【エッセイ】また来たぁ―――。
以前、“ほんまもん”を誤字報告された件を愚痴らせていたのですが。
―――また、またですよ。
また方言に誤字報告されたとですよ。
しかもご丁寧に“これは方言です”というメッセージを添えて。
え?だから?
わざと方言使ってるんですけど。
自分は方言使っとらんのかいと言いたいのですよ。
イイじゃん方言使っても!それもジャパニーズの一部じゃんっ!!
方言女子かわいいじゃんっ!
方言男子もなんかキュンとくるじゃんっ!
いいじゃん方言使っても!!
そりゃぁ特定の方言話者以外や外国から来られたユーザーさんにとっては難しいものもあるかもしれませんが、ネットで調べたら大体意味わかるし、方言によってはマネされたら嫌~って人もいるけど、いいな~と思ってマネしてくれたらわては嬉しいです(''◇'')ゞ
まぁ、作者自身外国語の方言を研究しちゃったりしている変人ですから、その地域の人たちの方言のニュアンスを掴むことの難しさは人一倍わかっているつもりです。それでも方言知るのは楽しいですし、方言でしゃべると現地の人喜んでくれるしってことで、多彩な方言を楽しんでいただけたらなーと思ってます。
読者のみなさまの中には、わざわざ調べてくださって、この方言好き、方言ツッコミ好きと言ってくれて嬉しく思うこともありますし。
誤字報告をいただけることは嬉しいですし、大変助かっております。
方言をぺちっと直してくださるだけなら、いや、わてはこの方言使ってニュアンスを表現したいんやと、誤字報告してくださったことに感謝しつつもそっと下げさせていただいております。
でも、わざわざ“これは方言です”とか不要な文章を付け加えられたら、まるで方言を否定されているような気がするんですよね。
だから方言を標準語に直してやろうという読者のみなさまの優しさは嬉しいですし、この方言の意味教えてって言われるのはいいですし、方言大国な日本ですからいろんな人と話していればありふれたやり取りです。しかし“これは方言です”“それ方言ですよ”という余計な言葉を付け加えることで悪印象を持たれて破綻してしまう人間関係もあるのですよ。
リアルでの周りの方やご友人、ネットの向こうにいる人も感情を持った人間です。もっとご自身の人間関係を大切にしてくださいまし。