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[注目度ランキング75位]異世界転生したらチート能力で最強になって、気づいたら美女たちに囲まれて国まで作ってた件  作者: 自ら(Youtubeで朗読ver投稿中‼️)
第1章 - 異世界転生、始まりの無双

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第1話:異世界転生と女神の祝福

深夜三時。


東京のオフィスビルの一室で、俺——レン・タカミは一人、パソコンのモニターと睨めっこしていた。


画面に映るのは、無機質なプログラムコードの羅列。そして、画面の隅に表示された残酷な文字。


『納期まであと12時間』

「...マジできつい」


俺は疲労困憊した声で呟き、デスクに置いた缶コーヒーに手を伸ばした。既に冷め切っていて、味なんてほとんど分からない。それでもカフェインが欲しくて、無理やり喉に流し込む。


二十七歳。ITベンチャー企業の中堅エンジニア兼プロジェクトマネージャー。


聞こえはいいが、要するに何でも屋だ。コードも書くし、部下の管理もする。クライアントとの打ち合わせにも出る。そして、納期が迫れば、こうして深夜まで一人で残業する。


「異世界転生とか...ないかな...」


ふと、そんな言葉が口をついて出た。


最近、暇を見つけては読んでいた小説投稿サイトの影響だろう。過労死したサラリーマンが異世界に転生して、チート能力で無双して、美女たちに囲まれてハーレムを作る——そんな夢物語。


「俺も...そんな人生、送りたかったな...」


自嘲気味に笑う。


だが、現実は厳しい。納期は待ってくれないし、クライアントは容赦ない。上司は無茶な要求をしてくるし、部下は頼りない。そして、彼女なんていない。いや、作る暇もない。


「...はぁ」


大きく溜息をついて、再びモニターに向かおうとした、その時だった。


突然、胸の奥から鋭い痛みが走った。


「...っ!?」


思わず胸を押さえる。痛い。痛みが、どんどん強くなる。


「なんだ...これ...」


視界が揺れる。息が、うまく吸えない。


心臓が、おかしい。


「え...まさか...」


まさか、俺、死ぬのか?


冗談だろ。まだ二十七歳だぞ。これから...これから...


「助け...」


声を出そうとしたが、誰もいない。深夜三時のオフィスに、俺以外、誰も。


身体が、デスクに倒れ込む。モニターが視界の端で光っている。


『納期まであと12時間』


ああ、納期...間に合わなかったな...


