第1章 指名手配犯逃走!
覆面70スープラを使ったカーチェイスを書いてみました。
猛スピードで、幹線道路を疾走する青のアキュラ・インテグラが70スープラの覆面パトカーに追われていた。
「支給!、支給!、愛知202から愛知本部。」
「愛知本部です、どうぞ。」
「現在手配中の容疑者、清原義弘が警察官に職務質問しようとしたところ逃走し、車を奪って名古屋市内に逃走中。」
「愛知本部了解、逃走車の特徴を願いたい。」
「犯人は車で逃走、車はアキュラ・インテグラ、ナンバーは名古屋330、つの54-77、以上。」
「愛知本部了解、直ちに手配いたします。」
と、南は無線で報告した。
事の発端は、南と後藤がスープラに乗って密航していた時の事だった。
清原が警官に職質しようとしたが、警官の顔を見られた清原は突然逃走し、駐車場に止めてあった青のアキュラ・インテグラを奪って逃走した。
一方、南と後藤はコンビニで一休みをしていた、南は助手席でレットブルとワンダモーニングショットを飲んでいた時の事だった。そこへ、1本の無線が鳴り響いた。
「はい、愛知202。」
「中村署管内で、指名手配犯らしき男が警察官が職質しようとしたところ、駐車場に止めてあった車で逃走していると入電が発生しました。」
「それで、逃走中の容疑者と言うのは。」
「強盗致傷で手配中の清原義弘、35歳です。」
「了解、直ちに追跡します。」
「どうした、ダンディー。」
「智樹、奴を追うぞ。」
「オッケイ。」
そう言って、南と後藤が乗った70スープラは犯人を追う事にした。
「管内各移動へ、管内各移動へ、東地区及び中村地区方面に緊急配備、東地区及び中村地区方面に緊急配備。」
と、無線で連絡した。
中村署から警官と刑事が210系クラウンアスリートパトカーと覆面インプレッサG4に乗り込み、サイレンを鳴らして急行した。
その頃、南と後藤は。
「ん、今の車かな?。」
「あの車かな?。」
「ん、名古屋330、つの54-77、あの車だ、智樹追え!。」
「よしっ。」
そして、南はパトライトを70スープラに載せて、サイレン音を鳴らしてアシュラ・インテグラを追いかけた。
青のアキュラ・インテグラは猛スピードて国道を暴走した。
「そこのアキュラ・インテグラ、直ちに左に寄せて止まりなさい。」
「うるせぇ、捕まってたまるか!。」
そして、交差点で赤信号を無視して、突進した。
また、交差点に入るとインテグラはドリフトして左折したのだ。
「管内各移動へ、管内各移動へ、犯人は名古屋市内から犬山方面へ逃走中、急行せよ。」
と、無線で知らせた。
緊急走行していた210クラウンアスリートのパトカーはサイレンを鳴らして、追跡していた。
「了解、直ちに急行します。」
と、クラウンアスリートパトカーの警官は無線で言った。
「逃がすなよ、智樹。」
「おう。」
そして、南と後藤が乗った70スープラの覆面はインテグラと共に並んで走った。
「犯人は、名古屋市内から中村と名古屋駅前方面へ逃走中、各移動急行せよ。」
「了解。」
と、覆面パトカーのインプレッサG4に乗っていた刑事は無線で言った。
「了解、すぐに向かい確保します。」
そして、青インテグラは交差点に差し掛かった時の事だった。
「フン、ここに逃げ込めば捕まらないな。」
と、その時だった。
「えっ、パトカーがこっちに追い込んできたのか。、くそーっ。」
そこへ、クラウンアスリートパトカーと覆面スープラはインテグラを挟み撃ちしたが、インテグラは車両進入禁止の道路へ入った。
そこへ、覆面インプレッサG4がアキュラ・インテグラを確保したが、覆面スープラとインプレッサG4と共にカーチェイスが繰り広げた。
「ひっ、うわー。」
と、十字路に差し掛かった時にガードレールに衝突後にインテグラは崖に落ちてしまったのだ。
「知っ、くそっ、捕まってたまるか。」
「待てっ、清原。」
そして、清原は近くのごみ置き場で転んだ。
「動くなっ、清原。」
「観念しなっ。」
と、南と後藤はけん銃を取り出して、清原を逮捕した。
「清原義弘、お前を緊急逮捕する。」
南は清原に手錠をかけた。
「くっ、くく、くそーっ。」
「俺と南が逃げ切れると思ってるの。」
と、智樹は言った。
「ご苦労様です。」
「さぁ、行くんだ。」
「ご苦労さん。」
そして、清原は所轄の中村警察署へ連行した。
「智樹、やったな。」
「さすがだよ、ダンディー。」
「ああ。」
登場人物
南 達仁 愛知県警・捜査一課特捜班主任・警部補
所持拳銃 S&W М29 4in
後藤 智樹 愛知県警・捜査一課特捜班・巡査長
所持拳銃 コルト・ダブルイーグル