呪文の種類
俺は呪文の練習をしに近くの山にやってきた。周りを見渡して誰もいないことを確認する。
さて、どんな魔法が使えるのかな。俺はニーシュにもらった呪文の本を開いた。
[火属性]
・火玉 消費mp 10
対象物に火玉を投げつけ、燃やすことができる。
・炎 消費mp 50
半径500m範囲内の好きな所を燃やすことができる。火玉より威力大。
・爆炎 消費mp 100
半径10kmの範囲内の好きな所を燃やすことができる。炎より威力強大。
・火盾 消費mp 30
自分の前に火の盾を作り出し、木属性の攻撃、物理攻撃から自分の身を守る。
・火籠 消費mp 90
対象物を火で出来た空間に閉じ込める。
本の情報を頭に詰め込む。もっと呪文の種類はあったのだが、面倒くさいため使いそうなものだけを覚える。
[水属性]
・氷雨 消費mp 60
半径1kmの範囲内の好きな所に氷でできた棘の雨を降らせることができる。
・凍結 消費mp 80
対象物を凍らせることができる。
・水盾 消費mp30
自分の前に水の盾を作り出し、火属性の攻撃、物理的攻撃から自分の身を守る。
・水圧変化消費mp 20
水圧を変えることができる。
・水 消費mp 3
対象物に水をかけることができる。
対象物に水をかけることができるってショボくない?と思ったけどどこでも水が出せるのってうれしいかも。
[木属性]
・鋭利 消費mp20
植物の鋭い棘で対象物を刺す。
・癒しの緑 消費mp 40
対象者の生命力を回復できる。
・木盾 消費mp30
自分の前に木の盾を作り出し、水属性の攻撃、物理的攻撃から自分の身を守る。
・木縄 消費mp30
対象物を木の枝で拘束することができる。
・植物の加護 消費mp40
攻撃により受けるダメージを半減する。また、異常状態にかかりにくくなる。
木属性は回復系が多いな。助かる。
[創属性]
・創造 消費mp 作ろうとした魔法の威力×5000
作りたい魔法を想像すると、魔法を作れる。
創造最強じゃん!消費mp5000×魔法の威力っていうエグい数字だけど、俺はMP無限だから魔法作りまくれるし。
※ただし、特別能力のMP無限がある場合は、作ろうとした魔法の威力×1000の生命力を代償とする。
ああ、ちゃんとMP無限用の対策がされてあるのね。生命力ってなんだろう。
生命力 2000/2000
ステータスの時と同じように脳内に情報が流れ込んでくる。これが多分0になると死ぬんだろうな。
[聖・闇属性]
・聖なる盾 消費mp 30
闇攻撃を無効化する。火・水・木・聖属性、物理的攻撃によるダメージを和らげる。
・聖砲 消費mp 110
聖なる力を込めた玉を発射する。
対象物が魔物だった場合:対象物は1日行動不可能になる。また、弱性魔物(ゴブリン・スライムなどの魔力が100以下の魔物)だった場合消滅する事もある。
対象物が闇属性を持っていた場合:対象物が闇属性が30分間使えなくなる。
対象物が闇玉を受けていた場合:闇玉の効力は失われる。
それ以外:効果なし
・闇玉 消費mp 200
闇の力が込められた玉を発射する。
対象物が聖属性を持っていた場合:対象物が30分後に聖属性が10分間使えなくなる。
対象物が聖属性を持っていなかった場合:対象物が生命力かMPが尽きるか、聖砲を撃たれるかするまで、生命力とMPを吸われ続ける。なお、吸った生命力は自分に届く。
・闇域 消費mp120
直径1mの闇で自分を囲み、その範囲内に侵入してきた生き物を消滅させる。ただし、生き物でない場合には効果なし。
[状態属性]
・麻痺 消費mp90
対象物を5分間麻痺させる。植物の加護で防御していた場合は少し痺れをあたえる程度。
・睡眠 消費mp80
対象物を眠らせる。効果は5分。対象物が生物でない場合は無効。植物の加護で防御していた場合は少しだるくなる程度。
・五感喪失 消費mp100
対象物の五感を1分間喪失させる。植物の加護で防御していた場合は味覚・嗅覚・視覚がなくなる。
俺は呪文の本を閉じる。さて、魔法の練習をするかっ。