そんなどうでもいいことを考えながら、俺の意識は、ゆっくりと闇に飲み込まれていった。




「...ん」


どれくらい時間が経ったのだろう。


ふと、意識が浮上する。


最初に感じたのは、不思議な浮遊感だった。身体が、どこにも触れていない。まるで、空中に浮いているような。


そして、次に気づいたのは、光だった。


真っ白な光。


目を開ける。そこは、一面真っ白な空間だった。


床も、壁も、天井も——いや、それすらもない。ただ、無限に広がる白。


「...ここは?」


声を出す。ちゃんと声が出る。


それで、俺は気づいた。


死んだはずなのに、意識がある。身体も、ちゃんと動く。


「俺...死んだんじゃ...」


混乱する頭で周囲を見渡すと、ふと、視界の先に"何か"があることに気づいた。


いや、"誰か"だ。


人影。


それも、どこか神秘的な、美しい人影。


「目が覚めたのね」


その人影——女性が、優しい声で語りかけてきた。


俺は思わず、その場で固まった。


なぜなら、その女性が、あまりにも美しかったからだ。


プラチナブロンドの長い髪。透き通るような白い肌。そして、深い青の瞳。身に纏うのは、純白のドレス。まるで、絵画の中から抜け出してきたような、現実離れした美貌。


「え...えっと...」


思わず言葉に詰まる。


女性はクスクスと笑い、俺の前までゆっくりと歩いてきた。


「驚くのも無理はないわね。突然、こんな場所に連れてこられたのだから」


「あ、あの...あなたは...?」


「私は女神よ」


女神。


その単語を聞いた瞬間、俺の脳裏に、最近読んでいた小説の光景が蘇った。


異世界転生もの。主人公が死んで、女神に会って、異世界に転生する——あの、お約束の展開。


「まさか...マジで...?」

「ええ、そのまさかよ」


女神は優しく微笑んだ。


「あなた、レン・タカミ。二十七歳。過労で心臓発作を起こして、亡くなったわ」

「...やっぱり、死んだんだ」


現実を突きつけられて、妙に冷静になる。


ああ、そうか。俺、死んだのか。


過労死。


なんとも、情けない死に方だ。


「可哀想に...まだ若いのに」


女神は、本当に悲しそうな表情を浮かべた。


「あなたの人生、見させてもらったわ。真面目に働いて、誰かのために尽くして...でも、報われなかった」

「...まあ、そんなもんですよね」


俺は肩を竦める。


「でもね、レン」


女神は、俺の目をじっと見つめた。


「あなたには、もう一度、チャンスをあげたいの」

「...チャンス?」

「ええ。異世界に転生するチャンスよ」


その瞬間、俺の心臓が——いや、もう心臓はないのか——とにかく、胸が高鳴った。


「異世界...転生...!」

「そう。あなたが好きだった、あの小説みたいにね」


女神はイタズラっぽく笑う。


「本当に...いいんですか?」

「ええ。そして、特別にチート能力もあげるわ」

「チート能力!?」


思わず声が大きくなる。


女神は俺の反応を見て、楽しそうにクスクス笑った。


「あなた、素直で可愛いわね」

「い、いや、だって...!」


だって、これは俺の夢だったんだ。


異世界転生。チート能力。そして——


「ハーレムとか...作れますか?」

「ふふ、もちろんよ」


女神はウインクした。


「あなたなら、きっと素敵なハーレムを作れるわ」

「マジですか!?」

「ええ。だから、特別に——」


女神は両手を広げた。


「盛り盛りで、チート能力をあげちゃうわね♪」


その瞬間、俺の身体が光に包まれた。


暖かい光。それは、まるで母親に抱かれているような、優しい感覚だった。


そして、頭の中に、次々と"何か"が流れ込んでくる。


【万能魔法】

【ステータス無限成長】

【アイテムボックス】

【万能言語理解】

【鑑定眼】

【創造魔法】

【不死身の身体】

【カリスマ】


「これ...全部!?」

「ええ、全部よ」


女神は満足げに微笑む。


「さあ、行きなさい。新しい世界で、思いっきり楽しんできて」

「あ、ありがとうございます、女神様!」


俺は思わず頭を下げた。


女神は優しく微笑み、最後にこう言った。


「それと、レン」

「はい?」

「いっぱい幸せになりなさい♪」


女神がウインクする。


その瞬間、光が一層強くなり、俺の身体が浮き上がった。


「うわっ!?」


視界が、真っ白に染まる。


そして——




次に目を開けた時、俺は草原の上に寝転んでいた。


「...っ」


身体を起こす。


最初に目に入ったのは、青い空だった。


どこまでも澄んだ、美しい青空。そして、白い雲がゆっくりと流れている。


「ここが...異世界...」


周囲を見渡す。


一面の草原。遠くには森が見える。そして、さらに遠くには、街らしき城壁も見えた。


風が吹く。草の匂い。花の香り。鳥の鳴き声。


全てが、新鮮だった。


「マジで...異世界に来たんだ...」


実感が湧いてくる。


俺は、異世界に転生した。


「よっしゃああああ!!」


思わず叫んでいた。


嬉しい。嬉しすぎる。


前世の激務から解放された。そして、チート能力まで貰った。これから、自由な人生が待っている。


「異世界最高ー!!」


草原の真ん中で、俺は両手を広げて叫んだ。


周りに誰もいないから、恥ずかしくない。


しばらく、はしゃいだ後、ふと自分の身体を確認する。


「あれ...若返ってる?」


手を見る。シワがない。張りがある。


近くに水溜まりを見つけて、覗き込む。


水面に映る俺の顔——二十歳くらいだろうか。前世より明らかに若い。そして、黒髪に、深い青の瞳。


「...イケメンになってる!?」


思わず二度見する。


いや、前世も悪い顔じゃなかったけど、これは...かなりのイケメンだ。中性的な美形だが、男らしさもある。


「チート能力、恐るべし...」


そして、服装も変わっている。


前世のスーツではなく、異世界風の服。黒を基調としたシンプルな服だが、動きやすそうだ。


「さて...」


俺は立ち上がり、周囲を見渡す。


「とりあえず、街に行くか」


遠くに見える城壁。あそこが、この世界の街だろう。


歩き出そうとした、その時だった。


「ステータス、確認できるかな?」


そう呟いた瞬間、脳内にウィンドウが浮かび上がった。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ステータス】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

名前: レン・タカミ

年齢: 20歳(外見)

種族: 人間

レベル: 50

職業: 勇者

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【基本ステータス】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

HP: 9999/9999

MP: 9999/9999

力: 999

防御: 999

魔力: 999

敏捷: 999

運: 999

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【スキル】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・万能魔法 Lv.MAX

・ステータス無限成長 Lv.MAX

・アイテムボックス Lv.MAX

・万能言語理解 Lv.MAX

・鑑定眼 Lv.MAX

・創造魔法 Lv.MAX

・不死身の身体 Lv.MAX

・カリスマ Lv.MAX

・剣術 Lv.MAX

・体術 Lv.MAX

・料理 Lv.MAX

・その他多数...

