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[注目度ランキング75位]異世界転生したらチート能力で最強になって、気づいたら美女たちに囲まれて国まで作ってた件  作者: 自ら(Youtubeで朗読ver投稿中‼️)
第2章 - 銀髪の賢者と小さな獣人

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第10話:三人のヒロインとの新生活

ダンジョンを出ると、既に夕暮れ時だった。オレンジ色の空が、俺たちを優しく包み込む。


「疲れたな...」


クレアが、大きく伸びをする。


「だが、いい収穫だった」


彼女は、ミーナを見て微笑んだ。ミーナは、俺の手をぎゅっと握りしめながら、不安そうに周囲を見回している。


「大丈夫。もう怖いものは何もない」


俺がそう言うと、ミーナは少しだけ安心したように頷いた。


「...ごしゅじんさま」

「ご主人様?」

「だって...わたしを助けてくれたから...」


ミーナは、恥ずかしそうに俯く。


「ご主人様じゃなくて、レンでいいよ」

「でも...」

「俺たちは、仲間だろ? 仲間なんだから、対等だ」

「たいとう...?」


ミーナは、その言葉を理解できないかのように首を傾げた。恐らく、今までそんな扱いを受けたことがないのだろう。


「うん。俺とミーナは、同じなんだ」

「おなじ...」


ミーナは、その言葉を噛みしめるように繰り返した。そして、ぱあっと笑顔になる。


「じゃあ...レンおにいちゃん!」

「お兄ちゃん?」

「だめ?」

「いや、いいけど」


俺は、少し照れくさくなった。お兄ちゃんなんて呼ばれたのは、前世でも初めてだ。


リリエルが、興味深そうに俺たちのやり取りを観察している。


「興味深い。人間関係の構築過程を、リアルタイムで観察できるのは貴重だ」

「リリエル、また研究者モードに入ってるぞ」

「...すまない。癖だ」


リリエルは、少し申し訳なさそうに視線を逸らした。


クレアが、ミーナの頭を撫でる。


「ミーナ、これから私たちと一緒に暮らすんだ。よろしくな」

「うん! よろしく、クレアおねえちゃん!」

「お姉ちゃん...か」


クレアは、少し照れくさそうに笑った。


「悪くないな」


ミーナは、次にリリエルを見上げる。


「リリエルおねえちゃんも、よろしく!」

「...ああ、よろしく」


リリエルは、少し戸惑いながらも、ミーナの頭を撫でた。その仕草がぎこちなくて、慣れていないのが分かる。


「リリエル、子供の扱い、慣れてないだろ」

「...ああ。研究ばかりしていたから、子供と接する機会がなかった」

「まあ、これから慣れていけばいいさ」

「そうだな」


リリエルは、小さく微笑んだ。


俺たちは、街へと戻った。


城門をくぐると、既に街には灯りがともり始めていた。人々が行き交い、活気に満ちている。


「まずは、ギルドに報告だな」

「ああ」


ギルドに到着すると、リーナが既にカウンターで残業をしていた。俺たちの姿を見つけると、彼女は驚いたように目を見開く。


「レンさん! お帰りなさい!」

「ただいま、リーナさん。ダンジョンの調査、完了しました」

「よかった...! 無事で...!」


リーナは、安堵したように胸を撫で下ろす。そして、俺の後ろにいるミーナに気づいた。


「あの...その子は?」

「ダンジョンで保護した子だよ。ミーナっていうんだ」

「はじめまして...」


ミーナは、恥ずかしそうに俺の背中に隠れる。


リーナは、優しく微笑んで、ミーナにしゃがんで目線を合わせた。


「はじめまして、ミーナちゃん。私はリーナです」

「リーナおねえちゃん...」

「ふふ、可愛い子ですね♪」


リーナは、ミーナの頭を優しく撫でる。ミーナは、最初は警戒していたが、すぐに心を開いたようで、嬉しそうに尻尾を振った。


「それで、報酬ですが...」


リーナは、立ち上がって報酬の3000ゴールドを渡してくれた。


「ありがとうございます」

「こちらこそ。レンさんは、本当に頼りになります」


リーナは、少し頬を染めながらそう言った。


クレアが、そんなリーナを見て、少しだけ不機嫌そうな表情を浮かべる。


