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獰猛

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/10/10

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

作者って梅香の君の事なんだと思ってるの?

と言われたら、

一言じゃ言い表し切れない。

話したいことが浴びる事ある。

異常であるとは思っている。時代と性別が違えば相手を血祭りに上げ、自分の死に様を誇っていた事であろう。其れは特別な才がある訳ではなく、単純に私の気質が齎すものである。

粗暴な面も、気性の粗さも、ふとした時に芽を出して相手を潰しに掛かるだろう。言うこと聞かせるには暴力が手っ取り早いのだから。

そんな私が辛うじてまだ『普通』で居られるのは、やはり。


「梅香の君、長い長い禊が終わりました」

彼女をとある神様の元に送った後、長い長い雨が降り注いだ。止むことのない雨であった。全てを洗い流す様な雨であった。

「これは歓迎で、そして禊、かぁ」

これで終わると良いのだけれど。何もかもが、全ての負の連鎖が断ち切れれば良いのだけれど。其れが歓迎で、禊であると言われたら、ある意味でそうなのだ。私にとっては好ましくない歓迎で、禊であるだけで。

「手紙でも出しておくか」

縁を紡いで、手繰り寄せて、其れで此処にまた来るように。別に手紙なんか出さなくても、来るとは思うけれども。


「大丈夫? 変な事してない? 噛み付いてない? 口悪くなってない? 暴力に屈してない? 君、制限が消し飛ぶと、相手にとって致命的な暴言と暴力を割と……」

「あ、ご覧になっていらっしゃる通り、大丈夫です」

巡り巡った縁を受けて、改めてこの社を潜った。氏神との縁が薄く、奇縁があって懐に入れて下さって以降、目に掛けて下さっている。

神になった経緯故に、薄ら人間嫌い。それ故に皮肉屋でもある。けれども何処か、情を感じさせる様な方である。其れは懐に入れられて以降強く、強く、感じられるものでもあった。

其れはもう、過干渉で子煩悩な親の様に。それ故にやや心配性でもある。

「ちょっと鎮守と口論の果てに胸倉……」

「ねぇ、本当に大丈夫なの? あのさ、娘が非行に走って一族崩壊とか、普通に……」

その時の梅香の君の表情を忘れない。獰猛に髪を逆立てて、何かを憎悪する様に、怒りを蓄える様に。


彼女と氏神が喧嘩をしたと言うのを隠したのは、あの氏神の力か。

舌打ちを仕掛け、其れを堪える様に彼女の事に思いを馳せる。

分かっている。分かっていた。私が何年、何十年と掛けて、気性の荒さを押さえ付けても、些細なことで芽を出すと。容易く、小さなきっかけで開花してしまうと。

――私は貴方を許さない。

そう強めの釘を刺した。無意味な事だ。それでも言わなくては気が済まなかった。

ただ傍にいるだけでも、こうして……。被せた土を払われてしまうのだ。其れに対する大きな無力感が、自身を苛んだ。

――私が私を異常であると分かっています。けれども、それでも、そんな私を傍に置いて戴けたから、可能な限り、出来る限り、貴方様の望むままに。

分かっている。その裏にあるのは『表に出なければ、見て見ぬ振りをすれば、私に知られなければ、何一つ問題ない』と。

今から妄言入りますよ。


梅香の君に対しての性格は色々思うことは。

なんて言うか、基本ドライ。クールと言っても良い。


『神様だから、仕事はするけどね』

『人間って所詮、そうだよね。平気で人を貶めるってか』

みたいな、こう、ニヒルというか。

最初がそうだったんですよ。

無表情で、クールで、何処か冷めている。


でも時折出来心で人を揶揄う。みたいな。

『美味しいあんみつ屋ぁ? ほら、そこにあるよ』

行ってみたら、お値段リーズナブル、空気感が高級。

それ故にマダムたちが、『ほほほ』と笑って茶会してる。みたいな。

『緊張で餡蜜の味分かりませぇん!!』

と言われて、ニヤニヤ笑いながら

『だろうねぇ』

みたいな。


経緯が経緯だから薄ら人間嫌いだけど、情が少しでも移ると、『嫌がらせ』じゃない悪戯する。

完全にすっぽり懐に入れると、一人の人間として見てくれる。

過保護な親レベルで心配するし、干渉するし、小言も言う。全身全霊を持って面倒見るし、甘やかしもする。


人間は多分、好きで嫌い。抱えているものが複雑。

身内と子供が大好きだけど、それ以外そんな興味無い。

善悪の基準が子どもには無いからこそ、教えなくては。とは何処かで思ってそうな。

史実でも先生やってたらしいし。


ツンデレっちゃ、ツンデレ……?

愛情深いから、怨みに反転してる。みたいなところがある。

それが良い〜。陰りのある品の良い人が良い〜。


それがまぁ 梅香の君 のイメージなんですが。


とある神様とは、コインの裏表みたいなところがある。

『身内』の範囲が広いか狭いかの違いだけ。

とある神様って、人間から神になられて、ただ神になった事に一切の後悔の無い方。

『それで良い。一人でも多く救えるならなんだって。お前達の為に死ねる』みたいな覚悟ガンギマリな方。

例え弱ってて、其れが致命傷で、其れを指摘されても、『お前が障ることではない』と会話を叩き切る様な。

懐に入れた人に弱ってる姿も、仄暗い姿もぜったいに見せたくない。という意地はやっぱり似てるよね。

愛情深いから。

※かなり掻い摘んだ説明。


じゃあ、相手は? と言われたら、

氏神名前さえ知らない。

※誰それ……? みたいな反応する。

祖父母や両親が気に入る神社に居着かない。

そうして一族共々、梅香の君を信仰してない。

なんなら家系図見れば、相性良くは無い。

っていうゴリゴリの外れ値。


なんて言うか、とある小説の殺人鬼一賊みたいな。

ある人突然、攻撃性に芽が出る。衝動に駆られる。

ただ『私を受け入れてくれた』という理由だけで、まともでいられてるってだけ。みたいな。

『この人の為に、何かしら頑張りたいな』みたいな。

※安心出来る場所がないと攻撃性爆上がりするから、人間って。

全員じゃないけど、サイコパスの家庭環境が劣悪なのと似てるかな。


ただなんて言うか、命運が、それこそ神様でさえどうにもならないような、本人が持つ天命、気質故に、渋々送り出された。みたいな。


気性が荒い。アウトロー。『相手を倒す』という技量に掛けては知恵が回る。鱗状の痣。

そうした意味では『あぁ、クソ……。あの方を思い浮かべるな……。これが宿命なのか……』みたいな。


だから梅香の君は、愛情にかこつけて、抑えていたんですよ。何年、何十年と。

すぐに芽が出ると分かっていたけれども。

あんまりにも『無意味かも知れない』と思ったけど。

其れがこうもあっさり覆されると、舌打ちしたくもなるよなぁって。

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