プロローグ
どうも紅 太陽と言います。
初投稿作品です。
初心者丸出し文章ですけど一生懸命頑張りますので、どうか暖かい目線で読んで頂けると光栄です。
――ここは……何処だろう?
見渡す限り一面真っ白の世界。
見えるのは足元のみ。しかし分かる。
――俺はこの場所を知ってる気がする。
だけど思い出せない。 思い出そうとすると何故か苦しくなるから。
――サァァ………
――風が吹いた。
すると一面真っ白だった世界は、靄が晴れたように光がその一面を照らし出す。
見渡す限り一面花園。そこには少年と少女が立って居た。
「僕はずっと君の側に居て、君が危険な時は必ず助けに行くよ。」
少年がそう言い笑うと、少女も笑い、
「じゃあ約束ね?」
そう言って互いに指切りをしている。
互いに幸せそうに見つめ会う二人。
いくら時が進もうと、
その約束は決して消えないと知っているかの様に。……
――ザワザワ……
急に風向きが変わった。もうすぐ嵐が来るのを風達が二人に知らせている。
しかし二人は気付かない。
「――約束よ?」
少女はもう一度言う。
互いに約束を確かめ合うため。
「約束よ?―――。」
少女が少年の名前を呼んだ時、
――ズサッ!!
少年の背中から、鮮血が飛んだ。
因みに更新は結構不定期です。ご了承を。