第3章 誘拐逃走車を追跡せよ!
誘拐事件が起きた、犯人は何処へ逃げ込んだのか。
「何、児童がまだ家に帰っていない。」
と、警官は言った。
「小学校を出てから、もう4時間。」
「誘拐かもしれんな。」
「とにかく、周辺を捜索だ。」
「はい。」
そう言って、警察署から覆面インプレッサG4とクラウンアスリートのパトカーと200クラウンのパトカーも出動した。
この事件で、機動捜査隊も出動した。
そこへ、指名手配犯が車で逃走していると無線が入った。
「至急、至急、愛知本部から各局。」
「こちら機捜201です、どうぞ。」
「現在、中村署管内で下校中に児童が車で連れ去られて行方不明になったとの事、なお、車はスバル WRX S4 STI Sport R 、色はオレンジ、ナンバーは名古屋330たの66-58。」
「了解、直ちに検索に当たる。」
と、青山と安藤は無線で捜索を行った。
現場へ到着すると、クラウンアスリートパトカーの警官は無線で連絡をしていた。
「愛知本部より、愛知中3号へ、愛知本部より、愛知中3号へ。」
「連れ去られた児童は車に乗って逃走中と思われます、犯人が乗った車はスバル WRX S4 STI Sport R で色はオレンジ、ナンバーはナンバーは名古屋330たの66-58、緊急手配。」
「愛知本部了解。」
と、無線は言った。
児童連れ去り事件は、南と後藤が乗る覆面スープラにも無線が入った。
「愛知中署管内で、行方不明の小学生を乗せた車が名古屋市内に向かって逃走中、直ちに追跡せよ。」
「こちら南、逃走車の特徴を願いたい。」
「逃走車は、スバル WRX S4 STI Sport R で色はオレンジ、ナンバーはナンバーは名古屋330たの66-58。」
「了解、直ちに追跡します。」
「智樹、誘拐事件だ。」
「よしっ、俺のスープラでWRXをぶっちぎってやるぜ。」
「おう、一丁やりますか。」
「ええ。」
南は、覆面70スープラにパトライトを載せて、赤ランプをつけてサイレンを鳴らした。
そこへ、1本の無線が入った。
「こちら機捜201から愛知本部へ、手配中の誘拐犯らしき逃走車を4丁目交差点で発見、現在追跡中。」
「愛知本部、了解。」
幹線道路へ入った覆面70スープラは、途中で機動捜査隊の覆面車トヨタ・カムリスポーツと合流してカーチェイスを行った。
「くそー、しつこい覆面だな。」
と、男は言った。
「よしっ、先に回り込めよ。」
「ОK、任しとけっ。」
そして、70スープラはスバル WRX S4 STI Sport R を回り込んで挟み撃ちした。
南と後藤はけん銃を取り出して、男を確保した。
「何なんですか、アンタは。」
「動くなっ、警察だ。」
「降りろっ。」
「その小学生は誘拐した。」
「うるせぇな、そんなガキは知らんな、ちなみにこのガキは囮、誘拐された小学生は別の車だよ、俺は頼まれて運転してくれって言われているから、俺は他の車の事は知らないからな。」
「じゃあ、誰に頼まれたんだ。」
「それは、知らんな。」
と、男は言った。
そして、誘拐犯は誰なのか?