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夜魅  作者: sizu.
九月編
4/14

わかんないもんばっかですから。

「ごちそうさま。」

僕がそう言うと、朝奈(あさな)さんは残りのココアを飲みきった。

「ごちそうさまぁ!あ、そういえば自己紹介がまだだったね。私、朝奈真美(あさなまみ)。」

夜野真(やのまこと)です。よろしく。」

「よろしくね!夜野くん!」

そして僕達は、一緒に帰った。ただの世間話をしながら。

「夜野くんってどこ中なの?」

「登校中。」

「へぇ〜。登校中何だー。じゃあ思ったよりも近いね!私は下校中なんだ。」

「確かに近いですね。案外、家も近かったり?」

「流石にそんなことあるかな?」

「世の中わかんないもんばっかですから。」

「ふふっ。そうかもね。」

そんな会話を続けていたら、いつの間にか家に近づいていた。

「朝奈さん。僕の家あっちだから。」

すると朝奈さんは数秒こちらを見つめてくる。

「私もそっち!」

え…マジか。

「「はははははははっ!」」

二人で声を合わせ笑った。その後は本当にあっという間だった。

「ここ僕の家だから、ここで。あっ帰り一人で大丈夫ですか?」

「大丈夫だよ!私、自転車だし!」

「確かにそうでしたね。」

「そそ!じゃあ、夜野くん今日はありがとう!またね!」

「え、あ…はい!また!」

そうして手を振ったできるだけ長く、朝奈さんが見えなくなるくらいまで。

この後、お母さんにこっぴどく叱られた。まぁそりゃあそうか。でも、さすがに聞く耳くらい持ってほしいと思った。今夜この頃で、あった。



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