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【称号】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・異世界転生者

・女神の寵愛を受けし者

・勇者

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「...は?」


思わず呆然とする。


全部カンスト。


いや、ステータスが999って、どういうことだ?


レベル50で、既にこれか。


「女神様、盛りすぎでは...?」


でも、文句はない。


むしろ、最高だ。


「よし、この力を試してみるか」


俺は森の方へ向かって歩き出した。




森に入ると、すぐに"それ"と遭遇した。


「...スライム?」


目の前にいるのは、青いゼリー状の生物。


ぷるぷると震えながら、俺の方へ近づいてくる。


大きさは、バスケットボールくらい。


可愛い...と思ったのも束の間、スライムが俺に向かって跳びかかってきた。


「おっと」


反射的に横に避ける。


身体が、信じられないくらい軽い。前世とは比べ物にならない。


スライムが地面に落ちて、再び俺を見上げる。


「...襲ってくるのか」


どうやら、敵意があるらしい。


「じゃあ、試しに魔法を使ってみるか」


俺は右手を前に突き出した。


「えっと...ファイアボール!」


詠唱する。


すると、次の瞬間——


右手の前に、巨大な火球が出現した。


「うおっ!?」


自分でも驚く。


火球は、直径一メートルはあろうかという大きさ。そして、凄まじい熱量。


「でかすぎだろ!?」


慌てて、スライムに向けて放つ。


火球は、スライムに直撃——


いや、直撃どころか、スライムを一瞬で蒸発させた。


さらに、その後ろにいた木も、一緒に燃え上がる。


「...おい」


俺は呆然と、燃える木を見つめた。


「強すぎない...?」


いや、分かってた。ステータスが999なんだから、強いに決まってる。


でも、ここまでとは。


「詠唱なしでも行けるかな?」


今度は、詠唱せずにイメージだけで魔法を発動してみる。


手のひらに、小さな火球が浮かぶ。


「お、できた」


これなら、コントロールしやすい。


俺は、その小さな火球を消して、歩き出した。


しばらく森を歩いていると、またスライムに遭遇した。


今度は三体。


「よし、今度は手加減して」


右手を前に。


「ファイア」


小さな火球を三つ、同時に生成。


それぞれ、スライムに向けて放つ。


火球はスライムに命中し、三体とも一瞬で倒れた。


「...やっぱり強い」


スライムが消えた後、小さな青い石が残った。


「これが...魔石?」


【鑑定眼】を使ってみる。


━━━━━━━━━━━━

【アイテム】

━━━━━━━━━━━━

名前: スライムの魔石

ランク: F

価値: 10ゴールド

説明: スライムの核。

魔力が込められている。

売却可能。

━━━━━━━━━━━━


「へえ、売れるのか」


俺は魔石を拾い上げる。


「アイテムボックス」


そう呟くと、魔石が光に包まれて消えた。


同時に、脳内に収納された表示が出る。


「便利すぎる...」


これなら、荷物を持ち歩く必要がない。


俺は、さらに森を進んだ。


そして、次々とスライムを倒していく。


気づけば、三十体以上は倒していた。


「さすがに飽きてきたな...」


そろそろ、街に向かうか。


森を抜けて、再び草原に出る。


遠くに見える城壁が、少し近づいた気がする。


「よし、行くか」


俺は、街に向かって歩き出した。




草原を歩きながら、俺は改めて思った。


異世界、最高だ。


前世の激務から解放され、チート能力を手に入れた。


そして、これから待っているのは——


「美女たちとのハーレムライフ...!」


思わずニヤけてしまう。


女神様が言っていた。


「いっぱい幸せになりなさい」と。


「ああ、絶対に幸せになってやる」


俺は、拳を握りしめた。


「異世界転生、最高だぜ!」


青空に向かって叫ぶ。


これから、どんな出会いが待っているのか。


どんな冒険が待っているのか。


そして、どんな美女たちと出会えるのか。


全てが、楽しみで仕方なかった。


「さあ、行くぞ!俺の異世界ハーレムライフ!」


俺は、城壁の見える街——リーフタウンに向かって、走り出した。

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