「レン、もう行くぞ」

「あ、うん」

「あの...レンさん」


リーナが、俺を呼び止める。


「はい?」

「その...また、お話しましょうね」

「ええ、もちろん」


俺が笑顔で答えると、リーナは嬉しそうに微笑んだ。


ギルドを出ると、クレアが少し不機嫌そうに歩いている。


「クレア、どうした?」

「...別に」

「明らかに機嫌悪いけど」

「...お前、リーナに甘いぞ」

「そうか?」

「そうだ」


クレアは、ぷいっと顔を背ける。


リリエルが、興味深そうに呟く。


「これが...嫉妬という感情か」

「嫉妬!?」


クレアが、顔を真っ赤にする。


「ち、違う! 私は...!」

「でも、論理的に考えて、お前の反応は嫉妬の典型例だ」

「うるさい!」


クレアは、完全に動揺している。その様子が可愛くて、俺は思わず笑ってしまった。


「笑うな!」

「ごめん、ごめん」


ミーナも、くすくすと笑っている。


「クレアおねえちゃん、かわいい!」

「か、可愛いって...!」


クレアは、顔を真っ赤にして俯いてしまった。


家に着くと、俺は改めて思った。


「この家、もう手狭だな...」


二LDKの家は、二人で住むには十分だったが、四人となると流石に狭い。


「寝室が二つしかない」

「私は、床で寝ても構わない」


リリエルが、淡々とそう言う。


「そんなわけにはいかないよ」

「では、どうする?」

「とりあえず、今夜は...」


俺は、少し考えてから提案した。


「クレアとミーナが一つの部屋。リリエルがもう一つの部屋。俺は居間で寝る」

「それは駄目だ」


クレアが、即座に反対する。


「お前が居間で寝るなんて、許さない」

「でも...」

「私が居間で寝る」

「それも駄目だ」


今度は、リリエルが反対する。


「クレアは、レンの最初の仲間だ。特別な関係なのだから、一緒に寝るべきだ」

「と、特別って...!」


クレアが、また顔を赤くする。


「私も、レンおにいちゃんと寝たい!」


ミーナが、俺にしがみつく。


「え、ちょっと...」

「わたし、ずっと一人で寝てたから...さみしかった...」


ミーナの目が、潤んでいる。


「...分かった。じゃあ、みんなで一緒に寝よう」

「み、みんなで!?」


クレアが、驚いたように叫ぶ。


「駄目か?」

「だ、駄目じゃないけど...その...」


クレアは、恥ずかしそうに視線を逸らす。


「論理的に考えて、効率的だ」


リリエルが、冷静に分析する。


「四人で一つの部屋を使えば、暖かいし、安心感もある」

「やった! みんなで寝られる!」


ミーナが、嬉しそうに飛び跳ねる。


「じゃあ、決まりだな」


結局、俺たちは一つの寝室に布団を敷いて、川の字で寝ることになった。


その前に、まずは夕食だ。


「今日は、俺が料理するよ」

「手伝う」


クレアが、エプロンを着ける。


「私も手伝いたい」


リリエルも、続く。


「わたしも!」


ミーナも、元気よく手を挙げる。


「じゃあ、みんなで作るか」


俺たちは、キッチンに集まった。


「クレアは、野菜を切って」

「了解」

「リリエルは、米を研いでくれる?」

「米...? どうやって?」


リリエルは、困惑した表情で米を見つめている。


「ああ、やったことないのか」

「ああ。いつも研究ばかりで、料理はしたことがない」

「じゃあ、教えるよ」


俺は、リリエルに米の研ぎ方を教えた。彼女は、真剣な表情で俺の説明を聞き、丁寧に米を研いでいく。


「こうか?」

「うん、完璧」

「...そうか」


リリエルは、少し嬉しそうに微笑んだ。


ミーナは、テーブルの準備を手伝ってくれる。小さな手で、一生懸命お皿を並べている姿が、とても微笑ましい。


「ミーナ、偉いな」

「えへへ、レンおにいちゃんに褒められた!」


ミーナは、嬉しそうに尻尾を振る。


三十分後、料理が完成した。


メニューは、鶏肉の照り焼き、野菜炒め、味噌汁、そしてご飯。前世で母親に教わった、定番の和食だ。


「いただきます!」


四人で、同時に手を合わせる。


ミーナが、鶏肉を一口食べると、目を輝かせた。


「おいしい! すっごくおいしい!」

「よかった」

「こんなにおいしいもの、はじめて!」


