第2章 大追跡!スポーツカー強盗団を追え!
次は何と、スポーツカーに乗った銀行強盗を追跡をするのだ。
そして、南と後藤は港地区にある、県警本部港分室へ戻った。
「ただ今、戻りました。」
「ご苦労様、南、後藤。」
「はい。」
「昨日は、大手柄だったな。」
「ええ、壮絶なカーチェイスでしたよ。」
と、後藤は言った。
「まさか、指名手配犯の清原を逮捕するとはね。」
「ええ。」
「最後は、交差点で追突した後に崖に落ちるとはね。」
と、南は後藤と猪谷室長に言った。
「ハハハ、凄いカーチェイスになったようね。」
そして、次の朝。
「じゃあ、行こうか。」
「おう。」
そういって、南と後藤は70スープラに乗り込んで名古屋市内を回ることにした。
10時15分、名古屋市内の銀行で強盗が押し入ってきた。
バキューン、バキューン。
バババババババッ
と、拳銃とマシンガンが打ちまくっていた。
そして、ガードマンは1人の男を確保したが、拳銃で撃たれて殺した。
「へへへ、ちょろいもんよ。」
「さぁ、逃げるぜ。」
男は、銀色のRZ34型系フェアレディZに乗り込んで逃走を始めた。
その頃、南は助手席でレッドブルとワンダモーニングショットを飲んでいた時に、無線が鳴り響いた。
「はい、南。」
「現在、中署管内で明和銀行名古屋中支店に対する強盗殺人事件発生、犯人は車で逃走し名古屋市内方面に向かって逃走中。」
「犯人の特徴は。」
「犯人の特徴は、3人組の男で1人は20台の男、もう1人は30台前後の男でもう1人は運転役と思われる。」
「その運転している男の人相は?。」
「運転している男は、40代の男性と思われる。」
「了解、直ちに追跡に行う。」
そこへ、後藤がやってきた。
「どうした、達。」
「智樹、強盗殺人だ、犯人はフェアレディで逃走しているって。」
「本当かよ、それじゃやりますか。」
「ええ。」
そう言って、南と後藤が乗った70スープラは走り出した。
「いっちょ、やったろうか。」
「おう。」
南と後藤は、拳銃を取り出して弾を確認して、ホルスターにしまった。
「俺たちは、ダンディー&。」
「ワイルド。」
「おっ、あれじゃねぇか。」
「よしっ、見つけた。」
「ビンゴだ。」
と、南は70スープラにパトライトを載せて、赤ランプを光らせてサイレンを鳴らした。
「いっちょ、やったれ智樹。」
「おう。」
そして、RZ34型系の強盗は。
「ん、何だ。」
「あっ、パトカーだ。」
「ふん、あんなスポーツカーの覆面に追いかけてくるとはな。」
そして、RZ34型系ゼットは70スープラにあおられてきた。
「おい、煽り運転とは卑怯だぞ。」
「ふん、何度でもいえっ。」
「よしっ、いっちょお見舞いしてやるかっ。」
強盗の仲間は、窓から拳銃を取り出した。
バキュン、バキューン。
そして、南は44マグナムを取り出して1発発砲したのだ。
ズゴーン
「ぐはっ。」
「おい、ちょっと、うわぁぁ。」
ゼットは交差点に入ったところでレガシィと衝突し、歩道に乗り上げて横断歩道として違法郊外振興禁止と駐車禁止の標識に追突した。
「きっ、くそっ。」
「野郎、やりやがったな。」
そして、南と後藤は44マグナムとダブルイーグルで発砲した。
「ぐはっ。」
「やたっ。」
「だから言っただろ、俺たちからは逃げられないって。」
「くそー。」
そして、ゼットを運転した男は。
「ちくしょー。」
そして、南と後藤は拳銃を構えた。
「おいっ、観念しなっ。」
「お前を逮捕する。」
と、南は言った。
次回は、いよいよ誘拐事件が起きる。