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独白箱の残穢

泥酔

掲載日:2026/04/14

友よ、なぜそう変わってしまった。

君はもっと面白い奴で、正義感も強かったじゃないか。

君が冗談を言って、私がそれはおかしいこれはこうだと真面目に話して君が笑う。

そういう関係だったじゃないか。

今の君はちっとも面白くもなんともない。

口を開けば罵詈雑言、感情を嘔吐するように吐き捨てる。

酒の匂い混じりの言葉ばかりだ。

君はもっと面白いやつだったじゃないか。

悩みがあるなら聞くとあれだけ言ったのに、私じゃ信用ならなかったのか。

同じ話がぐるぐると繰り返して回って、話してまた回って。

真剣にこっちが話しても君は一方的に吐き捨てるだけだ。

これじゃあ、お互いのためにならないな、ぐるぐる回る視界が止まった君がきっと後悔してまた回ってしまうんだろう。

アルコールと舌と視界を回す君をもうこれ以上は見ていられないよ。

感情の渦と思考の渦に円滑剤のように酒を流し込んで、本音も何もかも繋がりのない言葉でまとめてしまう君。

もう今日で終わりだ。

さらようなら、かつての友よ…

最後まで一緒に居られたら良かったが、もう私は擦り減ってしまった。

君が回れば回るほど私はその言葉の摩擦に焼き切られていたから

最後に君に言っておこう。

今までは楽しかったよ、これからはもうない。

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