ミーナは、幸せそうに料理を頬張る。その様子を見て、俺も嬉しくなった。


クレアも、満足そうに食事を楽しんでいる。


「レンの料理は、いつも美味い」

「ありがとう」


リリエルは、味噌汁を一口飲んで、少し驚いたような表情を浮かべた。


「この汁...何という味だ...」

「味噌汁だよ。和食の定番」

「和食...? 初めて聞く料理だ」

「前世の料理なんだ」

「なるほど...前世の知識か。興味深い」


リリエルは、また研究者モードに入りかけたが、すぐに我に返った。


「いや、今は食事を楽しむべきだな」

「そうそう」


俺たちは、和やかに食事を楽しんだ。


こんな賑やかな食卓は、前世でも、転生してからも初めてだ。一人で食べていた頃とは、全く違う。


「幸せだな...」


思わず、そう呟いた。


「ん? 何か言ったか?」


クレアが尋ねる。


「いや、何でもない」

「そうか?」


クレアは、少し不思議そうな表情をしたが、それ以上は聞いてこなかった。


食事を終えると、みんなで片付けをした。


そして、いよいよ就寝の時間だ。


寝室には、四人分の布団が並べられている。狭いが、何とか入る。


「じゃあ、寝るか」

「ああ」


俺は、一番端に横になった。その隣にクレア、その隣にミーナ、そして一番端にリリエルが横になる。


「おやすみなさい」

「おやすみ」

「おやすみ、レンおにいちゃん!」

「おやすみなさい」


四人で、挨拶を交わす。


だが、なかなか寝付けない。


隣にクレアがいるというだけで、何だか落ち着かない。


「...レン」


クレアが、小さな声で呼びかけてくる。


「ん?」

「...ありがとう」

「何が?」

「今日も、色々と」


クレアは、俺の方を向いた。月明かりに照らされた彼女の顔は、とても綺麗だ。


「リリエルとミーナを仲間にしてくれて...嬉しい」

「俺も嬉しいよ」

「...本当か?」

「ああ。みんなと一緒にいると、楽しい」

「...そうか」


クレアは、幸せそうに微笑んだ。


「私も、お前と一緒にいると幸せだ」

「俺もだよ」


クレアは、少し顔を近づけてきた。


「...レン」

「クレア」


俺たちは、自然とキスをしていた。


柔らかい唇の感触。温かい吐息。


長いキスの後、クレアは恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めた。


「...好きだ、レン」

「俺も、好きだよ」

「ずっと...一緒にいてくれ」

「ああ、約束する」


クレアは、安心したように目を閉じた。


その時、反対側から声が聞こえた。


「...レン」


リリエルだ。


「どうした?」

「その...私も、お前に伝えたいことがある」


リリエルは、少し恥ずかしそうに俯いている。


「何?」

「私は...お前のことが...」


リリエルは、言葉に詰まる。


「好き...なのか...多分...」

「多分?」

「ああ。この感情が、恋なのかどうか、まだ確信が持てない。だが...」


リリエルは、俺を見つめた。


「お前がいないと、心が苦しい。それだけは、確かだ」

「リリエル...」

「だから...私も、お前と一緒にいたい」


その言葉を聞いて、俺の胸が熱くなった。


「ありがとう。俺も、リリエルと一緒にいたい」

「...本当か?」

「本当だよ」


リリエルは、初めて見せる、本当に嬉しそうな笑顔を浮かべた。


「よかった...」


その時、ミーナが寝ぼけた声で呟いた。


「...レンおにいちゃん...すき...」


ミーナは、まだ半分寝ているようだが、俺の服をぎゅっと掴んでいる。


「ミーナも、俺のこと好きなのか?」

「...うん...だいすき...ずっといっしょ...」


ミーナは、そのまままた寝息を立て始めた。


俺は、三人の寝顔を見つめた。


クレア、リリエル、ミーナ。


みんな、大切な仲間だ。


いや、仲間以上の存在かもしれない。


「これから、どうなるんだろうな...」


そう呟きながら、俺も眠りについた。




翌朝、俺は賑やかな声で目を覚ました。


「レン! 起きろ!」


クレアの声だ。


目を開けると、クレアが俺の顔を覗き込んでいる。


