣きながら二人は訴えていた。


『ほら!さっさと行きやがれっ!!』


レオナルドは二人を蹴り飛ばし、あの惨状の方へやる。

痛がる様子もなく、諦めて二人は惨状現場へトボトボと歩いて行った。


『ロナもメリルも大変ですわねぇ。』


『……ん。可哀想。』


…………ノアさん?

元凶は貴女ですよね!?

すっごく他人事にしてるけど!!


俺は、哀愁漂う二人の背中を見えなくなるまで見送った。














レオナルドは陽気なお兄さんな感じですねー。


ノアがマイペースな気が……。(笑)


精霊の皆は仲良しです!


次回は精霊さんはお休みです(笑)

また、次回よろしくお願いします!

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