「おはよう...」

「おはよう。朝だぞ」

「分かってる...」


俺は、ゆっくりと起き上がった。


リリエルは、既に起きていて、魔法書を読んでいる。


「おはよう、リリエル」

「...おはよう」


リリエルは、少し恥ずかしそうに視線を逸らした。昨夜の告白を思い出しているのだろう。


ミーナは、まだ寝ている。小さな寝息を立てていて、とても可愛らしい。


「起こすか?」

「いや、もう少し寝かせておこう」


俺とクレアとリリエルは、キッチンに移動して朝食の準備を始めた。


「今日は、何を作る?」

「トーストとスクランブルエッグでいいかな」

「了解」


三人で協力して、朝食を作る。もう、息もぴったりだ。


朝食が完成した頃、ミーナが目を覚ました。


「...おはよう...」


眠そうに目をこすりながら、ミーナがキッチンに現れる。


「おはよう、ミーナ」

「おはよう、レンおにいちゃん!」


ミーナは、俺に抱きついてきた。


「えへへ、いいにおい」

「朝食作ってたからな」

「おなかすいた!」

「じゃあ、食べよう」


四人で、テーブルを囲む。


「いただきます!」


同時に手を合わせて、朝食を食べ始める。


「今日は、何をする?」


クレアが尋ねる。


「そうだな...」


俺は、少し考えてから答えた。


「もっと広い家を探すか」

「広い家?」

「ああ。この家、もう手狭だし」

「確かに...」


クレアは、周囲を見回す。


「もっと大きな家があれば、もっと快適に暮らせるな」

「それに...」


俺は、三人を見つめた。


「これから、もっと仲間が増えるかもしれない」

「もっと...?」


リリエルが、興味深そうに首を傾げる。


「ああ。冒険をしていれば、きっと色々な人に出会うだろう」

「なるほど...」


リリエルは、納得したように頷いた。


「じゃあ、今日は家探しだな!」


ミーナが、嬉しそうに言う。


「ああ。みんなで、素敵な家を見つけよう」

「うん!」


朝食を終えると、俺たちは街に出た。


不動産屋を何軒か回って、色々な物件を見て回る。


だが、どれもピンとこない。


「もっと大きくて、快適な場所がいいな...」

「贅沢だな、お前」


クレアが、苦笑する。


「でも、妥協したくないんだ」

「...そうだな。私も、お前の家なら、最高のものがいい」


クレアは、少し照れくさそうに言った。


その時、ミーナが何かを見つけたようだ。


「ねえねえ、あれ!」


ミーナが指差す先には、大きな屋敷があった。


三階建ての立派な建物で、庭も広い。


「あれ...いいな」

「でも、高そうだぞ」

「大丈夫。お金なら、いくらでも作れる」


俺は、創造魔法で金貨を作ることができる。倫理的には問題があるかもしれないが、この世界では誰も気にしないだろう。


俺たちは、その屋敷を見に行った。


不動産屋の案内で中を見ると、期待以上に素晴らしかった。


部屋は十以上あり、キッチンも広く、庭には噴水まである。


「これ...最高じゃないか」

「ああ。これなら、何人増えても大丈夫だな」


クレアが、満足そうに頷く。


「この屋敷、いくらですか?」

「五百万ゴールドです」


不動産屋が答える。


高い。だが、俺には問題ない。


「買います」

「え!? 本当ですか!?」


不動産屋が、驚いたように目を見開く。


「はい。今すぐ契約したいです」

「か、かしこまりました!」


俺は、創造魔法で金貨を作り、その場で支払いを済ませた。


こうして、俺たちは新しい家——いや、屋敷を手に入れた。


「やった! これで、ずっと一緒に暮らせる!」


ミーナが、嬉しそうに飛び跳ねる。


「ああ。これが、俺たちの新しい拠点だ」


クレアが、感慨深そうに屋敷を見上げる。


リリエルも、小さく微笑んでいる。


「これから...どんな生活が待っているのか、楽しみだ」

「ああ。俺も楽しみだよ」


俺たちは、屋敷の前で、固い握手を交わした。


新しい生活の始まりだ。


そして、これから——もっと大きな冒険が待っている。

読んで下さりありがとうございました!

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